「ちゃりんこ」 の由来

最近自転車が気になります。
家の近くにサイクリングコースがありまして、週末になるとあの独特のコスチュームに身を包んだ老若男女がお気に入りの一台に跨って風を切って走っています。
ちょっとだけ憧れます。
でも真似は出来ません。あの体のラインは・・

自転車には飽きていました。
高校の通学路が片道20キロほどあったので、往復で一日40キロ。
一週間で・・200キロ!?
考えたことなかったけど、、ものすごい数字ですね。
これだけ乗ればもう十分てほど乗りました。
マックススピードで片道1時間。帰りは若干疲れて1時間半。
一日二時間半は自転車の上。そりゃ飽きますよね。
でも最近は若干そのトラウマも癒えてきたので、増えてきた体重のことやガソリンの高騰、省エネなども考慮して自転車への興味が沸いてきました。
また、ブームも乗っかって様々な物が売っていますね。
今のところ、プジョーやフェラーリ、ミニなど外車メーカーの製造する折りたたみ自転車が私の狙いめです。
折りたたみの電動アシストが理想なのですが、その値段と挫折したときのコスパを考えると手が出せないでおります。
外国メーカーという話が出ましたが、自転車って英語では「サイクル」ですよね。
では我々の高校の頃の呼び名「ちゃりんこ」ってどこからきたのでしょうか?
素朴な疑問。もしかして、「ちゃりんこ」」と「自転車」違うものとか??

■「ちゃりんこ」の由来

「ちゃりんこ」の語源についてはさまざまな説があるそうです。
最も有力な説は韓国語説であります。
韓国語では自転車のことを「チャジョンゴ」と言うのだそうで、そこにベルの「ちゃりんちゃりん」が重なって、日本では戦後初期に生まれた言葉ではないかということです。
ちょっとだけ「チャンドンゴン」みたいだけど、実際に韓国の人が発音したら、我々は同じ言葉にしか聞こえないでしょうね。

もう一つよく言われるのは、「子供のスリ」説。
江戸時代から昭和初期までは、日本では「チャリンコ」といえは「子供のスリ」を意味していたのだそう。
「ちゃり」には、「こっけいな」「ふざけた」という意味があり、「ちゃりんこ」で「ふざけた子」の意味となり、
そこから「子供のスリ」が「チャリンコ」となりました。
補足すると食い逃げの意味も伴うそうで、これに関しては手塚治虫先生の漫画「アドルフに告ぐ」に用例が見られるそうです。
気づかなかったなぁ・・
ただそれ以上にはなんの根拠もないので韓国語説が有力であると言うことに揺るぎはないようです。
もちろん単純に「チリン、チリン」という自転車のベルの音だけから来たという日本固有説もあるそうですよ。

「ちゃりんこ」は1970年代以降、全国的に自転車の意味で用いられるようになりましたが、唯一、東海エリアだけはケッタと呼ばれていたそうです。なんとなく聞いたことがあるような・・
東海の皆さん!気をつけましょう。出身がばれます。


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著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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