Archives 4月 2012 – 由来メモ

「素晴らしい」 の由来

「素晴らしい!」 パチパチパチパチパチパチパチパチ 本人は演じきってるつもりでも、周りはそれを見抜いているというケースはこの世の中にたくさん存在しています。 甥っ子が通っていた保育園の園長先生がそうでした。 満面の笑みのつもりで、最高の褒め言葉のつもりで、全身のアクションで表現しようと必死な光景が逆に失笑を誘っているのです。 親御さんはというと「目が笑ってないよね。」「心がこもってない。」「お金にはうるさいし。」 聞くに堪えない言葉の数々ですが、実際にその先生を見てみると仕方が無いのかなと思いつつ、気を抜いた瞬間の光る眼光の鋭さがそういった評価を更に肯定させてしまうのです。 「素晴らしい」 こんな褒め言葉を連発しても嫌味にならないのはテニスの松岡修造さんくらいではないでしょうか。(あれはあれで暑苦しい?) せめてもっと言葉を選んではどうでしょうね。 最高の褒め言葉かもしれませんが、連発する... »

「普段(ふだん)」 の由来

「不断の決意で~」 最近のテレビってやつは必要以上に字幕ってものをつけてくれる。 そのお陰で若干漢字に詳しくなったり、反射神経を養えたりするわけだが、そこにばかり注目してしまうことで耳が疎かになったり、言い回しの違いに戸惑っているうちに先に進んでしまったりそして、時に悩まされることもある。 例えば今日のこの「不断」。 読み方はもちろん「ふだん」である。 文章から察してもその意味は「絶え間なく」といった解釈を私はした。 更に調べてみると、いつまでも続くこと。また、そのさまとあった。 決断力がない・こと(さま)ともあったが、こちらは「優柔不断」のことであろう。 そこではっとさせられたのだが、「普段」と変わらないではないか。 読み方も一緒であるし。 ■「ふだん」の由来 「普段・ふだん」 = いつもその状態であること。日常や日頃のこと。 普通の段と書くこの漢字は実は当て字だというのだ。 本来は先ほ... »

「ぐでんぐでん」 の由来

春ってなんて素晴らしいのでしょう! 冬の寒さから開放され、街を行く人々の服装もピンクやエメラルドグリーンといった鮮やかな色に変わり、心も体も開放感に満ちております。 四月になると新生活への初々しさ漂う新入生、新社会人が町に溢れそんな新しき仲間を迎えいれるためにお花見やコンパといった飲む機会が自然と増えてきます。 私も大学入学したときが最盛期でありました。 上級生に誘われて週末ごとに飲みに連れて行かれ、目の前で急性アルコール中毒で運ばれるといった光景も目にしました。 もちろん私は二十歳になってから飲酒を覚えたわけですが、飲んで吐くというものがいかに見苦しく、気持ちが悪いかといったこともそういった限界を知る飲み会で勉強させていただきました。 先日久々にそういった同年代の会合に誘われたのですが、一次会を終えると二次会へ、更にその席で四次会まであると聞かされたときにはさすがに驚きをかくせませんでし... »

「瓦」 の由来

東日本では未だに品薄状態が続いております。 3・11の震災がその原因です。 今日は瓦について。 関東では未だ、ぐし瓦(屋根の棟の部分を覆う瓦)にブルーシートがかかった家をたくさん見かけます。 この「ぐし瓦」って言葉も本来は専門用語なのだろうけど、最近ではその使用頻度が高すぎるためか、私の周りでも「ぐし瓦」ではなく単に 「ぐし」 と略して使うことが多くて「うちも 『ぐし』 が落ちちゃってさぁ」なんて、当たり前のように聞くことが出来ます。(それだけ落ちてる家が多い) 商売の上手な人はどこにもいて、地元の瓦屋さんで間に合わないと見るや車のナンバーだけ見ても関西から四国、遠くは筑豊だから・・九州?と、随分と遠くから被災地支援なのか商売なのかわからないけど職人が押し寄せて来ているようである。 いろいろな人の話を聞いてみると、瓦が用いられているのは主に関東よりだけで、東北に行けば行くほど雪の影響なのか... »

サザンオールスターズの由来

「サザンオールスターズ」 の由来

皆さんはロックフェスに行った事はありますか? 私は「音楽が無いと生きていけない」なんて事はありませんが、いくつかの贔屓(ひいき)バンドがありまして、そのバンドを追っかけるうちにいつしかフェスに迷い込んでしまいました。 フェスではいくつかのステージが存在し、それぞれのステージに数十分から一時間程度の持ち時間で様々なバンドが登場します。 開催日も数日に及ぶこともあり、ある意味では音楽の祭典であり、また、若手バンドにとっては一種の登竜門ともいえることでしょう。 訪れる者にとっても、普段聴きなれない音楽に触れる機会ともなり、そのことは演者にとっては自分達の音楽をより広く知ってもらえるチャンスとなります。 そういった相乗効果が生み出されるのも大きな特徴といえることでしょう。 その多くが夏に開かれることが多く、キャンプを張っての観戦や森林浴を兼ねたもの、海の近くなら海水浴などもおすすめです。 いまでは... »

落雁の由来

「落雁(らくがん)」 の由来

なんであんなに不味い物をわざわざお金を出してまで買ってくるのだろうか。 先日も袋にいっぱい渡されてどんな顔をしていいのか困りました。 そのお品は…”落雁” ご年配のみなさんは美味しいと思っているのでしょうが、若い世代には不人気であるのは言うまでもありません。(そんなことはないのでしょうか?少なくても私の周りは不人気です。) 正直、私は不味くて全く食べられないので、そのままほったらかしにして仕方なく最後には捨てるといった流れが常であります。 「落雁(らくがん)」の由来 落雁(らくがん)は米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して乾燥させた干菓子であります。 「干菓子」の中の「打菓子」、さらに「落雁類」に分類されるお菓子です。 「落雁(らくがん)」という名前の由来はいくつかあるそうですが、有力なものとして中国の唐菓子である軟落甘(なんらくかん)の「軟」がなまったことで欠落... »

「三春町(みはるまち)」 の由来

今年の冬はどうしてしまったのだろうか? 記録的な寒い冬を向かえ日本列島は完全に冷え切ってしまいました。 その影響が後になって表れ、三月になると面白い現象がみられました。 梅が咲かないのです! 梅祭りは次々に延期となり、催し物を考えていた各種団体は頭を抱えてしまいました。 その遅れは場所によっては一月近くとなり、とうとう桜と重なる場所もみられました。 こんなことを言う人がいました。 福島県の中央に位置する三春町は国の天然記念物で日本三大巨桜である「三春滝桜」が有名だけど、その由来は春になると梅、桜、桃が一斉に咲くことからきているのだと。 昔スノーボードをやっていた頃、不思議に感じたことがありました。 裏磐梯は日陰なので、遅いときにはゴールデンウィークまでゲレンデがオープンしています。 シーズンの終わりを惜しむように関東各地からボーダーが集まってくるのです。 我々も数年間そのお別れ会を楽しむた... »

「ウルフルズ(ulfuls)」 の由来

「ガッツだぜ!! 」あのエネルギーとインパクト それに加えてたくさんのエピソード、これほど話題になった曲もそうはないでしょう。 今日はウルフルズについて。 トータス松本さんが小室哲哉さんに「もっとディスコっぽいのやれば?」とのアドバイスを受けてtrfの「Overnight Sensation」を聴いていました。 そしてディスコサウンドを想像し作曲したのが、なんと「ガッツだぜ!! 」 サビの「ガッツだぜ」は、KC&ザ・サンシャイン・バンド(KC and the Sunshine Band)の「That’s the Way (I Like It)」のサビの部分を聴いて、何となく「ガッツだぜ」と思いついたからテープに録音したのだとトータス松本さんは語っているのだそうです。 更に歌詞の中には「金田一少年の事件簿」をパロディとした部分があるといいます。 どれだけいい加減な曲なの... »

「サルエルパンツ」 の由来

ファッションには昔から興味がありましたが、年齢と共に年々その興味は薄れてきます。 若かりし日の自分の格好を今みたら、その時の周りの反応と同じように冷ややかな目で見るかもしれません。 よくもそんな頭の色にできたもんだ。 そんなブリブリのコートどこで売ってたんだ? その靴は大きすぎるんじゃないか? 若者の文化とは常人に理解できない場所を見つけては進む傾向があるので、それはたぶん「大人になりたくない」ピーターパンの生き方にも似ているのではないかと今だからおもったりもできます。 誰でも通る道であり通らなければならない道でもあり、その時をのがすと後では絶対できないし、きっと後悔することでしょう。 だから私は、理解出来ない若者の格好をみてもあえてエールを送りたいと思います。 ■「サルエルパンツ」って 全く理解できないものの一つがサルエルパンツですね。 最近まで実はサムエルパンツだと思っていました。 き... »

「スピッツ(Spitz)」 の由来

見た目やスタイル、キャラクターの不釣合いというものはどこにでも誰にでもあるものです。 自分がなりたいもの、目指しているもの、憧れている人と、実際自分が持っている能力や個性、特技といったものがリンクするといったケースは逆に稀なのではないでしょうか。 由来を調べて今回そのことを痛烈に感じました。 皆さんご存知「スピッツ」というバンドがあります。 進学のために上京した4人が集まり1987年に結成されたバンドで、メンバーは福岡県福岡市出身のボーカル草野マサムネ(くさの まさむね)さん、エレクトリックギター担当で静岡県藤枝市出身の三輪テツヤ(みわ てつや)さんベース担当で静岡県藤枝市出身の田村明浩(たむら あきひろ)さんドラムスで栃木県佐野市の崎山龍男(さきやま たつお)の四人。 都内のライブハウスを中心に活動し、1991年にポリドールよりメジャーデビュー。 しかし、そのデビューまでの流れは必ずしも... »

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