「いんげん豆」 の由来
いんげん豆の由来は、昔いたお坊さんの名前からだよ。
へぇ~そうなんだと感心していたら、彼女はもう一言付け加えた。
由来を調べたって仕方が無いわよ。そんなこと皆知っているんじゃない?有名な話だから。
その言葉に更に驚いた。本当にそうなのだろうか?
もし知らなかったという人がいたら、ぜひコメントに「知らなかったぜべいび~」といただけるとありがたいぜべいび~。
■「いんげん豆」の由来
いんげん豆は中南米原産で16世紀の終わり頃にヨーロッパを経由して中国に伝わったと言います。
日本に伝わったのは17世紀と言われおり、そこに登場するのが「いんげんさん」というわけ。
明からの帰化僧であった隠元隆琦さん(江戸前期の僧 1592~1673)がこれを持ちこんだとされています。
しかし実際に日本に持ち込んだのはフジマメ(藤豆、フジマメ属)であったという説もあるようで、今でも関西ではフジマメをインゲンマメと呼ぶことからも、その事があながち真実とは異なるとも言い難いようですね。
まぁとにかく隠元さんが何らかのマメを持ち込んだのは間違いないでしょう。
はぁ~全く知りませんでした。
でも一番の問題は、マメに全く興味・関心の無い私がいんげん豆がどういったマメかを説明できないことでしょう。(実はマメ全般に興味が無かったり・・・)
インゲンマメ(隠元豆)はマメ科の一年草で別名にサイトウ(菜豆)やサンドマメ(三度豆)があります。
つる性の品種とつるなしの品種と二種あり、夏に白やピンク色の花をつけ、秋に長いさやをつける。
日本では全国の生産量の約90%が北海道で生産されているのだそうです。
今日は大変勉強になりました。
でもそれだけでは納得できないので一つうんちくをいれておきましょう。
以前テレビで白インゲン豆を3分間炒ってから粉にして、ご飯にまぶして食べるとダイエット効果があるといった内容が紹介されたことがあるのだそうです。
世の女性がより楽な方法があればとすがるこの手のお話、早速たくさんのマメ好きな人がチャレンジしますが・・・
全国で激しい嘔吐や下痢などの健康被害を起す大きな問題が発生したそうです。
原因は豆類全般に含まれるレクチンの一種、フィトヘマグルチニン(PHA)の作用だといいます。
レクチンは蛋白質なので加熱すれば変性し、人体には無害になるのですが、その加熱時間が短すぎたというのが原因。
レクチンを無毒化するためには10分ほどの加熱時間必要とのこと。
皆さんも気をつけてくださいね。
私はよほどのことがない限りマメを好んで食べることはないですが、うんちくは大いに語らせていただきたいと思います。
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