食品

「たまご(卵/玉子)」 の由来

「たまご(卵/玉子)」 の由来

「卵」と「玉子」の違いは何ですか?と聞かれたら、私だったら「卵」は加工前で「玉子(厚焼きとか)」は加工後と答えるだろう。 どちらも読みは「たまご」であるが、二つにはそれぞれのイメージという物がある気がする。 一般的に「卵」と「玉子」では「卵」のほうが圧倒的に用途が広いようである。 ちなみに、新聞ではどんな場合でも「玉子」ではなく「卵」であるらしい。 出版社によっては鶏卵に限っては「玉子」と書いても構わない、という考え方もあるらしいが根拠については不明。 さて、先ほどの私の意見を検証すると、料理の世界で調理後のものを「玉子」と書くことがあるのは、そのほうが料理した食品の印象が与えられるという理由からと思われる。 しかしどれもいまいち曖昧で不明確。 そんな時には・・・由来を調べる、これ鉄則。 「たまご」 の由来 やはり形が球状であることから「玉の子」で、「たまご」と呼ばれるようになったようであ... »

「日清食品」 の由来

「日清食品」 の由来

カップラーメンと言えばやはり日清食品ではないでしょうか。 一部で中国との戦争(日清戦争)を彷彿させるという意見もあるようですが、この社名にはそういったことはまったく関係がありません。 創業者である安藤百福さんの「日々清らかに豊かな味をつくる」という願いから生まれたもの。 ここで代表作の由来を調べてみましょう。 ■日清のどん兵衛 「どん」は「うどん」の「どん」であり、関西弁の「どんくさい」の「どん」から。 ほのぼのとしたあたたかさと、筋を曲げない頑固さ、正直さを表現したネーミングとのこと。 ■日清焼そばU.F.O. Uは「うまい」、Fは「太い」、Oは「大きい」の頭文字から。 すごく意外ですが未確認飛行物体はなんの関係もないようです。 ■日清ラ王 「ラーメンの王様」からラ王とネーミング。 ■日清のごんぶと コシが強くて太いめんを日清食品は「強太=ごんぶと」と表現していることから。 すべてに一筋... »

「木曽路(きそじ)」の由来

「木曽路(きそじ)」 の由来

なんでこうも食の偽装が多いのでしょうね。 先日そんな話を飲食店に勤める友人としていたら、軽く「そんなの氷山の一角だよ」との返事がきました。 詳しく聞くと、出るは出るは・・・ もちろん憶測交じりの話なので詳しくは書けませんが、あの大手も!?あの有名飲料メーカーも!?なんて感じで・・・ 帰りはファミレスもファストフードも惣菜も、どこの店でも食事をとる気になれず帰宅しました。 聞かなければよかったかな・・・ 「木曽路(きそじ)」の由来 さて新たな偽装が発覚したのはしゃぶしゃぶ・日本料理店「木曽路」。 タイミングよく飛び込んだという理由だけで、偽装話の犠牲になっていただき大変恐縮ですが… 木曽路は一部店舗のメニューで松阪牛や佐賀牛と偽り、別の安価な国産和牛を提供していたというのが今回の偽装。 偽装とはいえ、グレードダウンということなので安全面では問題はなさそう。 とはいえ、偽装は偽装!と少し厳しく... »

「落花生」 の由来

「落花生」 の由来

私は好んで食べることがありません。 理由は乾燥した食べ物が苦手だから。 親が嬉しそうに殻をとって丁寧に剥いて口に放り込む姿を見ながら育ったので、高級でなかなか食べられないものだから食べなきゃ損。 そう思いながら無理して食してきたのですがどうにも好きになれない。 「あまり食べすぎると鼻血が出るよ。」 何度も何度も言われてきたけど、その意味するところは栄養が高いからそうなるという教えよりも、子供のくせにあまり食べるなよといった嫌味の方が強く感じたのは我が家だけだろうか。 今日はエピソード満載な落花生の由来。 「落花生(ラッカセイ)」の由来 私は今の今まで大きな勘違いをしていたようです。 落花生という漢字を見て、落ちるという漢字から実は地上になる物だと思っていました。 ところが、調べてみると地中で実を作ることから落花生の名前が付けられたというのです。 落花生はもともとが漢名。落ちるのは花の方。 ... »

日清食品の由来

日清食品の会社の由来

「日々清らかに豊かな味をつくる」 なるほど、というか当たり前といえば当たり前なのか・・・でも宣言するのは大したものだ。 賛否は分かれる所かもしれませんが、(そんなことはないか)創業者である安藤百福さんの願いから生まれたものだそうですが、由来よりもどちらかといえば「あんどう ももふく」という個性的なお名前の方が気になったりして・・・ 「安藤百福(あんどうももふく)」さんとは? 安藤さんはどうやら台湾の方のようで、実業家であり発明家。 世界で初めて商業的に成功したインスタントラーメンである「チキンラーメン」や世界初のカップ麺「カップヌードル」を開発した人。 この二つが同じ人の手から生み出されたという事実を恥ずかしながら知りませんでした。 そのカップヌードルの誕生にも興味深い話がある。 安藤さんがカップヌードルを思いついたのは海外での体験から。 アメリカのスーパーマーケットを視察したときにチキン... »

かやくの由来

「かやく」 の由来

インスタントラーメンは、蓋を開け、具をのせて、お湯をかけ、○分待ったら出来上がり。 ところで、カップラーメン。その具にはやたら物騒な三文字が記載されていますよね。 それは「か・や・く」。 まさか火薬??? 「かやく」 の由来 この「かやく」とは、漢字で表記すると「加薬」または「加役」となるのだそう。 加える薬、加える役、なるほど少し安心しました。 なぜこのような呼び方をするかというと、それは漢方薬からきていると言われています。 主薬の効果を増す為に加えた補助薬がそれ。 これが室町時代頃に味付け物や具のこと言うのに転用され、それがカップ麺にも用いられたのです。 さんしょう、ごま、しょうが、からし、ねぎなどを薬味と呼ぶのも同様の理由から。 カップ麺の本来の味を引き立てる効果があるので加薬というわけ。 ちなみに関東のいわゆる「五目うどん」も、関西では具の多いうどんということで「かやくうどん」と呼... »