状態

「土左衛門(どざえもん)」 の由来

見たことが無いものってのは経験も無いわけで、説明するのも難しいものです。 でもそれをみたいかと聞かれたら大抵の人は、それは勘弁してくれと言うに違いありません。 今日は水死体について知識を深めてみたいと思います。 水死体はどのように腐敗が進行していくのか?詳しい説明が見つかりました。 当たり前のことですが、水死体は浸かり続ける日数が長くなるほど腐敗が進行します。 どこがはじめに腐敗していくのか?それはまず顔からだと言います。 やはり浮いているのがいけないのでしょうか? 仰向けなら顔、うつ伏せならお尻から?まぁその辺の具体的な話は次回にでも。 最初に角膜が濁り、死後2週間ほどすると手足の皮膚が剥がれ落ちるのだそうです。 まぁこのくらいでも興味本位で見るのも困難な状況ではないでしょうか。 間違いなく飯は不味くなりそうです。 やがて腐敗ガスにより全身が膨らむと言います。(巨人様化というらしい) 寒... »

「とことん」 の由来

自分の言葉でないものは中々受け入れにくく、そのため逆に喉元にひっかかるように気になるので心にも残るものです。 今日は「とことん」を取り上げたいと思います。 この言葉を連呼するのは、とりわけ政治家に多いのではないでしょうか? 他の言葉とセットで考えると、議論を深めてとか、やりぬくとか、責任を持って取り組んでいることをアピールし、更にそれにしっかりと向き合っている姿を強調したいときに用いられるようです。 でも現実はというと・・・いやその答えは皆さんに委ねます。 ■「とことん」の由来 「とことん」は日本舞踊からきているといわれています。 「トコトントコトン」という足拍子を意味しているのだそうで、転じて踊りの意味となったようです。 その舞踊の「トコトン」は「床(とこ)」と「トン」という擬音が語源と言われており「とことん」でも擬音であると考えられているようです。 歴史でたどると、十返舎一九著「東海道... »

「くノ一(くのいち)」 の由来

ちょっと読みづらいですが、今日のお題は「くのいち」 くノ一(くのいち)とは、一般に女性の忍者のこと。 小説や漫画などで多く用いられる言葉です。 彼女らの任務は男の忍者とは違い、情報集が主である。 家の下女や女中としてスパイのように送り込まれ・・・ 働きながら普段見聞きする情報を収集し、仲間に報告することが任務。 こうみると「家政婦は見た」も服装は違えどくノ一なきがしてきた・・・ 実は行きつけの店にくノ一がいる。 いや辞めてしまったので今はいないから、いたが正しい。 割烹料理屋の店員の服装は着物を崩した作務衣のようなもの。 女将クラスは着物なんだけど、バイトは動きやすさを重視したのだろう。 彼女はポニーテールでもみ上げのところから数本長い髪を垂らしている。 細面で切れ長の目、華奢でかわいいこだったのですが、なんとなく雰囲気がくノ一だったので我々は彼女をそう呼んでいた。 確か頭には鉢巻のような... »

「干物女」 の由来

ある女優さんの名前とともにニュースの見出しについてうたのは「干物女」の文字。 実は私この「干物女」というものを、今調べるまで知らなかったのです。 女優さんがあるトーク番組で語った内容からこの見出しがついたのだそう。 家では自分の名前が書かれた高校生時代の体操服を着て、女性にもかかわらず毎朝起床してわずか5分で外出する。 寝癖は髪を水で濡らして車の窓を開けてそこから入る風で乾かす。 ひとりラーメンは当たり前で、こってりした豚骨しょう油が大好物。 デニムにシャツというラフな服装で、カウンターに座って黙々と食べているといった目撃談も確認されているのだそう。 私としては逆に男らしくて個人的には好みのタイプ(裏表が無くて)かもしれないけど、その想像上の登場人物がその女優さんだから成り立つわけで確かに風貌だけでも他の方より劣る女性が更にそのようなライフスタイルだったら確かに引くかもしれない。 この場合... »

幸せの由来

「幸せ」 の由来

歴史小説を読んでいたら「仕合せ(しあわせ)」って言葉が記載されていました。 もしや・・・これが・・・ 「おててのしわとしわをあわせて、しあわせ。なぁ~むぅ~」どうやら今まで信じてきたこちらの由来は覆えりそうですね。 幸せの由来 やはり「幸せ」は「仕合せ」が由来なのだそうです。 その意味は「仕」=「する」という意味なので、 動作があうことが仕合せを意味するとのこと。 そこから「めぐり合わせ」が良いとか悪いといったことを意味するようになり、「仕合せが良い」「仕合せが悪い」といった使われ方となりました。 それが江戸時代頃から「仕合せがよい」ことの意味だけ残って「幸せ」となったと言います。 「幸」 の漢字については、「幸福」の意味になってからの当て字のようです。 「幸」 はもとは手かせを描いたものであり、「手かせ」や「刑罰」を意味していました。 それがやがて、手かせをはめられるような刑罰から免れた... »

「しつこい」 の由来

「ひつこい?聞いたことないな~。」 大学の友人の聞き慣れない単語にそんなやりとりがありました。 じつはこの「ひつこい」とは「しつこい」のことで、関西地方や中国地方、九州でも「ひつこい」が訛りとして存在するのだそうです。 私の住む関東では大部分の人が「しつこい」というので「ひつこい」など聞いたことがありませんでした。 でもよくよく考えて見ると、毎度登場する江戸っ子の祖母は「ひ」が言えない。 だから「潮干狩り」などは、「しおしがり」と発音する。 「ひざし」は「しざし」、「ひょうきん」は「しょうきん」・・・いやそんなにひどくはないが、確かに関東の人は「ひ」が言いにくいという現状があるのかもしれないのでこの事例になんとなく納得させられる。 それから「しつこい」が出てくるたびに、私は友人を振り返り「ひつこい」といったものだが、ついには5度目ほどで友人のほうから「しつこい!」と怒られてしまった。 私に... »

「ざっくばらん」 の由来

本当に日本語なのでしょうか? 使いながらも首を捻らずにはいられません。 相手に思ったことを隠さずにいうなど、あけすけで遠慮しないさまを表す言葉「ざっくばらん」。 私は畏まった場所や、肩のはるような交渉というのは苦手です。 ついつい「ざっくばらんに~」と相手にお願いしてしまいます。 社交辞令とかお世辞とか、駆け引きなどはあまりしたくありません。 相手のご機嫌を伺う接待などにも、もし自分がそれを受ける場合でもあまり魅力を感じません。 自分に得な物であれば必要だし、逆に要らないものであれば相手が交渉上でもそれを安くしてきたなら、逆にそれを怪しいと思うたちなので絶対に応じることはないでしょう。 日本人にはそれほどない、白黒はっきりしているタイプなのでもしかしたら嫌がられているかもしれませんね。 しかし言葉遣いには注意したいものです。 「ざっくばらん」に話をしたい、という意味のことを立場が上の方や目... »

しがらみの由来

「しがらみ(柵)」 の由来

私には好きになれない言葉がいくつかありますが、今日はその一つ。 「しがらみ」について。 我々は社会生活をおくる上で、たくさんの括りや環境に身をおいて生活しています。 例えばそれは会社であり、家庭であり、趣味のサークル、ご近所付き合いや学校の先輩後輩などのように自然と上下関係が出来る付き合いもあります。 確かにそういった中で、波風立てずに平穏に暮らしたいと思うのは全ての人の願いであり、希望でもあります。 しかし、それだけでは我々がよりよい社会を形成したり、充実した生活をおくることはできません。 人が集まればその数だけ意識というものが働き、その数だけエゴが存在します。 そういった中で、倫理に反することなく法を侵すことなく規律を守りどれだけ多くの人が理想と思える状況に導くかというのは大変難しい問題です。 一人一人が思っていることを言えれば、本来は正しき道に通じるはずです。 日本人とはそういった民... »

ボケナスの由来

「ボケナス」 の由来

外皮の色つやのあせたナス。 ぼんやりした人を罵っていう言葉。   つまり、食べるのには適さないようなナスのことなのだろう。 しかし、ナスは前回書いたかもしれないけど便利で正しい野菜。 ほっておけばいくらでも成るし、収穫してもすぐに次の花が咲いて実がなる。 収穫時期も分かりやすいし(色ですぐわかる)虫もそれほどつかない。 唯一、食べ方が限られることくらいがネックなだけでその点も、もしかしたら料理の出来ない私だから考えるだけかもしれない。 そのナスがボケるって、意味がよく分からないんだけどそれを人間に例えると、ぼんやりした人に例えて言うのだそうだ。 なぜそうなるのかは、きっと由来を調べてみれば分かるはず。 ボケナスの由来 ナスはあまりに環境のいいところで育てると実をつけなくなってしまうのだそう。 それを「ボケナス」といいます。 育ちがいいと実を結ばないと・・・ このことをどのように解... »

もてるの由来

「モテる」 の由来

なんであいつはモテるんだろう。 誰でも一度くらいは誰かに嫉妬したことありませんか? モテるの解釈は簡単なことで、異性から人気があること。 もてるは多くの場合、多数の異性から好かれることを指すのですが、「あんな美人にもてるなんてうらやましい」といったように特定の人から好かれる際に使われることもあります。 もてるの歴史は古く、江戸時代には既に使われていたとか。 また、昭和中期辺りから「モテる」というカタカナを併用した表記も使われ始めました。 今回私も悩みました。 それは「もてる」より、「モテる」のほうがなんとなくモテそうだからです。 また最近は「モテキ」という言葉も常用化されつつありますよね。 「モテキ」は、久保ミツロウさんによる日本の漫画作品で、それを原作としたテレビドラマと、2011年の映画により一気に脚光を浴びてそれと共にこの言葉も世の中に浸透していきました。いわゆる「モテ期」のことです... »

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