「ソニーのBRAVIAと東芝のREGZA」 の由来

まさかシャープがこんなことになるなんて。
10年前に誰が予想していたでしょうか。

当時は世界の亀山モデルが売れに売れていましたよね。
かく言う私も、32インチのこの商品を10万以上の値段で購入しました。
商売が成り立つわけがありません。
価格は一桁どころか5万円を割っています。
それだけ飽和状態であるとも言えますが、こればっかりは仕方がありません。
そんな時代に流されてシャープ派だった私も少し移り気に・・・
矛先はソニーと東芝。
この二社のテレビにおけるブランド名の由来形成が似ているというので今日は取り上げてみます。

■テレビのブランド名の由来

東芝のデジタルハイビジョン液晶テレビのブランドは皆様ご存知「REGZA(レグザ)」です。
それまでは「FACE(フェース)」というブランド名でありました。
これは、テレビがリビングの顔(Face)であり、テレビがその場所の「エース(Ace)」であって欲しいという願いから付けられたものだといいます。

それを踏まえての新ブランド「REGZA」のネーミングの由来については、ドイツ語の「Regsam(躍動感)」を基にした造語。
「“*R*eal *E*xpression” *G*uaranteed by ama*Z*ing *A*rchitecture」という言葉のそれぞれの頭文字から名づけられました。
東芝の技術の粋を結集し、本物の高画質を表現するという主張を込めているそうです。

続いてソニーマーケティング株式会社の高画質・薄型テレビのブランド 。
こちらも皆さんご存知ですよね。「BRAVIA」について。

「BRAVIA」は、自然の色や質感などをありのままに映し出す高画質・薄型テレビの総称とのことから「*B*est *R*esolution *A*udio *V*isual *I*ntegrated *A*rchitecture」の頭文字がとられました。
このときのソニーはテレビの伸び悩みが経営不振の原因ともいわれていたので大きな決意を感じるブランド変更だったようです。

それぞれの単語の意味はかろうじて理解できますが、完全な訳は英語が評定「1」の私には難しそうです。
でもこれってどう捉えればいいのでしょう。世界に羽ばたく会社はやはり英語でつけたがるのでしょうか。

最後にシャープのブランド名。それがなぜか思い出せない。
毎日見ているはずなのに・・・
ありました。ありました。
「アクオス(AQUOS)」でした。

これについては、AQUOSとは英語の”Aqua(水)”と”Quality(品質)”から発想・合成された名前とのこと。
液晶(Liquid Crystal)の持つイメージを表現しているそうです。
スマホの登場でテレビは、また一気にそのニーズが減っている気がします。
そこで多様性を見出して生き残りをかけるのがBRAVIAとREGZA。
これからの巻き返しに期待です。
もちろんシャープもがんばれ!


SONY BRAVIA 40V型 LED 液晶テレビ 3D対応 ブラビア HX750 KDL-40HX750


TOSHIBA REGZA 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 42型 42Z7





著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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