「切符(きっぷ)」 の由来
さすがに肩身の狭い思いをする。
流れに合わせてスムーズに通過できないと、田舎者であるという烙印を押されかねない。
私は未だにプリペイド型電子マネーというものを所持していない。
つまり券売機でその都度切符を購入しているのだ。
そういえばクレジットカードを作成するときに機能をつけるか?と聞かれた気がするがその時には意にも解さなかった。
いざないと、面倒くさいというより・・・恥ずかしい。
都内に行くたびに切符改札も減っている気がするのは気のせいだろうか。
もちろん半分くらいは定期券なのだろうが、確認する間もないほど皆さんあわただしくタッチ&ゴー!
いつかは持たなくてはならないのだろうけど、切符の文化が私はそれほど嫌いじゃない。
チャージという先払いをするような余裕もないし、クレジットから引かれると財布が痛まないからついつい使いすぎてしまう気もするから。
■「切符(きっぷ)」の由来
「切符(きっぷ)」は、「切り符(きりふ)」という語が変化した言葉なのだそう。
「切り符」というのは、平安時代から戦国時代にかけて存在した「納税すべき品目や分量などを記載するために用いる業務用の文書」のこと。
これが、戦国時代の頃になると、金銭と商品の引き換え証券、為替手形といったような意味合いを持つ存在へと変化する。
それが、より発音しやすくするため 「きっぷ」と、変化したのだ。
呼び名そのものは、室町時代にも見られたようだが多用されるようになったのは、おそらく明治維新以降。
同様に「切手」は「切符手形」の略。
どちらも、「引き換え証券」と考えると我々には理解しやすいだろう。
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