Archives 2013年6月27日 – 由来メモ

ゴリ押しの由来

「ごり押し」 の由来

「ゴリ押し」の「ゴリ」の由来って何? いつも使っていながらふと疑問に思い、それはもちろん「ゴリ」がカタカナなんだからゴリラに決まってるだろと勝手に思い込んでいたのですが、調べてみるとそれは大きな大きな誤り。 ごり押しは二つの説があるようです。(ここからは平仮名表記) 一つ目はなんと、「ごり」とは川魚だという説、というか事実。 魚のごり(鮴)を捕らえる方法を「ごり押し」というのだそうです。 ごりは、渓流に住んでいますが鮎や岩魚のように音や動きに敏感な魚ではないのだとか。 だからその漁の仕方も変わっていて、川底にむしろを敷きそこへごりを追い詰めてむしろごと持ち上げると・・・ このようにかなり強引豪快なのだそう。 よくみれば魚へんに休む、その漢字からしてものんびりやさんのようですね。 もう一つは距離感のお話。「ごり」とは五里のことで距離にして五里くらいを一押しするからという説。 これを真似たのが... »

「クヌギ」 の由来

クヌギの木を見ると蹴りたい衝動に駆られる。 私はもはや病気の領域に達しているのかもしれない。 小さい頃から虫取りをしてきたが、これ以上に彼らが集まる木は他にない。 クヌギは幹の一部から樹液がしみ出ていることが多く、カブトムシやクワガタをはじめ甲虫類やチョウ、オオスズメバチなどの昆虫がそこめがけて集まってくる。 オオクワガタもクヌギを主な活動拠点とするため、それらの名産地においては何時間もクヌギを見張っている光景が見られることも珍しくないという。 それは知らなかった。 その光景を想像するとなんだか不気味かも・・・ 樹液が染み出すのには理由があるそうだ。それはシロスジカミキリが産卵のために傷をつけることから。 しかし近年ではボクトウガの幼虫が材に穿孔した孔の出入り口周辺を常に加工し続けることで永続的に樹液を浸出させ、集まるアブやガの様な昆虫、ダニなどを捕食しているという説が登場している。 なる... »