「日清食品」 の由来
カップラーメンと言えばやはり日清食品ではないでしょうか。
一部で中国との戦争(日清戦争)を彷彿させるという意見もあるようですが、この社名にはそういったことはまったく関係がありません。
創業者である安藤百福さんの「日々清らかに豊かな味をつくる」という願いから生まれたもの。
ここで代表作の由来を調べてみましょう。
■日清のどん兵衛
「どん」は「うどん」の「どん」であり、関西弁の「どんくさい」の「どん」から。
ほのぼのとしたあたたかさと、筋を曲げない頑固さ、正直さを表現したネーミングとのこと。
■日清焼そばU.F.O.
Uは「うまい」、Fは「太い」、Oは「大きい」の頭文字から。
すごく意外ですが未確認飛行物体はなんの関係もないようです。
■日清ラ王
「ラーメンの王様」からラ王とネーミング。
■日清のごんぶと
コシが強くて太いめんを日清食品は「強太=ごんぶと」と表現していることから。
すべてに一筋縄ではいかない捻ったネーミングがあるのは素晴らしいですね。
先日、ファミレスで食事を済ませるとレジに数人の人が並んでいました。
一番前の男性が領収書の発行を女性店員に促し時間がかかっている様子。
会社の名前は「日清オイリオ」。
その特徴的な名前、聞きなれた人なら想像に易しいが、その存在を知らない人だと一瞬頭の中に「?」が浮かぶのはなんとなく理解できるのではなかろうか。
店員は「日清」の漢字が頭に浮かばずに「カタカナ」でもよろしいでしょうか?
と聞き直すが、客の方はそんな簡単な漢字もわからないのかと不機嫌な様子。
「日本の日に、清らかな・・・」と早口で説明を入れるとなんとか店員も理解する。
ホッとしたのもつかの間、店員が他の記述事項を間違えた。
「もう一枚書かせてください。」
えらいぞ 店員!物怖じしていないプロ根性!
でももう少し漢字は勉強しようね。
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