Archives 2013年6月14日 – 由来メモ

「ヘルメット」 の由来

ホームセンターで一つの商品が気になりました。それはヘルメットです。 普段はそれほど意識しないものですが、様々な形や色の商品が並んでいると少し面白いと感じ 端からいくつか手にとって眺めていました。 ヘルメットなんてバイクに乗る以外それほど縁が無かったものですが、特別な思い出が一つあります。 それは大学時代に初めて体験した土方のアルバイトです。 上から何が降ってくるか分からない現場ではヘルメットが必須とされます。 しかも現場のそれはそれまで被ったことが無いほど深い作りで驚きました。 完全に頭から浮いていて動きづらいし見た目も笑ってしまうほどに頭が長くなるのです。 そのヘルメットには慣れるのに半月ほどかかりましたが、人間とは不思議でいつしか体の一部のようになる。 そんな思い出を回想しながらホームセンターをまわっていると・・・ ヘルメットを通してその当時のことがいくつか思い出されちょっとおセンチな... »

「でっちあげ」 の由来

でっちあげとは事実でないことを本当らしく作り上げること。 また、捏造することを言います。 捏造の由来については土に水などを加えて練る意味の「捏ねる(こねる)」からきているのだそう。 つまり捏造とは、「土をこねて形を造る」ことを意味していました。 そこから形だけをつくるという意味に発展し、「無から有を生ずる」という意味に、更に無いことをあるかのように作り上げることを意味するようになったそうです。 以前旧石器捏造事件(きゅうせっき ねつぞう じけん)というものがありました。 まだ記憶に新しいところです。 これは考古学研究家の藤村新一さんが次々に発掘した、石器時代の遺物や遺跡だとされていたものが、全て捏造だったことが発覚した事件。 これって教科書の中身も変わるような大きな問題です。 たった一人の功績のために歴史が歪められたのです。 よくよく考えてみれば土器など土をこねて形を造ったわけだから、これ... »