落雁の由来

Photo By ZoAmichi Kai

「落雁(らくがん)」 の由来

なんであんなに不味い物をわざわざお金を出してまで買ってくるのだろうか。
先日も袋にいっぱい渡されてどんな顔をしていいのか困りました。

そのお品は…”落雁”

ご年配のみなさんは美味しいと思っているのでしょうが、若い世代には不人気であるのは言うまでもありません。(そんなことはないのでしょうか?少なくても私の周りは不人気です。)

正直、私は不味くて全く食べられないので、そのままほったらかしにして仕方なく最後には捨てるといった流れが常であります。

「落雁(らくがん)」の由来

落雁(らくがん)は米などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して乾燥させた干菓子であります。
「干菓子」の中の「打菓子」、さらに「落雁類」に分類されるお菓子です。

「落雁(らくがん)」という名前の由来はいくつかあるそうですが、有力なものとして中国の唐菓子である軟落甘(なんらくかん)の「軟」がなまったことで欠落し、そこに近江八景の「堅田落雁」と、中国の「平砂の落雁」の景色が良く似ていることから、軟落甘の名前として「落雁」の字を用いたという説とが一つ。

もう一つは、本願寺綽如上人がこの菓子を後小松天皇に献上したときに、白色の地に黒ごまの点在する様が、雁の渡る姿を連想させたので「落雁」としたという説があるそうです。

そんな私に食べられる落雁が届きました。
それは長野県の小布施のものでした。

小布施は栗が特産のようで、その落雁にも栗が用いられていました。
何気なく渡された土産物ならそのまま放置してゴミ箱行きでありましたが、その友人が大事そうに抱えてきて、美味いから食ってみろって置いていったので、とりあえず一枚食べてみました。

すると…食べられたんです。

確かにあの独特の口に纏わりつく感じはあったのですが、それ以上に栗の風味がきいていてとにかく味がいい。
これなら食べられるとそのまま数枚を口にしました。

調べてみると、落雁は「型に押す際に、餡や小豆、栗などを入れて一緒に押し固める」とありました。
つまり栗は落雁の定番であったのです。

どうやら私は落雁が嫌いなのでなく、今まで美味しい落雁に出会っていなかったようです。



著者: tossie
居住地域:北関東 年齢:70年代生まれ 趣味:釣り、散策 言葉の由来を調べています。言語学者とか研究家ではありません。 ただの一般人です。記事は仕事の合間に書いてます。 プロフィール詳細 Twitterでフォロー

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