「雁字搦め(がんじがらめ)」 の由来
自由に生きることのできる我々現代人にとって、これ以上に窮屈なことはそうそうないことでしょう。 「がんじがらめ」 「が」が二つも入って、更に濁音が三つ。 なんとも重々しく、プロレスの技のようなこの言葉の由来を皆さんはご存知でしょうか? 私は想像もつきませんでしたが、漢字で書くと「雁字搦め」となるそうで、全体のイメージは更に重たくなりますが、その意味はなんとなく開けてきそうです。 有力な説は「雁字形にからめるから」。 雁は群れて飛ぶときに、横一直線かカギ型になる習性があります。 この状態のことを言っているようです。 しかし、それは整列であって整ったさま、ここでいう絡み合うには程遠い気がしますね。 詳しく調べてみるとこの整列と思われる雁の編隊は種々に変形するのだそうで、縄やひもを左右上下から幾重にもまきつけるように変化します。 そのことを指して、「がんじがらめ」となったようです。 また、漢字から... »
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