Archives 2012年7月3日 – 由来メモ

「雁字搦め(がんじがらめ)」 の由来

自由に生きることのできる我々現代人にとって、これ以上に窮屈なことはそうそうないことでしょう。 「がんじがらめ」 「が」が二つも入って、更に濁音が三つ。 なんとも重々しく、プロレスの技のようなこの言葉の由来を皆さんはご存知でしょうか? 私は想像もつきませんでしたが、漢字で書くと「雁字搦め」となるそうで、全体のイメージは更に重たくなりますが、その意味はなんとなく開けてきそうです。 有力な説は「雁字形にからめるから」。 雁は群れて飛ぶときに、横一直線かカギ型になる習性があります。 この状態のことを言っているようです。 しかし、それは整列であって整ったさま、ここでいう絡み合うには程遠い気がしますね。 詳しく調べてみるとこの整列と思われる雁の編隊は種々に変形するのだそうで、縄やひもを左右上下から幾重にもまきつけるように変化します。 そのことを指して、「がんじがらめ」となったようです。 また、漢字から... »

「グリコ」 の由来

菓子類ではロッテ・森永製菓・不二家・ブルボン・・・ 食品類では、ハウス食品・明治・エスビー食品・・・ ライバルはたくさんいます。 それでもあの笑顔で先頭を駆け抜ける(ようにみえる)マークのように、他社を圧倒してゴールテープを切るのでしょうか。 調べてみたら「ゴールインマーク」というらしいです。 今日は「グリコ」について。 「グリコ」は正式には、江崎グリコ株式会社(えざきグリコ)というのだそうです。 本社は、大阪府大阪市西淀川区歌島四丁目。 江崎については、やはり創業者に関係あるようで、1919年(大正8年)に江崎利一さんが創業しました。 ずいぶん歴史があるのですね。 チョコレート、スナック菓子、ガム、アイスクリームなどの菓子類が主な商品ですが、最近はレトルト食品も多数発売しているそうです。 更にカレールーや炊き込みご飯の素、各種サプリメントといった食品事業も展開しています。 ここでいくつか... »

「ロッテ」 の由来

子供の頃収集したものって何歳になっても思いでは消えないものです。 私の時代の子供はこれを避けては通れなかったんじゃないでしょうか。 「ビックリマンチョコ 」 チョコのスナック菓子にオマケとしてシールが封入されているというもので、値段は一個30円。 シールの種類は天使と悪魔とお守りの3枚1組で各12種ずつ。 それが2ヶ月ごとにバージョンチェンジされていくというものでした。 1箱(40個入り)に1,2枚だけ貴重なヘッドというレアシールが入っている。 これが子供達を熱狂させたものである。 発売された翌年から小学生を中心に大ブームを巻き起こす。 毎月の販売数は1300万個にものぼっていたそうでのぼり、出荷金額は1000億円を超えていたとか。 その一方。様々な社会現象・社会問題もおきました。 例えば、目当てのシールだけを抜き出し、チョコレート菓子を捨てるといった行為。 これは私も当時たくさん見かけま... »