「どーもくん」 の由来

夏の暑い日。猛暑日だ。
場所は関東近郊のとあるイベント。
うだるような暑さだ。
テレビでは30分日光を浴びるとで肌に損傷が起きるとか言っている。
埼玉は当然のように36度を超えているらしい。
こことて、数度は違えどアスファルト天国であることが拍車をかけてそれに近い温度だろう。
数十歩、歩くごとにかき氷やらきゅうりやらビールやら、体を冷やしてくれるアイテムの看板しか見えない。

そんな「暑い」以外に何も考えることが出来ないこの状況で、とんでもない光景が目に飛び込んできた。「
き・ぐ・る・み」だ。
みているだけで暑い。

四角くて茶色い大きな体に、四角くて赤い大きな口を持つち、表面の茶色は毛羽立っている。
動きはコミカルで、イベントに集まった子供達がそこに群がっている。
よくやっていられるなとあきれながらも、半分感心して近くにいくと腕の部分から中が覗ける。扇風機でも付いているのだろうか?
もちろんそれほど高性能ではないみたい。もちろん一時間ほどで休憩はいれているようだが、よーく見れば彼は名俳優であった。
「どーもくん」だ。
御存じないですと?

どーもくんとは、NHKのマスコットキャラクター。
NHK-BSの放送開始10周年を記念したイメージキャラクターとして誕生。
元々は1年限りのキャンペーンキャラクターであったが、人気が出たことからNHK-BSのキャラクターとして定着。
卵から生まれ、洞穴に住むウサギ「うさじい」の家に居候をしているという設定。
同じく居候しているコウモリの親子「しのぶ」と「もりお」との4名暮らしで、みなテレビが大好きという設定。
気は優しくてチカラ持ちと・・・ありがちな設定。
純真無垢かつ夢見がちであり、非常に大食いでもあるというこれまたヒーローにありがちな設定。
しかし、他の「きぐるみ」とは決定的名違いがあるらしい。
元NHKアナウンサーの山川静夫さんを真似て「どーも」とだけ言うことが出来るのだ。
少し近づいてみると、適度な間合いで「どーも どーも」と確かに連呼している。
こどもの夢を壊すから大きな声では言えないが、これは山川静夫さん本人の声を使用しているのだそう。
ちなみに「BS どーもくんワールド」、「BSななみDEどーも」、「みんなDEどーもくん」、「三つのたまご」や公開イベント等では玄田哲章さんが声を務めるとか。

■「どーもくん」の由来

由来についてはディレクターである合田さんの話から。
「たまたま会社で仕事をしているときに、そばで電話をとった人が「ああ、どうも、どうも。この間はどうも」と言っていたんです。なにが言いたいのか全然わからないですよね(笑)。でも、「どうも」というひとことが「ありがとう」にもなるし「すいません」にもなるし、ちょっとおもしろいなあと思ったんです。」ってことでどこにでもありがちな由来のようです。

ところが!
更に深く突き詰めていくと、ネット上で異論を唱える声を見つけました。

本当の由来は、

「高校時代、口癖のように 「どうも、どうも」 と何かに付けて話す友人がいました。私の心の中では、彼のアダ名が「どうもくん」だったのです。性格的におっとりしていて、ワンクッション遅くリアクションするタイプでした。正しい日本語表記で「どうもくん」です。1993年に、NHKへ電話。局を代表するキャラクターを提案。」

ところが!
この書き込みをされた方のアイディアがNHKに盗用されたというのです。
そしてその経緯や、NHKのスタジオパークからこんにちはでの同ディレクターのコメントなどが綴られているのでした。

真相はもちろん私などには分からないのですが、「どーもくん」に出会った現場で、久しぶりに再会した人々が「どーもくん」など全く関係なく(意識することなく)「あぁ どーも どーも」と挨拶を交わしている。
なんともその景色が滑稽で私はなんども笑いをこらえた。

まぁ~なんだろう。
それだけ柔らかくて使いやすくて親しみを覚える挨拶ってことだよね。
どーもくんの周りには笑いの輪ができていて、うちわを持ったどーもくんを皆が逆に扇いでいた。
時々、伸びをするその姿が後ろから見ていると更に親近感を覚えて私みたいな冷たい人間でも心の中で「がんばれ」って呟いていた。
そんな気持ちにしてくれたどーもくんに、この場を借りてもう一度ありがとうと伝えたい。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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