「グンゼ」 の由来
女性の下着といえば!そう「グンゼ」ですね。
私は男性ですがこの名前は知っております。
少し前には男性用の登場がありましたが、いまいち浸透にはいたらなかったようですね。
確か、篠原涼子さんがCMしていた気がします。
今日は下着メーカーの会社名を調べてみます。
グンゼの由来
設立は明治29年で、その時から 郡是製糸(ぐんぜせいし)株式会社といったそうです。
現在の「グンゼ株式会社」という社名に変更したのは昭和42年のことだそうです。
では郡是は何処から来たのでしょうか。
創業者である波多野鶴吉さんは京都府何鹿郡(いかるが 現在は京都府綾部市)発展の礎となるべく、農家が養蚕した繭を買い受ける製糸会社として会社をスタートさせました。
郡是とは京都府何鹿郡の郡の是、「郡の方針」という意味なのだ、そうです。
余計な情報かもしれませんが、創業からの主力産業でもあった蚕糸業からは、1987年に生産終了ならびに完全撤退したそうです。
合成繊維、ナイロン、ポリエステル、プラスチックに押されたようです。
最近は本業よりも、不動産開発事業に力をいれているようで、複合型スポーツクラブや温泉なども手がけているそうです。
知りませんでした。しかし、郡の方針とはだいぶそれている感じがしないでもありません。
ワコール
創業者である塚本幸一さんの父の故郷、近江の通称”江州”にちなんで「江州に和す」という意味でつけられたそうです。
昭和27年に新しい商標を考える必要がありました。
その時、塚本さんは父親のつけた「和江」の名を永遠に「留める」という願いをこめて「和江留」という名前を思いつき、そのカタカナ表記が「ワコール」となったのでした。
英語やフランス語、もしくは「和を呼ぶ→和 コール」なんて考えましたが先に書かなくてよかったですね。
B.V.D
創業した3人の若者たち、Bradley、Voorhees、Dayの頭文字をとって「B.V.D.(R)」と名づけられたそうです。
こちらはニューヨークの会社。
女性の下着の歴史は昭和7年の日本橋白木屋百貨店火災なのは有名な話。
だから歴史は浅いわけですが、日本で始まった会社がどちらも日本語から社名をつけているのはなんだか誇らしいですね。
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