「ハンバーグ」 の由来
なんとなく最近はまっているのがハンバーグ。
実は有名ハンバーグ店に勤めている友人がいるのですが、私は好むのはファミレスのもの。
そんなこと彼にはいえない・・・
なぜそれがいいのか?と聞かれても答えは簡単で、一つはかなりのお手ごろ価格であること。
もう一つは自分でジュージュー焼くことができること。
ステーキはだいたいミディアムなのですが、ハンバーグではあまりレアよりの食べ方を好まないのでこういった自分で焼けるというシステムは有難いものです。
じっくり焼いてゆっくり食べる、食べるのが遅くても最後まであたたかく食べることが出来るのいいね!
そんなわけで私はファミレスをチョイスします。
■「ハンバーグ」の由来
ハンバーグ とは、豚や牛の挽肉、またはその他の畜肉等を含めたあわせ挽肉に塩、タマネギ等の野菜類のみじん切りと胡椒等の香辛料を加え、パン粉を混ぜ、こね合わせたものを整形して焼いた料理のこと。
料理をやらない私でもすごく手間がかかるように感じますが、実際下ごしらえは大変なようです。
ただ、その食べやすさから老若男女と消費者を選ばず、普段肉料理を食べない人でもたまに食べたくなるのがハンバーグではないでしょうか。
ハンバーグの起源は、ドイツのハンブルクから。
労働者向けの食事として流行したタルタルステーキがその元とされています。
このタルタルステーキというのは、13世紀頃にヨーロッパに攻め込んだモンゴル帝国のタタール人の生肉料理を原型としてのだそう。
硬い馬肉を細かく刻むことで、食べやすいものに加工したのがそれ。
それがドイツ系移民によってアメリカにもたらされ、「ハンブルク風ステーキ」と呼ばれるようになりました。
つまり、ドイツの地名ハンブルクからハンバーグが生まれたというわけ。
日本で庶民の間に普及しだしたのは高度経済成長の始まった1960年代以降。
安価な合い挽き肉を使ったこの料理を食卓にのせるだけ食卓が華やぐ為重宝されたようです。
1970年代になると、レトルトハンバーグの登場。
ちょっとリッチ気分の味わえる料理からありふれた料理へと変化していきました。
レトルトのハンバーグは私もだいぶお世話になりました。
いざ食べるとそうでもないのはさすがに肉の質がそれほどではないせいなのか・・・
それでもあの独特のタレ付きでご飯と一緒に食べると、食の細かった私でもおかわりしてしまいます。
こう考えてみると、肉好きの私のハンバーグはまりは小さい頃からずっとなのかもしれませんね。
レストランによっては、レトルト食品のハンバーグでは焼いた際のふっくら感が出し難いために、焼く前の生のハンバーグを冷凍又は冷蔵してストックしておき、それを解凍して焼き上げるところもあるのだとか。
なるほどそれでより本物感を出し、数をさばくわけなのですね。
友人に言わせればそんなの本物じゃないよと鼻で笑うのでしょうが、私にはそれで十分。
庶民の食べ物であり、そのままあり続けて欲しい物です。
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