「お祭り」 の由来
夏といえば!
花火に海そして・・祭り!
「おまつり」といえばわっしょい♪わっしょいと威勢よく、掛け声合わせてお御輿を担ぐのが定番ですね。
そんな今日は「お祭り」用語を調べていきたいと思います。
最初に「お祭り」
祭りは、「祭る」の連用形が名詞化したものだそうです。
神仏に物を奉げたり、差し上げることで「奉る(まつる)」と同源と考えられるそうです。
奉げる ささげる と 奉る まつる がキーワードのようですね。
でも私は「祭り」は待つことからって聞いた気がしますが、、
ネットの専門用語での「祭り」も最終的には、神の「降臨」を待つわけです。
そんな意味で「祭り」使い方うまい!って気が個人的にはします。
騒ぎ=祭り→降臨
調べてみると他にもありました。
まつらう説。 「まつらう」という古語の名詞形。
神のそばにいて奉仕するという意味。
「まつりあう」
同じ祖神(そしん 神様として祭る祖先のこと)を同胞が「まつりあう」という説。
話が難しくなってきたので・・関連語に移ります。
的屋(てきや)
縁日などで品物を売る業者さんのこと。
当たれば利益が出ることを、的に矢が当たることにかけて。未詳。
みこし
「輿(こし)」に敬語「御(み)」を添えた言葉。
神様がのっているものは神輿、のっていないものは御輿らしいです。
輿とは人を乗せ人力で持ち上げて運ぶ乗り物のこと。
昔は身分の高い人の交通手段としても使われていました。
儀式的な場においても多く用いられた。
結婚することを女性の方からみて「輿入れ」「入輿」などと呼んだり、現代でも身分の高い男性やお金持ちの男性のところに嫁入りすることを「玉の輿」と呼ぶことからも伺い知れますね。
葬儀の際に棺を乗せて担ぐための葬具も輿というそうです。
山車(だし)
神様を招き寄せるための「出し物」という説のほか、
神様の降りる「依り代」として小さな山を作っていたものが発展して移動可能な車となった説。
他にも屋台の鉾につけた竹籠の編み残し部分をたれ下げ、出していたその部分を「だし」といったことなどからのようです。
ただ騒ぐだけでなく、言葉の由来を踏まえれば、より祭が楽しめるかもしれませんね。
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