Archives 2010年7月21日 – 由来メモ

「七夕」 の由来

7/7。この7が二つ並ぶことの幸福感。年に一度だけ男女が巡り合えるロマン。ちょうど梅雨時でその年に一度の日にですらなかなか出会えない神秘性。「節句」の回でも取り上げた「七夕」が今日のテーマです。「たなばた」「七夕」漢字の七は理解できますがなぜ「タ」なのか。「たなばた」の言葉自体にも意味はあるのか。そのあたりを調べてみましょう。 七夕は「しちせき」「たなばた」と読むそうで、日本の他にも台湾、中国、韓国、ベトナムなどでも節供、節日の一つになっているそうです。元々は中国の行事であったようで、日本へは奈良時代に伝わったそうですよ。それがそのまま日本に定着したのではなさそうで、日本にも同様の物語「棚機津女(たなばたつめ)」というものがあったそうです。この「棚機津女」の物語は?というと棚織津女が機屋(はたや)にこもって、村の災害を取り除いてもらう為、神様の一夜妻になるという話なのだそうです。なんだか鶴... »

「くるぶし」 の由来

くるぶしとは・・ 足首の間接部分の内側、外側、両側にある突き出した骨のことです。漢字では「踝」と書くそうです。 見たことのない漢字ですね。 他にも難しいものを見つけました。 きびす 踵 かかとのこと ふくらはぎ 脹脛 脛の後方のふくらんだ部分 すね 脛 ひざからくるぶしまで などなど。 語源 由来 古くは「つぶふし」と言ったそうです。「つぶ」はそのまんま粒、「ふし」は節の意味。「くるぶし」に変化したのは室町時代ころからのようです。 江戸時代には「くろぶし」とか「くろぼし」とも言ったとか。なんだか「つぶふし」意外は語呂がよければ何でも良いといった感じですね。 しかしその「粒」に待ったがかかったようです。けっこう大きいし粒ではないだろうと。 それから「つぶ」が「くる」に変わったそうです。「くる」もおかしくないですかね。なんだか納得いきませんが。 「くる」は物が軽やかに回る「くるくる」や「くるま... »