心理

「みみっちい」 の由来

皆さんはこの言葉使いますか?「みみっちい」。 類義語を調べてみると「けち」に「せこい」に「みみっちい」。 その違いは? けちについては、金銭的に人に与えたがらないといったイメージ。 せこいは、物事を常に自分の有利になるようにもっていこうとする。 みみっちいは、何をするにしても基準となる単位を細かく考えること。 こんな感じでよろしいでしょうか? 私自身が用いるときには、けちは自分自身に対して(これは事実)せこいは相手が多い場合に多く(けちよりはゆるいかなと)、みみっちいは子供相手などに多く使っている気がします。 みみっちいと、せこいやけちとの決定的な違いはそれほど嫌味が交じらないことではないでしょうか。 ■「みみっちい」の由来 「細(ほそ)いミミズみたい」に「細(こま)かい」という意味から「みみっちい」の由来はきているよのことです。 「ミミズみたいにこまかい」→「みみずっちい」→「みみっちい... »

幸せの由来

「幸せ」 の由来

歴史小説を読んでいたら「仕合せ(しあわせ)」って言葉が記載されていました。 もしや・・・これが・・・ 「おててのしわとしわをあわせて、しあわせ。なぁ~むぅ~」どうやら今まで信じてきたこちらの由来は覆えりそうですね。 幸せの由来 やはり「幸せ」は「仕合せ」が由来なのだそうです。 その意味は「仕」=「する」という意味なので、 動作があうことが仕合せを意味するとのこと。 そこから「めぐり合わせ」が良いとか悪いといったことを意味するようになり、「仕合せが良い」「仕合せが悪い」といった使われ方となりました。 それが江戸時代頃から「仕合せがよい」ことの意味だけ残って「幸せ」となったと言います。 「幸」 の漢字については、「幸福」の意味になってからの当て字のようです。 「幸」 はもとは手かせを描いたものであり、「手かせ」や「刑罰」を意味していました。 それがやがて、手かせをはめられるような刑罰から免れた... »

しがらみの由来

「しがらみ(柵)」 の由来

私には好きになれない言葉がいくつかありますが、今日はその一つ。 「しがらみ」について。 我々は社会生活をおくる上で、たくさんの括りや環境に身をおいて生活しています。 例えばそれは会社であり、家庭であり、趣味のサークル、ご近所付き合いや学校の先輩後輩などのように自然と上下関係が出来る付き合いもあります。 確かにそういった中で、波風立てずに平穏に暮らしたいと思うのは全ての人の願いであり、希望でもあります。 しかし、それだけでは我々がよりよい社会を形成したり、充実した生活をおくることはできません。 人が集まればその数だけ意識というものが働き、その数だけエゴが存在します。 そういった中で、倫理に反することなく法を侵すことなく規律を守りどれだけ多くの人が理想と思える状況に導くかというのは大変難しい問題です。 一人一人が思っていることを言えれば、本来は正しき道に通じるはずです。 日本人とはそういった民... »

もてるの由来

「モテる」 の由来

なんであいつはモテるんだろう。 誰でも一度くらいは誰かに嫉妬したことありませんか? モテるの解釈は簡単なことで、異性から人気があること。 もてるは多くの場合、多数の異性から好かれることを指すのですが、「あんな美人にもてるなんてうらやましい」といったように特定の人から好かれる際に使われることもあります。 もてるの歴史は古く、江戸時代には既に使われていたとか。 また、昭和中期辺りから「モテる」というカタカナを併用した表記も使われ始めました。 今回私も悩みました。 それは「もてる」より、「モテる」のほうがなんとなくモテそうだからです。 また最近は「モテキ」という言葉も常用化されつつありますよね。 「モテキ」は、久保ミツロウさんによる日本の漫画作品で、それを原作としたテレビドラマと、2011年の映画により一気に脚光を浴びてそれと共にこの言葉も世の中に浸透していきました。いわゆる「モテ期」のことです... »

「寂しい・淋しい(さびしい)」 の由来

「寂しい・淋しい(さびしい)」 の由来

学生時代って考えたことそれほどなかったのですが、社会人になって、人に会う機会が少なくなると無性に「さびしい」という感情が芽生えてくるものです。 それでも一時的に実家に帰ったり、おぼんや正月と言った場合だと挨拶回り、同窓会といったオプションがあり「さびしい」を忘れてしまうものです。 前なら鬱陶しいと思えたことが、忙しいに鎌かけて自分にとって大切なことであったと再認識するのは自分が歳をとったせいなのかもしれません。 先はまだまだ長いとはいえ最近は一人暮らしのご老人の気持ちなども考えられるようになりました。 阪神大震災から17年を経過した神戸でも社会問題となっているそうで、震災時の助け合いが薄れ、最近は被災者の孤独死が増えていると聞きます。 非常に悲しいことですね。 社会との繋がりというものが活力となり、命を支えているというのは人間誰しも忘れたくないものです。 ごくたまにそのような一人暮らしのご... »

「心(こころ)」 の由来

心とは、人間の理性・感情・意志・知識などの働きの基になると考えられるもの。 気持ち・感情・精神など。 非常に理解しやすい表現ではないでしょうか。 他方では・・ 心(こころ)は非常に多義的・抽象的な概念である。 文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指す。 これもいい所をついている気がします。 今日は、今年一年の私自身の大きな研究テーマとなっている、「心 こころ」について。 人間の行動はすべて心によって決められていきます。 善行も悪行も「こころ」一つでどちらに転がるか分かりません。 最近の社会を見ていると悲しくなるときがあります。 ゴミを平気で捨てる人、自分の子供を平気で虐待する親、人殺しのニュースを殺し方まで教授してくれるテレビ、身障者でもないのに車椅子ステッカーを貼り一番近い駐車場に止める大型車、世の中ルールを守らない人ばかり... »

「真面目(まじめ)」 の由来

自分ではそうは思わないのですが、私の評価は比較的「まじめな人」とされることが多い。 酒は少々、たばこはなし、女も少々、ギャンブルはなし。 特に浪費はしないし、夜も飲み歩くなんて年に数回。 確かにまじめなのかな・・なんて思います。 あの兄弟って言葉は苦手です。 同じ女性と・・・で兄弟とか・・汗 そういった遊びを共有するって概念はさすがに持てませんね。 女関係の遊びだけで旅行に行くなんてことも考えられない。 一日に数万円をパチンコですったら数ヶ月立ち直れないだろうし、ラーメンだけ食べに遠くまで行くとか絶対無理。 口を利いてもらうのにお金を払ったり、出世したくて接待したり、媚売ったりそういうのもない。 考えてみれば昔から暴走族なんてものにはまったく興味が無かったしツッパリ映画よりは洋画のSFやファンタジー、アドベンチャーをみていた。 けんかなんてものはしたことが無かったし、なぜするのかも疑問。 ... »

「図々しい」 の由来

知り合いのお宅に出産祝いを持って言ったときその赤ちゃんが履いていた靴下がすごく気になった。 そこには英語で「zoo zoo sea」って伸び伸びに書いてあって直訳すると「動物園 動物園 海」でなんの関係もない両者な訳で更に動物園に至っては二回も呟いている。 家に帰るまでずっと考え込んでいたんだけどどうにも英語のおまじないかなんかじゃないかって結論に至った。 もちろん気になってしかたがなかったから、うまく話を繋げて「子供の靴下って小さくてかわいいね。どこで買ったの?」って聞いたら「ああ、これはもらい物だったかな。誰からだっけ。」って 入手先まで情報を仕入れることはできなかった。 そして急いで何とかこのネット環境のある場所までこれたので、 検索キーワードを入れる「zoo zoo sea」と。 緊張が走る。 神戸三ノ宮のオカマバーZOO ZOO SEA・・・これは違うな。 エキサイトブログ zo... »

「根性」 の由来

私はこの言葉があまり好きじゃありません。 それは若干熱すぎる気がするからなのか、自分にそんなものが見当たらないからなのか・・ それは分かりませんが、兎に角、あまり好きにはなれません。 今日は「根性」について。 漢字が浸透してますから、かなり想像も易しくなりますね。 「根っこにある性」 植物で考えれば根は、養分や水分を吸い上げ汚れ仕事を一手に引き受ける縁の下の力持ちと言えると思います。 それを人間に置き換えた場合当てはまるのでしょうか? 我々には口があります。そこから必要なものを取り入れるわけです。当たり前のことですね。 ということは、我々の根に当たる部分は? それは「心」なのかもしれません。 「根が腐る」と植物は枯れてしまいます。 人間も「心が腐る」と良心や倫理・道徳心が消え、モラルの低い人間ができあがってしまいます。 そう考える私は、どうしても「根性」という言葉が理解できないのです。 今... »

「せっかち 」 の由来

自分で自分が嫌になるときがあります。 やりたいこと、食べたいものがあると、居ても立ってもいられない。 他人がのんびりしているとせかしたり、それが列であったりすると段取りの悪い人に嫌悪感を抱いたり、十人十色、考えも色々、能力も色々仕方ないことです。 そんな私でも不愉快なのが、車のあおり行為。 本人にその気がないとしても、車の距離感によっては威嚇を感じたりします。 交通法規にも違反します。人命にも関わります。絶対にやめましょうね。 今日はそんなわけで「せっかち」。 せっかちとは? 落ち着きがなく、急ぐさま。思い立ったらすぐ実行しないと気が済まない性格。 ずばり当てはまる自分はコメントスルー。 漢字をしらべてみたら、由来もなにもないものが出てきました。 「急ぎ勝ち(せきがち)」なのだそうです。 つまり急ぐが勝ち? それは誤りだそうです。 「急き」は、焦ってイライラする意味の動詞「急く(せく)」か... »

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