Archives 5月 2010 – 由来メモ

「すけべ」 の由来

すけべとは!「好色なことや、好色なさま」、だそうです。そのような人のこともいうそうです。では好色ってどんなことでしょうね。調べてみました。 「異性に対してみだらな気持ちを抱くこと」だそうです。 その他、美女、遊女のこともいうとか。更に調べると、女御・更衣なんて言葉が出てきました。この辺は聞きなれないので説明すると、女御とは皇族の女性や大臣の娘などに使われる呼び名。更衣、こちらは大納言以下の家の女性とのことです。女御より下ってことですね。皇室が遊女??まさかね、、この二つは美しい容姿をもった女性の意味が強いのでしょうね。きっと容姿の優れたものが位の高い家柄に嫁いだ当時の世相もあったことでしょう。 私も男です。よくわかります。美しい容姿の女性を拝見してみだらな感情が生まれるのが男の「性」。それを一番的確に表現するならまさに「すけべ心」かもしれません。 語源 由来 すけべはやはり漢字では「助平」... »

「鳩尾(みぞおち)」 の由来

なんであんなに痛いのでしょうか。ふざけていただけなのに、不意に受けた一撃がそれまでの楽しさを忘れさせるほどの怒りに変わり、「なにしてくれんねん!」と相手に掴みかかりたくなるあの瞬間。プロボクサーもやっぱり鍛えるのでしょうか。それともプロでも気を抜いていると痛いの? 今日は「みぞおち」です。漢字で鳩尾。すごい漢字ですね。鳩のシッポ。前回のネコババからなんだかシリーズの匂いがしないでもありません。 鳩の尻尾で連想するのは・・動かない。頭と連動して動きそう。ついてなくても問題なさそうなど、どれも勝手な想像ですが。実際のところはどうなのでしょうね。 由来 みぞおちは「水落ち(みぞおち)」が変化した言葉だそうです。飲んだ水が落ちる場所だから、みずおちと。なるほど。ではなぜこの漢字?それはこの部分の形が鳩の尾の形に似ているからだとか。「きゅうび」「はとお」とも呼ぶ場合もあるようですよ。 みぞおちは医学... »

「ネコババ」 の由来

今日は友人から依頼のあった「ネコババ」について調べてみましょう。正直、意味不明。定義を求められても私も躊躇してしまいます。 ねこのババ・・ ババがうん〇と解釈すればねこのふんババをおばちゃんと解釈すればねこのおばちゃんどちらもしっくりきませんね。  ネコババの意味から調べてみましょう。「悪いことを隠して知らぬふりをすること」だそうです。特に拾ったものを密かに自分のものにしてしまうことを言うそうです。後者については分かりやすく、自分自身でも実は思い当たるふしがあったりします。このぐらいいいんじゃない?って誰でもあると思うんですよ。出来心ってやつなのですかね。ゲームセンターでコイン何枚か落ちていたら拾ってゲームに放り込んでしまいませんか?それでフィーバーとかしちゃったら逆に罪悪感がでてきたり・・話がそれてきた。 このように本来、広い意味(悪いことを隠して知らぬふりをすること)で使われ... »

「じゃんけん」 の由来

意見の分かれたとき、順番を決めるとき、これ以上に便利ものはありませんね。私は休日にフリーマーケットに出かけることがありますが、その時の値下げの最終手段としても用います。 引き分ければ再チャレンジ。どんなに時間がかかっても公平に数分で白黒がつけられる。「じゃん、けん、ぽん」の掛け声も非常に小気味いい。三択という少ない奇数のチョイス、明確に分かれたその「紙」「ハサミ」「石」などに例えられる発想も分かりやすい。 勝敗の基準* 「鋏(はさみ)」は「石」を切れない* 「鋏(はさみ)」は「紙」を切り刻む* 「紙」は「石」を包み込む しいて統一して欲しいと私が個人的に思うのはその発音くらい。 じゃん↑けんなのかじゃん↓けんなのか。 関西と関東の違い?? 歴史 じゃんけんの歴史は意外や意外、浅いのだそうです。なんと!19世紀後半。これは本当に意外ですね。こんな単純で便利なものなのに・・日本には古くから「三... »