「アナゴ(穴子・海鰻)」 の由来
衝撃でした。 小学校の時のお話。 当時流行りだした回転寿司に、母と自分の同級生の三人で訪れたんです。 確かあれは市民プールへ行った帰りでした。 いつも行くお店より、友人が勧める店へ行ってみようということになり、五差路の入りづらいその店を訪れました。 私はというと食も細く、食欲というものもほとんど無かったのでいつものように子供染みた、たまごやまぐろを適当に頬張っていました。 伸長こそ20センチほどの違いでしたが、体重は私の倍近くあろう友人は、次々に(遠慮なく)皿を積み上げていきます。 その中でも、彼が三皿に一皿ほど口に運ぶのが「穴子」でした。 食に興味の無い私はというと、当然その存在すらも知らずにいた 奇妙なお魚「アナゴ」。 彼はどんどん口の中に放り込んでいきます。 「それってそんなに美味しいの?」 「何馬鹿なこと言ってんだよ。食ってみろよ。」 もちろん無理に親に促されても食べなかったことで... »
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