「アルフレッサ(Alfresa Corporation)」 の由来
道を車で走っていると、対向車や路上に駐車している車の横につけられた会社のロゴマーク。
あれがすごく気になることってないですか?
もちろん車の車種や乗っている人(男か女かいくつくらいの人か、どんな服装か。)の雰囲気、様々な情報で分析しますが、たまに答えが見つからないことがあります。
それが今日のテーマ。
アルフレッサ Alfresa Corporationです。(ロゴは写真で参照)
アルフレッサ株式会社は、東京都千代田区に本社を置く、アルフレッサホールディングス傘下の医薬品、医療用検査試薬、医療用機器などの卸業者さんなのだそうです。
言われてみれば、病院の前でよく見かける気がします。
資本金40億、売上高1兆4451億円(2008年3月期)。
さすが医療系ですね。
代表は福神邦夫さん。
1938年 福神薬局を創業。 (創業者の苗字からでしょうね。)
1949年 株式会社福神商店を設立。
1964年 社名を福神株式会社に改称。 中略
2003年 株式会社アズウェルと株式移転による共同持株会社・アルフレッサ ホールディングス株式会社を設立し、同社の傘下に入る。
こうしてアルフレッサ ホールディングス株式会社ができました。
アルフレッサの由来
アルフレッサ(Alfresa)は、ALL(「全ての」の意)+FRESH(「いきいきとした」の意)を合わせたネーミングだそうです。
「あらゆる人の幸せを願い、健康に関する全てのニーズに応え、新世代のいきいきとした生活を創造、提供する」企業をめざすという思いを込められているとか。
調べてみると興味深い事実を発見しました。
アルフレッサ傘下のアルフレッサファーマは、研究者向けに豚由来の新型インフルエンザウイルス検出試薬「アルフレッサ・H1N1・キット」を発売しております。
昨年、日本だけでなく世界を揺るがしたあの新型インフルエンザの検査薬のことです。
温暖化、高齢化社会といった社会問題を抱える我々にとってアルフレッサは心強いパートナーかもしれません。
もちろん、病気などしないに越したことはなく、できればお世話になりたくはありませんがこれからの成長産業のひとつなのは揺ぎ無い事実でしょう。
「すべての人が生き生きとした」社会生活が送れるのは日々このロゴマークの車がそっと風を運ぶ程度に横を通り過ぎているおかげなのです。
最近のコメント