「ぶりっこ」 の由来

「ぶりっこ」 の由来についてまとめたエッセイです。由来だけ手っ取り早く知りたい人は下のほうまで飛ばして読んでね。

前回、「かまとと」を書いたわけですが、それならこれも知りたい。
ということで今日は「ぶりっこ」について。

私の中での「ぶりっこ」といえば、小学校のときのIさん。
クラスのマドンナ的な存在で、どんなに意地悪されても泣きマネとかイジケタ振りをしてそれをかわしながら更に誰にでも同等に接するので、八方美人的な雰囲気も持ち合わせていた気がします。
勉強ができ、容姿も端麗で背も高くスタイルも抜群、つまりは非の打ち所もなく、今考えれば同姓の女子にしたら煙たい存在だったに違いありません。
最近クラス会で再開したわけですが、ちょっぴり天然で、それが「地」であったことを知りました。
大変申し訳なかったと今更ながら反省しております。
彼女くらいでしょうか。
私が感じていたぶりっこは。
ということは未だに気づかずに騙されているかもしれませんね。私も愚かです。

ぶりっ子(ぶりっこ)とは、、
性格類型のひとつだそうです。
主に男性の前で、無知を装い甘える女性を指して使われます。
人前で非力をアピールしてみたり、わざとらしい女らしさのアピールを批判・皮肉る際にも使われるそうです。
最初にハッキリさせておきたいのは、「かまとと」との違い。
一緒だと思うのですが、、かまととは、本当は知っているのに知らないふりをするふるまいのことだけの意味で、ぶりっ子はより広い意味となります。
ややこしいのは調べてみたらぶりっ子は最近の言葉で、「かまとと」は歴史がずっと古いことです。
ややこしいですね。
そしてなぜ今回知りたくなったかといえば、「かまとと」に魚が関係しているので、もしかしたら「鰤っ子」なのだろうか?(マグロ女もあるし)ということからだったりします。

「ぶりっ子」の由来
可愛いぶっている子から、ぶりぶり、ぶりっこー(語尾を上げる)から派生して、ぶりっこになったそうです。
アイドル歌番組で「あのねのね」の原田伸朗さんが最初ではないかと言う人もあれば、1980年代の江口寿史さんの「すすめ!!パイレーツ」の方が確かだというかたもいらっしゃるようです。
ということで、ごく最近にできた言葉だったのですね。

元祖「ぶりっ子」として描かれたのは石野真子さんだったそうです。
これがアイドル歌手の松田聖子さん(1980年デビュー)の人気と共に世間に広がったと見られる。
松田聖子さんに関しては当時の状況を表す有名なエピソードがあるそうです。
1982年のFNS歌謡祭の中で彼女の『野ばらのエチュード』が大賞に選ばれたそうです。
松田さんがマスカラが取れるほどに嬉し泣きしているにも関わらず、司会の露木茂アナが半ば冗談に「涙は出てますか?」と言ってしまったそうです。
露木局長さすが!
これを「可愛い子ぶって嘘泣きした」と拡大解釈され大変反響が大きかったそうです。
露木さんの「涙は出てますか?」は本人としては軽い冗談だったと思われますが、後のFNS歌謡祭で彼は松田さんに謝罪しているそうです。

そんなわけで「ぶりっ子」には魚には関係なかったようです。
「ぶりっ子」の派生語として後に「はまちっ子」というものもできたそうです。
「ハマチ」は「ブリ」の成長途上のものを指す言葉であることから「ぶりっ子より多少程度の軽い状態」の意味。
しかし、いかにも造語っぽく語呂が悪いこともあり、定着しなかった。とか。

でも最後に松田聖子さんから生まれた俗説を一つ。
ぶりっ子アイドルである松田さんの本名が「かまち」なのだそうです。
これが「はまち」に似ていて、魚の「はまち」は出世魚なので最後は「ぶり」と言う話しも・・
駄洒落に近い俗説です。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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