「案山子(かかし)」 の由来
田舎の原風景に欠かせないアイテムを御存知ですか? 自然以外に人間が作り上げたもので風景の邪魔にならない不思議なもの。 それはかかし(案山子)です。 蓑笠(みのかさ)をつけて田や畑などの中に設置して鳥などの害獣を追い払うための人形や、同じことを目的とするなんらかの仕掛けのことです。 「人間がいる」 ように見せかけることでその役割を果たします。 人間が農作業などをおこなっているときには、鳥獣は近づかないからです。 地域によっては吊り人形にしたり、弓矢を持たせるものもありカカシのほか、トボシ・オドシ・ソメ・ヤマビトなどと地方によって呼び方が異なるそうです。 これは知りませんでした。 最近は巨大な目玉を模した風船なども用いられるようですが、これは「大きな目を恐れる」という動物の本能を利用したもののようです。 しかし、手を抜けばそれだけ効果も減るわけで、特にカラス等とは知恵比べです。 田畑を狙う側も... »
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