DIY(ディー・アイ・ワイ)

最近中古物件のリフォームに駆り出される。
田舎では空き家ってのが目に見えて増えていて
壊すのに数百万もかけるならその分を手直しにかけようというわけだ。

今はやりのハウジングものと違い、昔の建物は材料もしっかりしている。
だから骨組だけにすればどうにでもアレンジが利く。
切ったり貼ったり塗ったり難しそうに見えるが専門家が一人いれば意外に簡単。
最近はホームセンターという便利なものがあるので材料も道具も簡単に安く仕入れることが出来る。

例えば私がお手伝いした八畳ほどの建物は、家具まで入れても10万円ほどでできてしまった。
木材は一番安いもので十分。ペンキは多少値段がはるが一万円程度。
古い建物にあう古材も、近くに取り壊す家があれが予め声をかけていただく。
業者も処分する手間が省けるから大喜び。少しこじゃれた照明を入れればそれ出来上がり。

手間が一番高いかもしれないが、休日の運動と思い友人と楽しみながらやれば達成感だけで十分。
少し慣れてきたから欲が出て専門誌などを買ってみた。
そこに当たり前のように出ているアルファベット三文字。

■「DIY(ディー・アイ・ワイ)」の由来

DIY(ディー・アイ・ワイ)ってなに?
「DIY(ディー・アイ・ワイ)」と、専門業者に任せずに自らの手で生活空間をより快適に工事しようとする概念のことなのだそう。
言われて納得!英語Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語。なのだそう

「自身で作ろうぜ」ってわけだ。

DIYは自らで出来ることであればその規模を問わないことから、日曜大工よりも広い概念となる。
例えば自主イベントや草の根の政治・社会運動から、ミニコミといった自主制作誌、更にはインディーズ音楽などのサブカルチャー全般に至るまで網羅されるのだ。
調べてみるとさらに驚き。日本DIY協会なるものがあるらしい。
しかも元経済産業省所管という筋金入り。
そういった活動の結果、DIY(ディー・アイ・ワイ)が広く浸透し、結果、今日のホームセンターの乱立というわけ。

専門家に頼らずに自ら制作する。
モノづくりの苦手な私も最近その必要性を感じている。
欲しいものがなければ自分で作ればいい。
やってみなって。意外に簡単だから。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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