「サロンパス」 の由来

筋肉痛なんて久しくなっていません。私の人生ちょっとさぼりすぎ?

筋肉というものは不思議でいつも同じことをしていれば、その動きに対応して進化する。
ただ最初の開拓時期が大変で、無理をしてでも動かして酷使して痛みを伴い更にそれを続けていかないとその先には向いていかない。
怠けるのも禁物で、少しでもさぼるとすぐに退化して元に戻り、今までできたこともできなくなる。

これはある程度持論なわけだけど、加齢に伴うそういった事象についてはまだまだ未知の領域なので、身近な大先輩の例を取り上げてみると、御年90才を超えてなお現役つまりは車を運転し毎日田畑でお仕事をされているOさんなどは雨が降らない限り毎日、外に出て仕事をしている。
その代り、天気が悪い時は酒を飲むと決めているから昼から仲間のもとを訪れて酒盛りに花を咲かせる。
いつもよりたくさん歩くことが分かっていれば、そこに合わせて一月ほど前から鍛錬する。
毎夕一時間ほど歩くのだ。
だから旅先でも一回り、二回り後輩を置いてゆくほどの健脚で周りを驚かせる。
Oさんはきっと自らの体を熟知しているのだろう。
この事例からも「怠けたらそこで終わりだよ。」というスラムダンクの安西先生ぶりのドヤ顔が発生してくる。

■「サロンパス」の由来

さてOさんのように毎日決まったことを続けるといったことが苦手な私は痛みを伴うとすぐに「サロンパス」を持ち出す。
あいたたたたた・・・といったい自分がいくつなのかわからない動きをしながらピタっと貼っては「はぁ~~~~」となるわけ。
消炎鎮痛剤のロングセラーとして有名サロンパスは佐賀県鳥栖市に本社を置く久光製薬株式会社の商品。

会社の歴史は古く、1847年「小松屋」を創業したところから始まる。
1934年に現在まで同社の主力製品となっている「サロンパス」を発売。
このヒットで基礎を固めると共に、1965年に現社名に改称する。
会社の名前は創業者である久光仁平さんの苗字からと考えて間違いない。

サロンパスの名前の由来については、サロンパスの主成分である「サリチル酸メチル」と、貼り薬の種類を表す「プラスター剤」という言葉を結びつけてと命名されたのだそう。
意外に単純だけど、当時の医薬品の名前なんてそんなものなのだろう。
現在でもAがついたりEXがついたりと「サロンパス」という名前は基本的に引き継がれている。
この名前なら22世紀でもなんとなく通用する気がする。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

1コメント

  1. 韓国大好き! - 2018年6月3日, 5:56 AM Reply

    韓国語でパスは湿布のことだそうです。

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