「ハットトリック」 の由来
先日、サッカー中継を見ていたときのこと、偶然ハットトリックの目撃者となりました。
ハットトリックとは何かと?
ハットトリックとは、サッカーやアイスホッケーなどで使われている用語。
1試合に同じ選手が3得点することをいいます。
ちなみに6得点をダブルハットトリック、9得点をトリプルハットトリックというそうですがもちろん一点を争うサッカーではそこまでを拝むことはそうそうありません。
欧州のライブ中継だったので、英語表記が表れました。
Hat Trick
英語の苦手な私でも理解できる単語。
帽子にトリック?なんのこっちゃ。
■「ハットトリック」の由来
由来は諸説あるようですが、最有力といわれているのは
イギリス発祥のスポーツであるクリケットからきているというもの。
日本では馴染みが薄いクリケットですが、実は野球の元になったスポーツ。
投手はウィケットという柱と横木に向かってボールを当て、それに対して打者はそれを守るためにボールを打ち返します。
ウィケットの横木を落とせば打者はアウト。
とまぁ非常に野球に似ているわけです。
競技の中で3人の打者を連続でアウトにするのは、野球以上に難しいといわれているそうでこの偉業を成し遂げた選手には高級な帽子が贈られたといいます。
野球で言うところの三者連続三振?
もうお分かりのように、この帽子、つまりハットからハットトリックが生まれたというお話。
他にも選手の功績を称えて観客が帽子を投げ入れたことからきたといった説もあるようですがやはり前者が有力かと思われます。
サッカーにおいては、プロリーグや国際試合でのハットトリックの達成は非常に難しいといわれています。
もしそれを見かけることがあったらグラウンドに向かって、テレビに向かって帽子を投げて叫びましょう。
ハ~ット トリ~ック
あ、そっちの由来じゃなかったっけ。
最近のコメント