「ゴルフ」 の由来
自分もいい年になってきたな。
最近はそう感じずにはいられません。
子供のころは野球サッカーに始まり、バレーにバスケット。
それが当たり前の生活を送ってきましたが、頭に生える芝生(髪の毛)が少なくなってくると、もちろん走ったり飛んだり跳ねたりが億劫となり、徐々にこのスポーツのお声がかかり始めるのです。
今日は「ゴルフ」について。
もちろん最近は若い世代でも(一攫千金を夢見て?)人気アスリートの登場などから(石川 遼くんや 宮里 藍さんなど)人気スポーツとなっております。
ウェアなども色やデザインが様々で、若者の中にはストリート(私服)着用している上級者もみられるようです。
ところでゴルフってそんなに古いスポーツなの??
私の小さい頃っていうかバブルの頃ってそこいらじゅうにゴルフ場が乱立し始めて環境破壊なんて叫ばれていたから、きっと日本ではまだ半世紀程度ではないかと推測。
本国は・・・たしかイギリス。
でも今みたいな道具の製造を考えると・・・
調べてみると、「ゴルフといえばイギリス」
そんな固定概念から覆されてしまいました。
起源については諸説あるそうで、例えばスコットランド 12世紀
北欧起源の「コルフ」という、「打った球を柱に当てるスポーツ」から。
例えばオランダ 1300年代
近年そのスコットランドへのゴルフボール輸出書類が発見され、起源として有力視されるようになったとか。
なぜか中国 8世紀から 12世紀
元の時代の書物「丸経」(ワンチン)というものに記載されている「捶丸」(チュイワン)という競技を起源とするという説。
などなど。
世界各地に発祥説があり定説がないのだそうです。
これは意外でしたね。
中国発祥だとしたら「紳士のスポーツ」とかほど遠いきがします。
初期のゴルフでは現在のような整備されたコースはもちろんなく、モグラの穴を利用してゴルフを楽しんでいたといわれているそうです。
半分冗談でしょ??
道具も適当だったのでしょうか?
これについては資料が見つからなかったのですが、面白い一節を見つけました。
ゴルフのルールは簡単に言えば「あるがままに打つ」が基本原則なのだそうです。
プロトーナメントにおいては競技委員がいますが、本来は自分の他には審判がいないスポーツだというのです。
ボールの交換のように他の競技者の確認が必要な場合もありますがが、あくまでも競技者自身が審判でありルールはもちろんのことマナーを守ることが非常に重視されるわけです。
そのような点から「紳士のスポーツ」と言われると言います。
つまり自分を偽ることなく、誰かに見られているからとやり方を変えることなく、自分に正直にプレーするといった意味なのです。
奥が深いですね。
ちなみに前ふりの答え。
日本にゴルフコースが出来たのは1901年で、神戸の六甲に 4ホールのコースが オープン。
1903年には 9ホールのコースとなり、同時に日本初のゴルフクラブ「神戸ゴルフ倶楽部」が誕生したのが最初だそうです。
さてここまででも私の中で様々な「常識」を覆された「ゴルフ」の由来の諸説
1、起源の有力候補であるオランダに発祥した「ヘットコルベン」(またはフットコルフェン)という球技からゴルフの原型が生まれ、それが船乗りや貿易商の手によって、スコットランドに持ち込まれたという説(オランダ語のcalfを語源とする)
2、スコットランドの羊飼い達が自然発生的・本能的に丸い石や木球を打って遊び、それが次第に発達したという説(スコットランドの古語golf、goffが語源となる)
3、ローマ帝国のJ・シーザーがBC55年、スコットランドまで領土を拡大した際、パガニアという革製羽毛球を打つ球技を伝え、土着化したという説(ラテン語のglobeが語源)となるというように発祥の地にも結びついて諸説があるそうです。
これだけ人気のあるスポーツだから、世界各地で似たような言葉を出してきてそれぞれが我が最初なりと手を上げるのも納得ですね。
日本にも似たようなゲームありますよね。ゲートボールとか、クロッケーとか・・
って調べてみたらゲートボールはクロッケーの進化でクロッケーはイギリス発祥でした。 笑
なるほど、クリケットとかありますからね。
やはり世界は広い。
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