Archives 2010年7月2日 – 由来メモ

「玄関」 の由来

玄関毎日必ず通る場所。「玄関」漢字を見る限り、江戸時代など境に存在した「関所」を私は想像します。じゃあ「玄」は?黒い色、天、老荘思想の根本概念、奥深くて微妙なこと、陰暦の九月、遊里での医者のことなど。どれも当てはまりません。単純な言葉の合わせではないようです。その語源を調べてみましょう。 語源 由来玄関とは、建物の主要な出入り口のこと。もとは中国の「老子」のなかの「玄の又玄なる衆の妙なる門」からの言葉で、日本へは鎌倉時代に禅宗でもちいられたそうです。「玄」は奥が深い悟りの境地の意味。「関」は入り口のこと。これを二つ合わせて「玄妙な道に入る関門」。奥深い仏の道への入り口を意味するようです。なんだかたかが玄関がものすごく奥深く感じてしまったのは私だけでしょうか?はじめはやはり寺の門などのことのみ差していたようで、住居の入り口にまで用いるようになったのは、江戸時代からのようです。やはりそこには徳... »

「ため口」 の由来

ため口 若者は恐れを知らない。相手がどんなに年上でも、どんな役職の方お偉いさんでも友達感覚で話す。時にそれは羨ましくもあり、それを許す相手の寛大さを認めてみたり、自分はその辺厳しいほうなのでそんな感想を持ちます。今日は「ため口」。 子供、幼児なんかはどうなのでしょうか。もちろんスタートは、タメ口でしょう。それをいつまでも続けていくわけにはいかないわけで、成長と共に尊敬語、謙譲語なんてものを学ばなければならない。今時、学級崩壊、モンスターペアレンツのご時勢で、最初に尊敬「すべき」先生にはどうなのでしょうね。先生側の話を聞けば「今」は友達先生が受けがいいとか。メルアドを交換して深夜でも不安のメールを受け取れば数分以内に返信してあげる。そこはもちろん・・ため口なのでしょうかね。今度聞いてみましょう。 語源 由来「ため」という言葉からだと、やはり「同じ」と意味ではないかと憶測が生まれるわけですがど... »