「しおり」 の由来
大学の時にちょっと気になった女の子の名前、それがしおり。
いやそんなことは何の関係もないのでスルー・・・え、聞きたいって?
いやたいしたことないんです。
そのこの名前の漢字が「詩織」だったかな。
きれいな名前だなって・・・ただそれだけ。
本人はなんとなく小型ダンプみたいだったし。
今日のテーマの「しおり」は旅行なんかでついてくる「しおり」の方。
そういえば先日久しぶりに「旅行のしおり」をいただきました。
近所の人が集まって旅行会社の企画に乗っかった時のことで、その時はいくつになってもしおりなんだと改めて思い直したのと、学生以来もらったしおりに少しだけワクワクしました。
といっても中身は簡単なもので、工程表とバスの席順と部屋割りと・・・そんなところ。
でもなんだか嬉しかったから半年たった今でも机のいつも見える場所貼ってあります。
■「しおり」の由来
しおりとは、本のページに目印を付けるもの。漢字で「栞」と書きます。
その由来は、目印という役割からきています。
今のようにGPSなどなかった時代、山登りをするときなどは道に迷わないように木の枝を折ったりして歩く際の目印にしていました。
だから漢字は元々は「枝折る」とかいて「しおり」だったというわけです。
そのことから転じて、本をどこまで読んだかという目印や初心者のための手引書などを「しおり」というようになったのです。
という由来が私自身はしっくりくるのですが、他説もあります。
もとは物を撓める意の「しほる(撓)」が意義分化を起こしハ行転呼によって平安末期に「ほ」がワ行音化した結果生まれたのが「しをる」だとの説がそれ。
「萎れる」と考えるとその意味と由来の関係が理解できますね。
どうやら「萎れる」と「枝折る」が同一の由来ということらしい。
そんな珍しいこともあるのだなと思いつつ今日の由来は終しまい!
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