「たんぽぽ(蒲公英)」 の由来
雑草魂って言葉があるけど、この花こそ、そのネーミングがふさわしい花はない気がする。
踏まれても踏まれてもへこたれない。
上へ上へと太陽に向かってまっすぐ伸びる。
そういえば綿毛が耳に入ると耳が聞こえなくなるって小さい頃大人たちに言われたけれど、あれってやっぱり迷信なのかな。
日本名では 「たんぽぽ」または「タンポポ」、漢字では「蒲公英」 と書くのだそう。
これに対して英語名 が「ダンデライオン」であるのはすごく意外なんだけど、dandelionはフランス語の「ダン・ド・リオン」(dent-de-lion)からきていてこれは「ライオンの歯」を意味するんだって。
タンポポの葉の縁の欠刻(ぎざぎざ)がライオンの歯に似ているってことらしい。
確かに言われてみれば納得な気がする。
ちなみにメジャーではないけど、仏語名は「ピッサリン」(pissenlit)だそうで、これはフランス語で「寝台に寝小便をする」と言う意味だとか。
これまた不思議なネーミングだけど、これは葉をゆでた湯が利尿剤になることからついたのだそうだ。今度飲んでみよう。
さて、本題の日本名「たんぽぽ」については諸説があるらしい。
有力なのは、たんぽぽの茎を鼓のような形に反り返らせる子供の遊びからきたというもの。
鼓を叩く音を形容した「タン・ポンポン」という擬音からきたという説。
実際江戸時代には「たんぽぽ」を「ツヅミグサ」と言っていたことも大きな後押しのよう。ただ、たんぽぽのどの部分が鼓に似ているのかについては諸説あるようで定説は無い。
他にも、「たんぽ」穂、が語源であるといった説や、「湯たんぽ」の「たんぽ」と同源ではないかといった説、タンポポの冠毛の形が昔日本にあった「たんぽ槍」に形が似ているところからではないかといった説など調べてみるとその諸説も非常に多岐に渡るようです。
さらに、中国での「たんぽぽ」に絡めて調べると現在は「婆婆丁」(ポポチンとかババチン)と呼ばれているそうですが、以前はこれが「丁婆婆(チンボボ)」だったそうで、この時に日本に入りチンボボがタンポポになったという説もあるそうですが、双方の使われていた時期に違いがあるようで、可能性は薄いようです。
しかし放送コードギリギリの呼び名ですね。
ちなみに今使われている漢字「蒲公英」は漢方からきています。
■もう一つの「たんぽぽ」の由来
こんなありきたりのコンビ名で、よく海千山千の芸能界で生き残ったものだと思ったらパットでの二人だったようです。
2010年の「めちゃ×2イケてるッ!」新メンバーオーディションで合格し、新メンバーとなることで名前が広まったというお二人のコンビ名は「たんぽぽ」。
確かこの企画は岡村さんが休養していた間におこなわれたもので、他にも素人や素人まがいの、とても芸人とはいえない人が合格していたのを思い出しました。
ボケ担当の川村エミコさんとツッコミ担当の白鳥久美子さんの二人なんだけど、白鳥さんは無駄に苗字が綺麗で、川村さんは同姓同名のAV女優がいるとのことで名前をカタカナに、そしてそれも伴ってなのか??ネット上では無駄に巨乳と騒がれているようです。
正直私は何がいいのかわからないのですが、その芸名がありきたりとも言える「たんぽぽ」であることがひじょ~に気になる。由来を調べてみると、根っこが長くて、摘んでも摘んでも生えてくるという雑草根性に惹かれて2人で命名したとか。
んん・・・なんともいえない普通ぶり。
でも無駄に巨乳でもHカップなのと、白鳥さんの顔のインパクトを考えたらとりあえず「がんばってください」と書いておき、何度も這い上がってくる「たんぽぽ」をこれからは楽しみたいと思う。
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