「ベニヤ板」 の由来
「昔はベニヤ板なんか家には使わなかったんだけどな。」 昔ながらで物事を考える人はそう思うのだろう。 最近、大手のハウジングメーカーが建てる家の前を通ったとき、助手席にいた私と倍ほど歳の離れた先輩が、誰に告げるでもなく呟いた。 確かにベニヤ板ってのは応急処置ってイメージが私にもあったからあんな材料で家を建てられてても今の人は分からないし、気にもならないのかなって私も心の中で呟いた。 ただ話の中で、合板とかコンパネって言葉も出てきて、その違いや括りが私には分からないから調べてみた。 合板(ごうはん)とは薄く切った単板を、繊維方向を90°、互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのこと。 そのような加工法なので、厚さやサイズが豊富。 また、あらゆる方向からの力に対して高い抵抗力を発揮するらしい。 重ねて貼り付けた材料のほうが、一本の木より強度が高いということらしいけどそれも高精度を誇る接着剤があっ... »
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