状態

「うじゃうじゃ」 の由来

田舎でも昔のような、様々な種類の魚が溢れているという小川は少なくなっている。 そんな中で、私はタナゴ釣りというものに興味を持った。 タナゴの大きさというのは5センチにも満たない程度。 それを長さ1メートルほどの竿で釣り上げる。 ウキも針も糸も強く触るともろく崩れていくようなつくり。 なんとなくその手軽さから初心者でも大丈夫だろうという軽い気持ちだから挑戦できたのだろう。 エサも合わせて2000円ほどのセットを購入して下調べも万端。 いざ日曜日の朝、車に乗り込み現場に直行した。 大きな池の近くにの小川。水の色も濁りが少なく悪くない。 そ~っと覗いてみると驚いた。メダカだ。群れで泳いでいる。 耳を澄ますとバシャ、バシャと魚の跳ねる音。 かなりの大物。浮かんできたそれらを見ると鯉やフナだ。 お目当てのタナゴを図鑑で確認しながら目を凝らす。 見つけた!死骸がぷかぷか浮かんでいる。いるのは間違いない... »

「やさぐれる」 の由来

育ちがよかったせいだろうか。そんな言葉知りませんでした。 「やさぐれる」 意味は、すねる、ふくれる、また、無気力で投げやりになること。 「ぐれる」の一般的な意味からふてくされる情景は容易に想像がつきますが、では「やさ」とは何のことでしょう。 それにはもう一つの意味の分析が必要なようです。 意味その2は、家出するとか、宿無しの状態でふらふらすること。 ■「やさぐれる」の由来 やさぐれるは、不良の間で使われていた隠語である「やさぐれ」が転じた言葉なのだそう。 「やさぐれ」の「やさ」とは「鞘(さや)」の反転であり(逆さにしたと考える)その刀の刀身部分を入れる筒の意味から家を表し、そこにはずれることを意味する「ぐれ」が付くことで家出することや、家出人そのものを表すようになったそうです。 なるほど、でもいつの時代の不良が思いついたのでしょうね。 刀を持っていた時代なのか、それとも近年のいわゆる不良の... »

「鈍間(のろま)」 の由来

「ドジでのろまな亀」 果たしてそうなのだろうか? ウサギとカメの亀を見る限りそんなことないと反論したくなる。 「のんびりだけどがんばりやでしたたかで計算高い亀」は言い過ぎかもしれないが、都合が悪い時には甲羅の中に隠れられるしそれほど食べなくても生きながらえそうだし、顔を見る限りふてぶてしく殺しても死ななそう・・・までは言い過ぎかな。 いったい私は亀の味方なのか敵なのか・・・ 冒頭のセリフは有名な堀ちえみさんのスチュワーデス物語での教官のセリフだが平成生まれの記憶には間違いなく存在しない。 でもそれだけの暴言を吐いた相手と最後は幸せになるという筋書きはなんだ、よく見ればウサギとカメの話ではないかと。 今更気付く私って亀より鈍感? ■「鈍間(のろま)」の由来 「のろま」なんて人には言われたくないものですよね。 明らかに見下されているみたいだし、「ま」で終わる吐き捨てる感じに憎しみが込められるよ... »

「メリハリ」 の由来

メリハリをつける。 最近自分自身に戒めをかけることば。 「ながら」は昔から得意なのですが、最近は歳のせいか集中力が不足しどれも中途半端に終わることが多い。 テレビをつけながら仕事するとか、ものを食べながら運転する。 音楽をかけながら本を読んだり、授業を受けながら寝る・・・あ、これは誤り。 それとダラダラをなくしたい。 昔から飲み会というのが苦手なのですが、それは相手によるところが大きい。 苦手な相手とのそれは苦痛以外の何物でもないが、逆に気の許せる仲間だと寛ぎすぎてしまう。 やはり人間関係には「なぁなぁ」というのは禁物で、いくら飲んでいるとはいえ特に相手が素面ならなお更そういった配慮が必要であると思う。 だから今年の目標は、最初に時間を決めてそれに従い、いくら楽しくても長居をしないこと。 つまりは「メリハリ」をつけること。 今のところはある程度は守れていると思う。 ■「メリハリ」の由来 さ... »

「アンポンタン」 の由来

バカってやっぱりあまりいい言葉ではありませんよね。 使ってはいけない言葉だと心掛けながらもついついあまりにも程度が低いと感じたときにふと口に出てしまう。 よくないことです。 そういえば高校の時のクラスメートの女の子が私のことを「ばかぁ」と口癖のように言ってたけどそれはどちらかといえば「おばかぁ~」的な親しみを覚えた「バカ」だったので悪い気はしなかった。 どちらかといえばエロスを感じる「ばかぁ」だった。 そうなってくると妄想が膨らんでベットの中の男女間でのちょっとしたいじわるの中から生まれる囁き声の「ばかぁ」だったのかななんて・・・ おいおい・・・ 俺考えすぎだろ。 その点、関西人というのは誤魔化すのが上手で、同様の表現でも「あほ~」というものがある。 本来我々関東の人からすると、「ばか」よりその頻度の低く感じる「あほ」は物足りなさを覚えるわけだが、その加減と柔らかさが「あほ」の魅力だろう。... »

「華奢(きゃしゃ)」 の由来

「あなたって華奢な子が好きそうよね。」 昔バイト先で言われたことがあります。 一瞬、え!?ってなって改めてその意味を考える。 「きゃしゃ」ってなんだっけ? なんだっけなんだっけどんな漢字だかも浮かばない。 漢字も浮かばないから当然意味も浮かばない。 後でそうだった、ほっそりと繊細で弱々しい感じの女性のことだったと思い出す。 まぁなぜ浮かばなかったかにはもう一つ理由があってそう私に言った彼女も華奢とはいえないけどなかなかの美人。 だから彼女にいきなりそう言われたときに驚きの方が先にたって正直冷静でいられなかった。 かといって、はいそうですとは答えられないし、彼女自身を否定しない言葉を選ぶが今となっても正解は見つからない。 若かりし日のちょっと苦い思い出だ。 ■「華奢(きゃしゃ)」の由来 華やかに奢る、どうしてこんな漢字があてられたのか。 「華」の字に「キャ」の読みもないし・・・実は華奢(きゃ... »

「ふてくされる(不貞腐れる)」 の由来

どこかの方言かと思っていましたが、その漢字をよくみると非常に奥が深そうなのが「ふてくされる」。 意味は不平・不満の気持ちがあって、なげやりな態度や反抗的な態度をすること。 私もそのような態度をとってしまうことがあるので注意したいものです。 ふと、新聞で見かけたら「ふて腐れる」と書いてありました。 正直、「ふてくされる」という平仮名表記だと思っていたので、この事実から「ふてくされる」が「ふて」と「腐れる」から形成されているという思いもよらなかった事実で一気に「ふて腐れる」への興味がわきました。 ■「ふて腐れる」の由来 「腐れる」との表現は適切な気がします。 完全に臍を曲げ、使い物にならない感じは容易に想像できますよね。 では「ふて」はどこからきたのでしょうか。 「ふて」は動詞の「ふてる」からきているようです。 「ふてる」意味は、「すねる」「投げやりな行動に出る」「強情を張る」などで「ふてぶて... »

「パイパン」 の由来

知っているけど口には出せない言葉ってありますよね。 それって男は大抵エロが関ってくると思うわけ。 先日も友人が、エステのことを何を狂ったか「スマタいく?」とか大声で叫んでしまってそれが電車の中だったこともあって、そこにいた友人であるはずの五人が黙り込むという正に珍事件を目の当たりにしたところです。 そういう言葉って意識しないで出てしまうことが多いので気をつけようがない。 もちろん心の中では当然のように何度も叫んでしまっているから出てくるわけなんだろうけどそういう状況を考えただけでゾッとするので、昔の彼女や浮気相手の女の名前同様に気をつけたいものですね。 さてそんな前フリから今日は何を取り上げるかというと「パイパン」。 初めて聞いた時には本当になんのことやら想像もつかなくて その意味を知ったときには別な驚きがあったものです。 どうでもいい情報ですが私はいまだ出会ったことはありません。 ■「パ... »

「パウチ」 の由来

どこかで聞いたことは歩けど、何のことだかはよく思い出せない。 会議で出てきたその言葉をあたかも知っているかのように「そうですね~」なんて相槌を打ちながら周りの話を聞いて必至に思い出そうとした。 どうやら透明らしい。 なんとなくイメージ的に包み込むらしい。 紙がぬれないらしい。 そうか! ラミネート加工のことか! 「そうですね。やっぱりパウチは必要ですよ。雨対策もあるし。」ドヤ顔でね。 ほっ 事なきを得た。 ■「パウチ」の由来 パウチって何のことだろう?って思う人・・私の他にもいますよね? 私が言っているパウチ(pouch)とはこの場合、印刷物に対するラミネート加工の俗称のこと。 レトルト食品のパッケージングに用いられるレトルトパウチと言えば世の主婦業の皆様にはお馴染みのようです。 ラミネート加工というのは、表面に透明のフィルム状のものを張り付けることで強度を上げたり、表面を保護したりする加... »

「メンヘラ」 の由来

メンタルヘルスとはそのままずばり「こころの健康」のことを言います。 精神面における健康のことで、精神衛生、精神保健とも称されます。 精神的な疲労、ストレス、悩みなどの軽減・緩和とそれへのサポートのことも言いますよね。 そのメンタルヘルスに悩みを抱える人、つまり精神疾患や精神障害を持つ人のことを*メンヘラ*というのだそうです。 皆さんはご存知でしたか? そういった呼び名のおこりは匿名掲示板の2ちゃんねる。 メンタルヘルスのことが「メンヘル」と略されて呼ばれるようになり、病気にかかっている人のことをそこに -er 形がついて「メンヘラー」更に略して「メンヘラ」という言葉が生まれたというわけ。 「精神障害」といった表現より柔らかい言い方であるという意見もある一方で、この言い方を嫌う人も多いと言います。 使用には細心の注意が必要とのこと。 今日はその使用法を間違えたオシャレ番長を発見しました。 そ... »

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