「ポールポジション」 の由来
スポーツ競技には様々なスタイルがあります。
理不尽に思えても、それがルールである以上はそこに異議の申し立てはできません。
今まさにテレビでは冬季オリンピックをやっていますが、それを大いに感じます。
一番はスピードスケートという競技。
前に立たれてしまったらよほどのことがない限り追い抜くことは不可能ではないでしょうか。
しかも決着はコンマ何秒以下の世界で、まさにそれは髪の毛とか乳首とか人より多くでっぱりがあったほうが有利といった領域。
勝ち負けはわかりますが、それほどの差が一体ナニになるのか・・・
そんなことを言ったら元も子もありませんが、もう少しなんとかならないものなのでしょうか。
だからタイムを競うのと順番を競う競技にわかれているのでしょうけど・・・
そんな中で私が今日取り上げるのはF1。
特に興味があるとか思い入れがあるとかそういったことはないのですが同様の他競技と見比べたら公平性があるような気がします。
その根拠はタイムトライアルにあります。
やはりこの競技もコンマ何秒を競いますが、それはスタート順を決めるだけのこと。
タイムのいい順に並び、全車一斉のスタート。
レース運びやら、メカニックの技術やら耐久度も問われチーム一丸の結束力が必要となります。
接触もあればクラッシュもあり。
その辺りは決して公平とはいえないかもしれませんが先ほどのスピードスケートなどに比べると、負けても諦めが付くと思えるのは私だけでしょうか?
■「ポールポジション」の由来
さてここまで、テーマを取り上げていませんでしたが今日ご紹介するのは私の大好きなポールポジション。
もちろん理由は先頭に立てて気持ちがいいという本来の意味が一番ですがなんとなく、口に出して言いやすいこと(なんとなく連呼したくなる)も理由の一つです。(個人の感想です)
ポールポジション(Pole position 、PP)とは、モータースポーツにおいて、決勝レースのスタート位置の先頭を指すこと。
自ずとその位置は勝利への最短コースとなります。
また、自分のペースでスタートを切ることができ、後続を前に出さないような駆け引きも可能です。
雨の時には水しぶきもなく、雪でスリップする他車を気にすることもありません。
もちろん経験はありませんがきっと気持ちのいいことでしょう。
これは知りませんでしたが、ポールポジションを獲得したドライバーは「ポールシッター」と呼ばれるのだそう。
ポールポジションの由来は競馬からきているといいます。
1900年の初頭、競馬の世界では観客席から離れた位置からのスタートでも馬の番号が分かりやすいようにゼッケン1番の馬の位置にポールを立てる習慣があったといいます。
確かに、競馬のスタートは横一列ですがそれぞれの確認したい馬は違いしかも今のようにモニターがなければ目視しかないのでそういった工夫が必要といえます。
この「1番の位置にポールを立てる」という習慣がモータースポーツに移行する中で「1番前のスタート位置」に転じたというわけ。
ポールがそのままの意味であることはなんとなく想像していましたが、まさか競馬から来ていたとは。
やはり調べてみるものですね。
最近のコメント