「ALSOK(アルソック)」 の由来
「ALSOK(アルソック)」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。
オリンピックの中継をバーで観戦していると、隣の席の外国人留学生らしき人が同伴の日本人に訪ねていました。
「ALSOKって何?」
ALSOKは1965年に設立された警備会社。
常駐警備から身辺警護、情報リスク管理サービス、個人向けホームセキュリティ、電報の取扱いなど、様々なサービスを提供しています。
我々がよく目にするところでは、金融機関の警備があり、ATMコーナー営業管理システムから警備輸送、多機能ATMの運用なども行なっているそうです。
柔道の塚田真希選手、レスリングの吉田沙保里選手、伊調千春選手、伊調馨選手他たくさんのアスリート、主に格闘技系の選手がALSOKに所属しています。
上記にあげた選手達の広告宣伝てのは絶大で、四年に一度ながら彼女たちがメダルを獲得すると、次の五輪まで四年もあるのにALSOKの名前が気になるもので、CMに起用されているだけでも相当利益をもたらしていると考えられます。
もちろん選手達は所属することで活動収入を得ているわけですが。
マイナー競技ほどスポンサーがつかずに苦労しているというのは最近では有名な話ですよね。
彼女たちのすごいことは二連覇・三連覇と偉業を達成し、吉田選手などは更に四連覇も目指すとのこと。
会社側としても、認知度が衰えるどころか更にますので、これ以上にない宣伝効果といえることでしょう。
実際に彼女たちが警備業務に付くということはありえないわけですが、そのくらい強い人材は囲っているというイメージがついているのでそれだけでも業務を円滑に進めることでしょう。
大変申し訳ないですが、イメージの問題だけだと警備を他の会社に任せるわけにはいかないって雰囲気・・・
とくにオリンピックの直後にはあるんじゃないかと思われます。
■「ALSOK アルソック」の由来
先ほど、会社の歴史は半世紀にわたると書いたのですが、以前は「SOK」(ソーケー)という名前でありました。
2003年7月から、ブランド名を「ALSOK」(アルソック)に変更します。
ALSOK(アルソック)という名前は「AL WAYS S ECURITY OK オールウェイズ セキュウリティー オーケー」を略したものであり、更に「ALSOK」を構成するそれぞれのアルファベットには、下記のような新しい綜合警備保障に必要とされる資産、目指すべき資産を意味しているそうです。
A Amenity 単なる警備ではなく(快適・安心な空間)を追求する目
L Live 常にお客様のそばに居て即座に対応する姿勢
S Security 社会の安全を守る力
O Only 1 独自で唯一の価値
K Kindness ありがとうの心に通じる温かい心
と、ここまでもよくできている(しっかりしている)会社だなと思うわけですが、更に新ロゴマークには、力強さの中に、強さと表裏一体の誠実さ・温かさを表現しており、太く安定感のある書体は、伝統と実績に裏付けされた警備サービスの質の高さを流線型につながった文字が、スピード感を、柔らかなフォルムが、誠実で温かい人間性表現しているとか。
ステッカーにも拘りが出ており、ブルーと黄色で均等に割った色面は昼と夜の一日を表し、対角線に切れ上がった斜めのデザインはすぐに駆けつけるスピード感と禁止や警告を表しているそうです。
警備といえば、やはり安心安全確実が求められると私は考えます。
信用有っての警備という見方もできます。
そんな中でのイメージとして最良とも言えるメダリストの起用や、会社の態度をしっかりと社会に示すという姿勢に大変好感が持てました。
機敏に動き、安心を与え、確実に仕事をこなす、そんな姿が容易に想像できますね。
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