「うじゃうじゃ」 の由来
田舎でも昔のような、様々な種類の魚が溢れているという小川は少なくなっている。 そんな中で、私はタナゴ釣りというものに興味を持った。 タナゴの大きさというのは5センチにも満たない程度。 それを長さ1メートルほどの竿で釣り上げる。 ウキも針も糸も強く触るともろく崩れていくようなつくり。 なんとなくその手軽さから初心者でも大丈夫だろうという軽い気持ちだから挑戦できたのだろう。 エサも合わせて2000円ほどのセットを購入して下調べも万端。 いざ日曜日の朝、車に乗り込み現場に直行した。 大きな池の近くにの小川。水の色も濁りが少なく悪くない。 そ~っと覗いてみると驚いた。メダカだ。群れで泳いでいる。 耳を澄ますとバシャ、バシャと魚の跳ねる音。 かなりの大物。浮かんできたそれらを見ると鯉やフナだ。 お目当てのタナゴを図鑑で確認しながら目を凝らす。 見つけた!死骸がぷかぷか浮かんでいる。いるのは間違いない... »
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