「野球」 の由来
お花見の時期に始まるものもありますね。
そうです。野球でございます。
正直、私はサッカー党なのですが、言葉の由来が気になったので詳しく調べてみましょう。
面白い事実もわかりましたよ。
野球といえば?と聞かれて思い浮かぶことは・・・
アメリカが発祥で欧米では流行らないからオリンピックから外された、ドラマを録画したとき延長戦が邪魔、日本では主におじさんに大人気、高校野球の汗などなど・・
私の知識はそんなものでしょうか。
誤解のないように書きますが、我が家には原辰徳のサイン色紙があります。
調べて早々に誤解に気づきました。
野球の起源は明らかになっていないそうです。
しかし有力な説としてあげられているのは、なんとイギリスの球技である「タウンボール」というものがアメリカに持ち込まれて変化を遂げ現在に至るというものです。
ええ、、イギリス発祥?
書物に英語の”Baseball”が表れ始めたのは18世紀。
やはりイギリスで、1744年に刊行された”A pretty little pocketbook”に「ベース・ボール」と題された記述があるそうです。
アメリカで”Baseball”という言葉が確認できる最も古い文書は、1791年にマサチューセッツ州ピッツフィールドで記された、町のグラウンドの利用に関する内規とされているようですよ。
現在野球の盛んな国といえば、
アメリカ合衆国、カナダ、キューバ・ドミニカ共和国・ベネズエラ・メキシコ・プエルトリコ・ニカラグア・パナマ・オランダ領アンティル、コロンビア、日本、韓国など。
そのなかでもアメリカ合衆国、パナマ、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、ニカラグア、台湾では野球は事実上の国技であるようです。
ヨーロッパで流行らないのはやはりサッカー人気のせいでありましょうか・・
アフリカで流行らないのは道具がたくさん必要だからでしょうか?事実はわかりません。
日本では、もっとも人気が高いスポーツなのは揺るぎようのない事実ですね。
1871年〔明治四年〕に米国人のホーレス・ウィルソンという人が、当時の東京大学で披露し、その後「打球おにごっこ」という名前で全国に広まったそうです。
この表現面白いですね。プロ野球中継の一日でもすべて野球を打球おにごっこに変換したら視聴率5%は上がりそうですね。
「ベースボール」を、初めて「野球」と日本語に訳したのは、第一高等中学校の野球部員、中馬庚(ちゅうまん かなえ)という人なのだそうです。
中馬が卒業するときに編纂された部史に「野球」が日本で初めて登場します。
同僚が「千本素振り」をやっている所に中馬がベースボールの翻訳を「Ball in the field-野球」とすることを言いに来たという逸話も残っているそうです。
ここで私に再び??が。
年末のスペシャルドラマ 坂の上の雲では正岡子規っていってなかった?
それは間違いだそうです。
1896年の新聞「日本」でのなかで子規は、「ベースボールいまだかつて訳語あらず」と書いているそうです。
子規は自らの幼名「升(のぼる)」にちなんで「野球(のぼーる)」とよんでいたようです。
つまり、「野球」という「表記」を最初に使用したのは子規であるが、「ベースボール」を「野球(やきゅう)」と最初に翻訳したのは中馬だそうです。
ややこしいな。
申し訳ないけどどちらでもいい感じ。
ただ俳人がスポーツに打ち込んでいたという事実はとても新鮮だから正岡子規のあの有名な横顔の写真と一緒に伝えていったほうがいい気がしました。
野球に関係のある句を二つ
「まり投げて見たき広場や春の草 」
「九つの人九つの場をしめてベースボールの始まらんとす 」
ちなみにポジションは捕手だったそうです。
(tm)
いぇい - 2022年7月12日, 11:54 AM
いぇい いぇい いぇい いぇい