生き物

「スズキ<魚>」 の由来

テレビの中でアフリカ人の漁師が声高に叫んでいた。 「スズキってなんだい? 日本では有名な名前だってことは聞いたことがあるけど何のことだい?」 彼の狙いはナイルパーチという魚。 淡水魚としては大型の部類に入る、最大で全長2 m体重200kg にもなる魚。 アフリカ熱帯域の川や湖に広く生息し、肉食性で小魚や甲殻類などを食べるらしい。 ヨーロッパと日本にその多くが輸出されるそうで、買い取り価格も高く現地の人々が狙って捕獲するのも納得がゆく。 水産資源としての価値が高いことから、もともとの分布範囲を超えてアフリカ各地に放流されたのだという。 確かに彼も一回の量で一万円に満たないほどだが稼ぎはいいと言っていた。 アフリカでいえば間違いなく高所得。 小さな型が売れないためその場で焼いて食べていたが、ナイルパーチをアフリカの人が食べることはほとんどないという。 さてそのナイルパーチだが、日本に入ると名が... »

「パンダ」 の由来

見た目は可愛いけど実は凶暴なんてことはよくあります。 これは最近噂の肉食モデル・・・ ああ話が違うほうにいきそうなので修正。 今日の話題は動物のほうでした。まぁ人間も動物ではありますが・・・しかも肉食女子。 ほら、オーストラリアにいる抱っこするとかわいい・・・それはもちろんコアラなんですがまたまた間違えました。今日の由来はパンダでした。 今日の俺どうしたんだろ。若年性ボケかな・・・ ■「パンダ」の由来 白と黒の一見かわいい大きなぬいぐるみのようなパンダ。 その名前の由来には、ネパール語説と中国語説があるといいます。 ネパール語説では、「竹を食べるもの」を意味する「ネガリヤーボンヤ」からきたとか「手のひら」を意味する「パンジャ」からからきたとされているそうですがどちらかといえば、「竹を食べるもの」の方が有力とされているそうです。 確かに、手のひらといわれてもどんな特徴か想像できませんが食べ物... »

「ウナギ」 の由来

同名の映画があるよね。 とても素晴らしい作品である。 皆さんにも是非見て欲しい。 最近価格が高騰している。 高い高すぎる!買えない。 吉野家ではドンブリが始まった。牛肉やに置かれている事に疑問を感じたが最近妙に高齢者の利用が目立つことを思い出してみるとどうやら作戦は成功のようだ。 先日お惣菜屋で弁当を発見した。 ご飯の三分の一ほどの大きさのブツがのった物だ。 ところが!値段は吉野家と同等。 それだと吉野家に行く気がするのは俺だけだろうか? まぁ何にしろ、どこに行っても高い。 仕方が無いから回転寿司の一貫を食した。 丑の日が近いが今年はこれで我慢しよう。 ところで魚なのになんで「うし」なのだろうか・・・ それについては別の機会に調べるということで。 そんなわけで今日の由来は「ウナギ」。 あ~食べるのもいいけど一度でいいから釣ってみたい。 ウナギの歴史は大変古く、奈良時代の「万葉集」に「武奈伎... »

ホタテの由来

「ホタテ」 の由来

ホタテガイ(帆立貝、ほたて貝、ホタテ貝とも呼ばれる)は食用としてよく知られ、殻径は20cmほどになる大きな二枚貝。 貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっているそうで、ふくらみが強い方が右殻とのこと。 (まぁそんなこと知らなくても大丈夫、生きていける) 殻の中央には大きな閉殻筋(まぁ読んで字のごとく開閉するいわゆる柱のこと)がある。 また、外套膜(いわゆるヒモ)の周りには、およそ80個の小さな眼点(つまり眼)があるそうで、そこから明るさを感じることができるらしい。 浅海の砂底に生息。 日本での南限は、日本海が能登半島、太平洋が東京湾。 ただ、大規模な商業的漁業が可能なのは東北地方の三陸海岸以北。 天敵はヒトデ、オオカミウオ、ミズダコ。 こうみると気にもとめず、ただ口に放り込むだけだった貝にも興味が沸くから不思議なものですね。 物心付いたときから皆が美味しい美味しいと口にする光景を眼にし... »

「鯛(タイ)」 の由来

その名前から縁起のいいイメージがついたのでしょうか。 今日はメデタイ鯛のお話。 身は白身でさっぱり、骨は咽喉に刺さるほどしっかり、見た目は定番的なビジュアルを持ちお祝いの席で主役となるのがスズキ目タイ科の海水魚タイ。 通常言われるタイはマダイを指すことが多いそうです。 その名前の由来は・・・ 他の魚に比べてひらたいそのビジュアルから(高さに比べて厚みが少ない)来ているといわれています。 想像しにくければタイの他にはマンボウがそういった体格と説明すればお分かりいただけるでしょうか。 タイは「平ら たいら」の「たい」と同源と考えられるのだそうです。 漢字「鯛」については「調和のとれた魚」の意味があるそうで、そこも「均整のとれた側扁」からきているそうです。 また、タイがメデタイのは名前だけでなくその赤い色からもきているます。 確かに紅白の赤と考えればメデタサを感じるのが日本人。 そうして現在はも... »

「ボウフラ(蚊の幼虫)」 の由来

私は昔から釣り好きなのですが、その経歴が長いことからなのか、最近は今までやったことのない釣りにはまっています。 それは小さな用水路で釣る雑魚釣りです。 獲物を決めずにとりあえず魚がいないか糸をたれる。 名前も分からない見たこともない魚があがるのが面白くて、車にはいつも竿が積んであります。 サイズは10センチ程度で、体に線のあるものや吸盤のあるものなど様々。 似たような場所でも生息する魚が違うのに驚くと共にその種類の豊富さにも感心させられます。 名前が分かれば食べたりもできるのかもしれませんが、水路の水の濁りも気になるのでそれは見送り飼ってみることにしました。 水槽を用意して息が出来るように泡ぶくをいれてて、、、さて困りました。 何を食べるのでしょうか? 釣り上げた時同様にミミズをいれますが、食いつきはイマイチ。 金魚の餌やらメダカの餌を買ってきて投入しますがお口に合わないようで結果はいまひ... »

「テントウムシ」 の由来

その見た目は華やかなので、一見幸せな虫のように見えますが、いざ捕まえて手にのせてみると、よく分からない液体を発してきたり忙しなく歩き回っては、逃げるように飛び立つ。 どうにもその存在が不思議な生き物、その名は「テントウムシ」。 ■「テントウムシ」の由来 名前の由来はその素行からきているといいます。 一度捕まえてみてください。 もちろん先ほど書いたように、いの一番に逃げ出すのですが、彼らは助走を多くとるのです。 飛び立つ時には必ず指先まで、(棒状のものなら必ず上にのぼる) 木の枝先などならその先端まで登ってから飛び立つのです。 そういった習性をを見た昔の人は、天への道を教えてくれる虫であると考え「天道虫」と名づけたのだと言います。なんとも浪漫のあるお話ですね。 しかし、その様々な憶測を呼びやすい名称からなのか、テントウムシにはお笑い芸人のそれにも似たたくさんの俗説があります。 点が十ある虫だ... »

「マリモ」 の由来

漫画ワンピースでのサンジとゾロといえば犬猿の仲。 顔を合わせると喧嘩ばかり。 本当に一緒に旅しているの?と疑問に思うほど仲が悪いの二人だが立ち向かうべき相手がいるといつの間にか協力し合って戦い、勝利をおさめる。 男ってきっとそんなものなのだろう。 サンジがゾロをいつも「マリモ」と呼ぶのだけれど、この理由は漫画じゃ分かりづらい。 丸い頭の形だけでなく色が緑色をしているからだ。 なんでこんな他愛も無い話を突然しだしたかといえば、今日マリモが売っていたからだ。 貴重な生物だと聞いていたが、少し前くらいからUFOキャッチャーなどでも見かけるようになった。 それでもまだ、景品になるほど貴重なものと考えていたが、とうとうワンコイン500円ほどで手に入るようになってしまった。 いったいぜんたいどういうことなのだろう。 ■「マリモ」とは マリモ(毬藻、学名Aegagropila linnaei)は、球状の... »

「スッポン」 の由来

食べたことはない。食べてみたいとも思わない。今日の話題はスッポン。 だって亀は食べないのになぜスッポンは食べるの?素朴な疑問。 それについては、一般的な淡水のヌマガメなどは独特の臭みがあるからだと言います。 調理の前に下ごしらえが必要だそうで、そのまま茹でたりしなければ食べれないほどでは無いらしい。 世界的にはウミガメはよく食べられているといますし(そういえば身内でも食べた話を聞きました) 中国など東南アジアを中心に、食用として沢山のカメやヘビ、トカゲなどが捕獲・消費されているのはよくテレビでも見ます。 でも食べられると聞いても私はやっぱり嫌ですね。やはりお国柄なのでしょうか。 しかし、亀と違ってスッポンについては日本でも古くから食されていたと聞きます。 縄文時代や弥生時代の貝塚などからも発掘されているというからその歴史の深さには驚きです。 スッポンは伝来してきたものだと思っていたので二重... »

「モグラ」 の由来

最近立て続けに土の盛り上がった場所、通称「モグラ塚」をみました。 もしかしたらまた大きな地震が来るのか? いやいやそんなわけはありません。 鯨や鯰じゃあるまいし・・・ 私がそう考えたのは、モグラはいわゆる地中で生きるものであり地表の変化に敏感かななどと浅知恵で思いついたわけです。 地中の変化に敏感に反応して間違えて地表にでてきてしまったの? ■「モグラ」とは しかしよく考えて見ると、ほかの生き物と違ってモグラは我々の生活に身近ではなくその生態をよく知りません。 少し調べてみました。 モグラは漢字だと土竜などと書くそうです。 そのベールに包まれた存在にはピッタリかもしれませんが。 モグラはトガリネズミ目・モグラ科 (Talpidae) の哺乳類のだといいます。 これにも少し驚きですね。 我々の同胞というわけです。 余談ですが、昔、週刊明星に連載された三島由紀夫さんの「不道徳教育」に「処女膜は... »

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