Archives 2012年3月28日 – 由来メモ

「粗相(そそう)」 の由来

不注意や軽率さから誤りや不適切なふるまいをすることを「粗相(そそう)」と言います。 詳しく調べてみると、更に「大便や小便をもらすこと」という訳もありました。 更に更に粗末なこと。粗略なこと。軽薄であること。また、そのようなさま。 この言葉には「子供や犬などペットの失態」といった意味が現代では強いような気がするのは私だけでしょうか? その「そそう」という発音の緩さから「大便や小便の失敗」だけにスポットが当たり一人歩きしているのかもしれません。 漢字で書くと「粗相」となります。 少し印象が違ってきませんか? 我々にあまり意識の薄い粗末や粗略といった意味がもしかしたら本来のものなのかもしれませんね。 漢字一つで言葉の印象がだいぶ違ってくるものですね。 ■「粗相」の由来 「そそう」という言葉は、仏教に関連することから生まれた言葉と言われています。 「粗相」は「麁相(そそう そさう)」を語源とすると... »