Archives 2011年9月5日 – 由来メモ

「案山子(かかし)」 の由来

「案山子(かかし)」 の由来

田舎の原風景に欠かせないアイテムを御存知ですか? 自然以外に人間が作り上げたもので風景の邪魔にならない不思議なもの。 それはかかし(案山子)です。 蓑笠(みのかさ)をつけて田や畑などの中に設置して鳥などの害獣を追い払うための人形や、同じことを目的とするなんらかの仕掛けのことです。 「人間がいる」 ように見せかけることでその役割を果たします。 人間が農作業などをおこなっているときには、鳥獣は近づかないからです。 地域によっては吊り人形にしたり、弓矢を持たせるものもありカカシのほか、トボシ・オドシ・ソメ・ヤマビトなどと地方によって呼び方が異なるそうです。 これは知りませんでした。 最近は巨大な目玉を模した風船なども用いられるようですが、これは「大きな目を恐れる」という動物の本能を利用したもののようです。 しかし、手を抜けばそれだけ効果も減るわけで、特にカラス等とは知恵比べです。 田畑を狙う側も... »

「IKEA(イケア)」 の由来

朝の特集番組で見たんです。ソマリアって国のこと。 ソマリアは東アフリカの角と呼ばれる地域の先端に位置する国家でエチオピア、ケニア、ジブチと国境を接しています。 ソマリアもそうですがジブチなんて国、正直知りませんでした。 1991年に内戦が勃発し、今に至るまでそれが続き現在も無政府状態なのだそうです。 ソマリアを含む東アフリカでは干ばつから深刻な食料危機が起きており、多数の人々が難民化しているのです。 私の見た番組では、食料を求めて移動するうちにたくさんの子供たちが死んでいったこと、無事にキャンプにたどり着いても十分な食料は得られないこと、他国からの支援物資も内戦と無政府状態で強奪され、なかなか行き届かないといった事実がありました。 我々は知っていながら知らないふりをし、こういったこと同じ人間に起きていることでも完全に人事のようにを考えてしまいがちです。 うちでも何か出来ないものかとその場で... »

「番茶」 の由来

ほうじ茶を調べ終わってその日にあった知人に「ほうじ茶って何でほうじ茶って言うか知ってるか?」って聞いたら逆に「そんなことも知らなかったのか。」って笑われたので「じゃ~煎茶や番茶って何か知ってるか?」って聞いたら「いや知らないけど・・。」って。 実際私も知らないわけでそこで会話は止まった。 なんだ日本人、以外にみんな知らないんじゃないかと。 自分も含めて笑いながら今日は調べてみる。 煎茶と番茶 煎茶と番茶の製法はほぼ同一なのだそうです。 煎茶とは、茶の若葉を摘んで蒸して冷却し、焙って(揉んで)撚りを掛け細長い形にして乾した、緑色を保有した葉茶を湯で煎じ出して(70℃前後のお湯で1~2分抽出して)飲む中級の緑茶のこと。 なんだか面倒で理解が難しい。 予備知識として更に香気が高くて甘味のある高級な煎茶は「玉露」と呼ばれる。 一方番茶は、原料として夏以降に収穫した茶葉(三番茶や四番茶)や次の栽培に... »