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「クロスバイク」 の由来
弛んでしまったお腹を何とかしたい今日この頃。
ただ走るというのも長続きしなそうだし、これからスポーツを始めるというのも中々勇気のいるもの。
そんなある日、友人が数十キロの道のりを自転車に乗ってやってきた。
それがちょっとだけ格好良く見えて、雑談交じりにリサーチを入れる。
彼はいわゆる、あのピチピチスタイルに派手なヘルメットの出で立ちで、少し笑ってしまいそうなのを堪えながら(普段の彼を知っているから笑えるだけですよ)その敷居が意外に低そうなのを知った。
自転車そのものも、最低限でよければ5万円程度からあるらしい。
初心者を脱するのに一日100キロの壁があるらしい。
何も最初から「あんな」格好をする必要もないらしい。
それなら…大丈夫そうかな。
「クロスバイク」の由来
ネットで値段と相談しながらいくつかの店を見て回る。
どうやらタイヤの太さで道が大きく分かれるようだ。
もちろん、パーツから選んで組み立てるなんてことは恐れ多くてできない。
ここで、よく聞くけれどそれが何を表すのかは知らなかった基本用語への疑問が出てきた。
それは”クロスバイク”
デザインも用途もこれがよさそうだが、どのようなものをクロスバイクと言うのかがいまいち分からない。
どうやら自転車の形態の一つらしく、オンロード・オフロード両方を走ることができるものを言うようだ。
路上でも路外でもそこそこの走行性能を持つといういわゆる便利屋さん。
クロスバイクは1980年代半ばに、マウンテンバイクの感覚を残しつつ舗装道路での快適性を向上させる目的で登場した。
当初はクロスオーバーバイク、略して「CAT」と呼ばれていたそうでこれがクロスバイクの名前の由来と考えられる。
その特徴は、オフロード用の自転車であるマウンテンバイクのフレームにオンロード用のロードバイク同様の700Cというタイヤサイズ、フラット型のハンドルバー。
英語圏では「ハイブリッドバイク」とか「トレッキングバイク」などと呼ばれているらしい。
”クロスバイク”という名称は主に日本で通じる呼び名なので要注意。
だが、日本でもその定義が無いことから「クロスバイク」の名称は必ずしも定着していないそうでトレッキングバイク、フィットネスバイク、スピードバイク、アーバンバイク、コンフォートクロスといったように、メーカーによって様々な呼び名があるのだそうだ。
その登場には日本の地形が関係しているらしい。
非力な者でも軽いギア比を使用出来る事で、峠道などの舗装された坂道の走行を楽に速く走れる。
長距離を走る場合に峠道などの山間部を走ることを余儀無くされる日本のような地形ではこれは大きな強み。
また、初心者が自転車の楽しさを体感することに最も適した車種と言われているのでまさに私に打ってつけのようだ。
さて買うものは決まったのであとはお値段との相談だね。
これなら安心して飛び込めそうである。
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