「アサヒビール」 の由来
キングオブビール。。それはアサヒビール。
そんなことはないというご意見もごもっとも。
キリンもサッポロもエビスもバドもハイネケンもある。
だけどキングはやっぱりアサヒ。だと思う。
私がそう思うのはその普及度とでも申しましょうか。なんせどこでも見かける。
居酒屋、露天商、コンビニ、サービスエリア、温泉の自販機にうちの冷蔵庫・・・最後は個人的な嗜好か・・・
理由があると思うのですが、私の分析ではとりあえず飲みやすい。
癖が少なく初心者でも安心な定番的苦み。
そしてもう一つが決定的な理由だと思うのが、その安さ。
お店でも利益が出やすいし、露天商でも定価に手間のっけても手ごろ感が残るから客も買いやすいと思うんです。
自宅の冷蔵庫しかり、何本か買うと他の銘柄より1日多く飲めるくらいの値段の差。
それが意外に大きいと思うわけ。
そしてあのおなじみの銀色のカン。値段からも味からも水を飲むような感覚の庶民のアイドル、それがアサヒビール。
■アサヒビールの由来
場所は大阪麦酒吹田村醸造所、時は1892年というから明治25年のこと。
本格的な国産ビール「アサヒビール」が発売された。
「アサヒ」には「輸入を防ぎ国産を興さん」という創業の思いが込められているという。
日出づる国に生まれたビールへの誇りと、昇る朝日(旭日昇天)のごとき将来性、発展性を願ってアサヒビールと名づけられたのだ。
もちろんそれが第一の理由なのだが実はもうひとつ忘れてはならないエピソードがあるらしい。
現在のようなカタカナ表記に変わるまで朝日麦酒株式会社であったのだが宣伝や挨拶状では、旭ビールと表記されていたというのだ。
会社設立の準備室の役割を果たした建物の名、それが旭館。
思い出の建物の名前がそこにはかぶせられていたわけだ。
きっとその場所でもたくさんの酒盛りが行なわれたのだろう。
最近のコメント