ビート版の由来

Photo By ashleigh290

「ビート板」 の由来

泳ぐのが苦手って人はきっと海へもプールへも行かないことだろう。
いや、決めつけることはできないか。自分がそうだからといって。

男なら泳がなくても別の楽しみがある。目の保養ってやつだ。
それは女性もしかりなのかな。
外人の背中の筋肉が割れているのを見て興奮していた同級生の女の子を思い出す。
少しでもそこに楽しみを覚えれば、何事でも苦しみが楽しみに変わる。そんなものかな。

海外でぼんやり海を眺めていたら、いい歳してサーフィンをやってみたくなった。
ビキニのブロンドの女の子や、10歳前後のキッズがそれらしく小脇にボードを抱えて横を小走りで過ぎ去ってゆく。
私を引きずり込む深淵を、その深い闇の上をエサをついばむ鳥のように、波を切り裂くヨットのように自由に飛び回れたならどんなに海が恋しくなるだろう。

一歩を踏み出す勇気は今からでも遅くはない。
そう心に誓いながらも、日本に戻りハウツー本をじっくり研究してから船を乗り出そうとするのは私の性格からくるものなのか、人種からくるものなのか、はたまたその時の気まぐれからなのか。

「ビート板」の由来

私は体が浮かない。だから泳げない。いや厳密には浮かなかった。
だが、たぶん今は浮くだろう。理由は聞かないでいただきたい。
浮かないから泳げなかった、そう思いたかった。

実は違かったことが判明した。息継ぎができなかったのだ。
それにも理由があった。口呼吸ができないのだ。
先日意を決して取り組んだシュノーケルで判明した。

二度とやらない、そう心に決めた。海の中でオシッ○を垂れ流しながら。(ささやかな反抗?)

関連して由来を調べたいことは山ほどあったが、その中でもこれさえあれば俺最強アイテム、ビート板について。

ビート板とは浮力を得るために使う板状の水泳用具。
別名スイムボード、スイミングボード、キックボードなどがあるらしい。
私は今日初めて知ったけど。

その由来は、英語の「Beat」(ビート)に「バタ足」の意味があるからとされているが、実は正しい英語は「Kick」(キック)らしい。
だからビート板は英語圏では「Kickboard」(キックボード)となるわけ。
どうやら和製英語に近いみたい。

嫌な記憶が蘇った。
ビート板にはもう一つの使い方があった。
それは足に挟んで下半身を浮かせ、プルブイの代わりとして使用すること。
あれは息継ぎのできない私には酷だった。
やはり水は苦手だ。。。




著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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