「蜜柑(みかん)」の由来

Photo By Richard Masoner / Cyclelicious

「蜜柑(みかん)」 の由来

パッションフルーツやゴーヤー、マンゴー等の南国で採れていた野菜や果物が、関東近辺でも採れるようになっているのを皆さんはご存知でしょうか?
それだけ温暖化しているということは説明の必要もないでしょう。

フルーツ

Photo By peddhapati

かといって、味がいいかは別問題ですよ。
どれもやはり現地で食べるから美味しい気もしますよね。
料理の仕方もそうだし、付け合わせにしても慣れている方々の食べ方は的を得ています。

お米が北海道で採れるようになっているのをご存じでしょうか?
もちろん昔から取れてはいたのでしょうが、味が年々よくなっていると言います。
あの広大な北海道の土地が稲作の「適地」となっているのです。
本土はたまったものではありませんね。

日本一のお米は新潟魚沼産というのは周知の事実でしょうが、今現在本当に魚沼が一番かと言うと私は少し疑問に思います。
もちろん温度だけでなく、環境や水質なども味を左右するもの。

同じ魚沼でも場所によって味が異なるのは当然のこと。
同じように「北限」が上がってきている食べ物が他にもあるようです。

こしひかり田圃

Photo By arty. arty

私が最近知ったのは「みかん」。
小さい頃、車で数十分ほどの場所のミカン園をよく訪れました。
何と言ってもおばあちゃんがそこのみかんが大好きでよく連れて行かれたものでした。

食べ放題にお土産が付いて数百円。それほど悪くない観光です。
ですが、当時の私はと言うと大の果物嫌い。
更にそこのみかんの酸っぱいことと言ったら…
みかんを見るだけで必ずその思い出がこみあげてきて自然に口の中に唾が出てくる始末。

先日ドライブの途中にたまたま近くを通った時のこと。
昔そのままの目印となる看板が懐かしくてハンドルを切りました。
すでに20年以上が経過しています。
もちろん大人になってある程度普通にみかんが食べられるようになった私。
懐かしい門をくぐっていざ食べ放題の舞台へ!!

あ あ あ あ … あまいじゃないですか!!

驚きました。スーパーで買うものと遜色がないのです。
12個を食べ、お土産を数袋買い店員さんに尋ねると、やはり最近甘みが増していると話題でお客が増加中とのこと。
みかんといえば、愛媛とか四国、もしくは熊本や宮崎の九州と言うのが定番だったはずですが、いづれは関東や東北でも全国に誇る山地が登場するかもしれませんね。

「蜜柑(みかん)」の由来

懐かしいそのミカン園の看板には「蜜柑」と書かれていました。
私は平仮名やカタカナが当然だと思っていたので、この当て字のような漢字の存在がいまいち腑に落ちません。

ところが、その漢字の方が「みかん」の由来に関係していたのです。

「みかん」は実は中国語なのだそう。原産も中国だったのです。
日本に伝わってきたのは室町時代のことだと言います。
それまでの柑橘類よりも甘かったため、密のように甘い「柑子 (かんじこうじ)」と言う意味で「蜜柑」の語が生まれたのでした。

当初は「ミッカン」と呼ばれていたようですが、「ッ」は略されてミカンとなりました。
蜜柑の仲間を「柑橘類」というように昔は橘の字も当てられていたという説もあるようです。

そのミカン園も、「蜜柑」という漢字が似合うほどに甘さを増していました。
ようやくスタートラインです…は言い過ぎかな。



著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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