Photo By H Hotta
「カルネ」 の由来
今日放映していた今年の話題ランキングを見ていて、関東に住んでいると関西圏の話題には疎くなるものだと思った。
ランキング第三位ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)
二位妖怪ウォッチ
一位アナと雪の女王
という結果を見ながら、ユニバーサルスタジオの意外性なんかを感じたり。
東西の流行ものというのは微妙に誤差があるので、毎年意見は分かれるもの。
由来メモでもなるべくそのギャップを埋め、全国に広め、いづれは宇宙征服を目論んでいきたいものである。
そんな前置きのもと、今日取り上げるのはカルネ。
これは東京での認知度ほぼ0%、京都での認知度90%の食べ物。
その正体とは??
「カルネ」の由来
京都といえば寺社仏閣に代表される和の文化のもと、食も和中心のイメージがある。
しかし現実は意外なもので、実は京都の人は消費量がほぼ毎年全国一位になるほどパンが大好きらしい。
そんなパン大好き京都人が愛する老舗ベーカリーが「SIZUYA(志津屋)」というお店。
この店の定番商品が一日3000個も売れるという「カルネ」とよばれる、ハムとオニオンスライスをフランスパンでサンドしている一品。
秘密のけんみんショーでも紹介された実力派とか。
SIZUYAは京都で20店舗以上を展開し、地元ではその名を知らない人はいないらしい。
この志津屋の「カルネ」の由来は、フランス語で地下鉄の回数券から。
回数券を毎日使うようにお店にも毎日足を運んで欲しいという意味が込められているようです。
調べてみると、カルネ(carnet)の原義はフランス語で「手帖」。
物品の一時輸入のための通関手帳に関する条約に基づき物品を他国に一時的に持ち込む際に一時輸入通関を簡易に行うための制度のこと。
またそのための通関手帳を言います。
自転車や地下鉄の市内均一回数券が有名なので、それがとられたのが京都のカルネのようですね。
実は私も旅の思い出として、パリの地下鉄のカルネを未だに持ち歩いています。
カルネと聞いて少し懐かしくて取り上げてみましたとさ。
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