生き物

「トナカイ」 の由来

「真っ赤なお鼻のトナカイさんは~」と書いている今はまだ夏なのですが・・・ 今日はトナカイさんの由来です。 たまたま検索に引っかかったトナカイさんについて読んでいたら、驚くべきことが書いてあったのです。 トナカイは、シカ科の哺乳類で主に北極圏に生息していますよね。 枝状の大きな角を持ち、よく見かけるのはやはりクリスマス。 サンタさんが世界の子供たちにプレゼントを配りに行くそのお手伝いとしてソリを引く姿が印象的というか、それが全てかもしれません。 我々の知る動物の中には日本語と異なる名前を持つ動物がたくさん存在しますが、トナカイもその一つだというのです。 知りませんでした。 英語での呼び名は「カリブー」と言います。 そんな呼び名聞いたこと無いです。 トナカイ(漢字は馴鹿)は日本での呼び名となります。 「馴鹿」は「じゅんろく」と読み「飼いならされた鹿」の意味だそうです。 そしてこの「トナカイ」と... »

「アブラゼミ」 の由来

夏になると耳障りなものありますよね。 そうです。セミの鳴き声です。 聞こえてこないと夏を感じないというのも事実ですが、ただでさえ暑いのに、更にうるさいという現実は我々には不快感しか与えません。 み~ん みんみんみ~ん♪ つくつくぼうし つくつくぼうし♪ 代表的な鳴き声ですが、私は勘違いしていました。 そしてその間違いに気がついたのは最近のことです。 我が家の周りでよく見かけるのは、あの本体が黒で羽が茶色のアブラゼミって種類ですが彼らの鳴き声は「み~ん みんみんみ~ん♪」ではないのですね。 どちらかといえば(どちらかというわけはなく)彼らの鳴き声は「ジージー」とか「ジジジジー」なのだそうです。 恥ずかしながら知りませんでした。 セミには不思議がたくさんあるのはご存知でしょうか。 例えば六年間地中にいて、地上に出てきて羽化してもその命は2~3週間程度。その間最後の最後まで力を振り絞って鳴き続け... »

「ミミズ」 の由来

近くに釣りに行くんですね。用水ダムってやつです。 もうカレコレ十年に以上通っています。 フナとかコイもいたんだろうけど、現在の主流は外来魚。 ブラックバスにブルーギルそれに見たこともない小魚が少し。 竿は1000円以下、仕掛けはなくなればそのつど買い増し。 飲み物を持参して、他に必要なのは手を拭くタオルと糸が絡まったときのハサミに長時間が苦痛でないイス程度。 お金のかからない娯楽。 忘れてはいけないのは、粋のいいエサ(みみず)。 これは釣具屋さんで購入してもいいんだけど、 買ったものって土のせいなのか、針で刺すと中の体液(血?)がカラシみたいな黄色でおまけにめちゃめちゃ臭い。 一回エサを付けるだけでもうその手は鼻の近くには寄せられない。 そんな理由も有って私はミミズを自宅で捕獲してから向かうことに決めてる。 何度も探すうちに生息場所を把握したから簡単。 第一に肥えた土、第二に湿りのある場所... »

「ゴキブリ」 の由来

小学校のときゴッキーってあだ名を付けられた女の子がいました。 今聞けばちょっと元モー娘のゴマキっぽい匂いもしますが、彼女の場合はゴキブリの方です。 ほんと残酷です。小学生。 付けたのは私ではありませんよ。 ずいぶん昔から(数万年くらい?)あのオドロおどろしいビジュアルはそのまんまで生命力はむしろ上がっているかもしれません。 もちろん直に触ったことはありませんが、私一人でも人生で100以上はハントしていますが、全く減る気配すらありません。 その生息場所から意外にベトベトしそう。 何かあればすぐにでも飛ぶ準備がいつでもできている。 普通に素早い。たまに白いのもいたりする。 もしそれがゴキブリと知らされてなくてもこれだけの条件を聞かされたなら、皆が皆不快感を示すことでしょう。 思い起こせば中学二年の夏休みの自由研究。 部活の仲間が集まって、散々検討した挙句持ち出したテーマはゴキブリの研究。 もち... »

「霊長類」 の由来

「霊長類ヒト科 最強」 誰のことだったか正直思い出せないのですが、確かプライドかK-1だったか、格闘技のロシアの選手の入場アナウンスだった気がします。 ただ強いとか、~チャンピオンとか、世界一とか、もうそんな言葉だけでは表現しきれない。 というかそれ以上に強いという過大広告とも言えなくもないこのフレーズ。 でもその言葉が私の心に深く刺さったのでした。 ちょっとだけ面白くてけっこう強そう!ってね。 でも何となく納得できないのです。 だって霊長類って聞いたら「長」つまりは「おさ」って意味がありそうだから、それが本当なら「おさのなかでもっともつよいにんげんのなかのおさ」ってことになってしまうから。 ややこしくないですか? 霊長類の由来 霊長類とは、哺乳類の霊長目に属する動物のことを言います。 原猿類、真猿類や新世界ザル、旧世界ザルなど細かく分類されます。 類はそのたぐいという意味ですからヒトに近... »

「鯰(なまず)」 の由来

趣味があります。釣りです。 でもあまり得意ではありません。 待つのが苦手です。細かい作業が苦手です。 魚のヌルヌルもそれほど好きではありません。 でも狩猟が好きなんです。 おそらく男の遺伝子です。 だから釣りに向かいます。 でも擬似エサが好きではありません。 邪道な気がするからです。 釣具店のミミズも好きではありません。 臭いからです。 だから自宅近くで生のミミズを採取して向かいます。 細いもの。青いもの。ありえない太さのもの。 お蔭様でお客様(お魚さん)には大変好評です。 他の人に全く当たりがなくても私だけ釣れます。 針の大きさを中途半端にするので色々釣れます。 オコゼのような数センチのものから、入れ食いのブルーギル。 もちろん手ごたえが楽しいのでブラックバスを狙います。 大物狙いの巨大ミミズを付けました。 竿を立てかけて寛いでいたら、うとうとしている間に竿が消えていました。 ウキはすで... »

「蚊(か)」 の由来

この生き物が生息しない場所はどこなのでしょうか? それほどの害(医者にかからなければならないとか)はないにしても、その鬱陶しさは誰もが知るところですね。 今日は「か」さんについて。 最初は「ブユ」について書こうと思いました。 なんとなく由来に広がりがありそうだし、興味はこちらのほうが上でしたので。 それに自分はブユと認識していたこの生物を近所の若い子が「ブヨ」と呼んでいたんですよ。 これは方言なのだろうか? そんな疑問からと調べてみると、ブユ(蚋)は、ハエ目(双翅目)・カ亜目・ブユ科だそうで、(やはり本来はブユなのか・・ついでにハエなんだ)関東ではブヨ、関西ではブトと呼ばれているというなんともややこしい生き物であることが確認できたのでした。 蚋と蚊の違い もちろんそのビジュアルが一番の違いのようです。 確かに、蚊は血を吸う前であれば、そのほっそりとした姿が魅惑的であるのに対して、ブヨ(いつ... »

「鮎(アユ)」 の由来

先日、梁漁(やなりょう)へ行ってまいりました。 梁漁(やなりょう)とは、川の中に足場を組み、木や竹で、すのこ状の台を作った梁(やな)という構造物を設置し、上流から泳いできたアユがかかるのを待つ漁法のことです。(写真参照) これが面白い。 水の流れ込む様を見ているだけでも飽きず、その上黙っていても天然のアユが「勝手に」流れてくる。 新鮮なアユはその味も市販のものとは比べ物にならず、背びれ、腹びれ、尻尾をとって頭から骨を引っ張れば、ツゥ~っと身を置き去りにして簡単に骨抜きにできるのです。 是非一度、こんな体験をしてみてください。 たまたま生まれてから川魚をほとんど食べたことのない人が同行しておりましたが、その人生を悔いておりました。 さて前フリはこの辺にして本題。今日は「鮎(アユ)」です。 この漢字にしても魚に「占める」独占しています。 川を独占?川の王様?あのひ弱ななりで? それとも骨を占い... »

「ミヤマクワガタ」 の由来

私の実家では捕れるのですよ。 小さい頃は周りの人が羨ましがったものです。 カブトムシなら20匹、ノコギリクワガタなら5匹ほどの交換レートだったと思います。 今日は「ミヤマクワガタ」のお話です。 特徴的なデザイン、表面には繊毛?? ハサミの先は二股に分かれ、7センチ以上のものは数千円の値が付きます。(写真参照) 子供の頃はその値打ちなど考えたこともありませんでしたが、近所の子供の目の色が変わる姿を見ると改めてその価値を思い知らされます。 親戚の子供に頼まれて、数十年ぶりに山に入りました。 なかなか見つかりません。数日通いつめてようやく一匹。 昔と今と何が違うのだろうか?なぜ捕れない? 考えてみていくつかの結論が見えました。 一つは山にしかいないということ。平地林ではまず生息していません。 もう一つは、山が荒廃していること。 篠竹が生い茂り、木は蔓に締め上げられ、森は昔ほどの明るさはありません... »

「マムシ」 の由来

小さな女の子がボソッて呟いたんです。 「おかしいよ。虫じゃなくて動物でしょ。」 正確には動物でもないんだけど・・ 爬虫類なんて分類にはまだまだご縁のないほど幼い少女にそれ以上の反論はしませんでした。 しかし言われてみればこれはおかしな話。 虫じゃないのに「まむし」ときた。 これは由来を調べてみなくては。 マムシとは・・ クサリヘビ科の毒蛇の総称なのだそうです。 クサリヘビ科とは、爬虫綱有鱗目に属する科だそうです。 日本に分布する種としてはニホンマムシ、ツシママムシ、ヒメハブ、サキシマハブ、ホンハブ、トカラハブ、タイワンハブなど。 へぇ~。ハブとマムシは同じ分類なのですね。 灰褐色の地に大きな銭型の斑紋があるのが特徴。 カエル・ネズミなどを食べるそうです。 マムシの由来 由来はなんと!「真虫」からと考えられるそうです。 「虫」に、本当とか「真性」という意味で「真」がつけられて「真虫」になった... »

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