状態

「堂々巡り」 の由来

意味1 同じような思考や議論が繰り返し、少しも先に進まないこと。 意味2 国会で議員が演壇上にある投票箱に順々に投票すること。 なんとなくこの言葉を聞くと、悩んでいる姿が想像できます。 行ったり、来たり、行ったり、来たり、行ったり、来たり・・ その漢字を見るならお悩みなのはお坊さんなのかもしれません。また禅宗?? お堂の中を行ったり、来たり、行ったり、来たり・・ 何かを待っているのか、結論を迷っているのか、説教の題材が浮かばないのか・・ 行ったり、来たり・・ 私はきっぱり由来を調べてみます。 堂々巡りの由来 堂々巡りとは、信徒や僧侶が願い事を叶えるために、神社やお寺のお堂の周りを何度も回る儀式のことからきたそうです。 お寺はわかりますが、神社? 神社はお堂とは言わない気がしますが。それならお百度参りってのがあるはずです。 お百度参りご存知ないですか? 元は、近くの氏神神社や有名な社寺に、百... »

「マンネリ」 の由来

この言葉を日本語っぽく表現したら・・ 日常化?馴れ合い? 数十分考え込んでみましたが、それらしい答えがでてきません。 今日は「マンネリ」について。 マンネリ化と言われるとあまりいい気持ちがしません。 なぜならそこには、打開策や画期的なアイディアもなくただただ、いつもやっていることを演技者のように淡々と続ける様がイメージできるからです。 それが悪いことだけではないことも確かです。 例えば伝統芸能であれば、昔から引き継いできたものを丸ごとコピーし、次代に繋げるのが役割なのですから。 しかし、人とは欲張りな生き物。 毎日、毎日同じことを続けると、そこには「飽き」というものが生まれ、ついつい、「マンネリ」という言葉を使いたくなってしまいます。 辞書で調べると「マンネリ」とは? 新鮮さや独創性がないことだそうです。 更に、語源由来となると、英語の「mannerism (マンネリズム)」という言葉から... »

「せっかち 」 の由来

自分で自分が嫌になるときがあります。 やりたいこと、食べたいものがあると、居ても立ってもいられない。 他人がのんびりしているとせかしたり、それが列であったりすると段取りの悪い人に嫌悪感を抱いたり、十人十色、考えも色々、能力も色々仕方ないことです。 そんな私でも不愉快なのが、車のあおり行為。 本人にその気がないとしても、車の距離感によっては威嚇を感じたりします。 交通法規にも違反します。人命にも関わります。絶対にやめましょうね。 今日はそんなわけで「せっかち」。 せっかちとは? 落ち着きがなく、急ぐさま。思い立ったらすぐ実行しないと気が済まない性格。 ずばり当てはまる自分はコメントスルー。 漢字をしらべてみたら、由来もなにもないものが出てきました。 「急ぎ勝ち(せきがち)」なのだそうです。 つまり急ぐが勝ち? それは誤りだそうです。 「急き」は、焦ってイライラする意味の動詞「急く(せく)」か... »

「イライラ」 の由来

「あさくらみなみ39歳 最近イライラする」これは最近話題の女ピン芸人「いとうあさこ」さんの持ちネタです。 現状に満足していない・幸せから遠い・結婚に焦っているなどの自虐ネタで、人気漫画「タッチ」のヒロインのコスプレ(水色レオタードにリボン)スタイルで新体操もどきを披露しながら次々にネタを繰り出す。 脇の下の汗はやらせなのか、加齢による高度な動きのもたらす自然発汗かは不明・・となぜそんなに詳しいの? 私はけっこうお笑いファンでありまして・・ それはさておき、今日は「イライラ」について。 あなたはどんな時にイライラしますか? 私は思い通りにならない、時間に間に合わない、集中しているときに話しかけられるなどでしょうか。 最近はこれを書きながら話しかけられると極度のストレス=イライラが発生いたします。 イライラの語源・由来って何なのでしょうかね? この二回続けるのもそうだし、「イラ」という言葉も的... »

「魂胆」 の由来

「腹のうちに何を持つ」 塊をもつ。 「どんな塊を持つ」 魂の化身を持つ。 そんな重いものはないのでしょうか?しかしこの言葉から私が想像するのは必ずしもいい「腹心」ではない気がします。 この最近日本のトップが用いた言葉と、今回の「魂胆」この二つが微妙にリンクする気が私にはしてならないので、その意味、由来を調べてみたいと思います。 「腹心」とは? 腹と胸のこと。また、転じて心の奥底をいうそうです。 また二つ目の意味としては、どんなことでも打ち明けて相談できること。 深く信頼できること、またそのような人のことだそうです。 由来としては、体の中心にある「腹と心(胸)は核でもあり、 心の奥底でもあることから心から信頼できることを表すようになったそうです。 「信頼できる人」と喩えは非常に古く、中国最古の詩篇「詩経」や、779年の「続日本紀」の中でみられるそうです。 「魂胆」とは? 心に持っているたくら... »

「伊達(だて)」 の由来

先日、仙台のほうへ旅行に行きました。ご当地~なんて言葉が最近は流行っておりますよね。 仙台といえば・・笹かまぼこ、牛タン、そして・・伊達政宗なわけです。 お菓子の箱からキーホルダー、ゆるキャラまでまんべんなく独眼流で彩られておりました。 戦国武将でありながら、なんとなく影を感じる片目。大きな特徴を持つこの歴史上の人物は、現代ではすっかりこの地方のマスコット的な存在。 とにかくこの男心を擽りまくるこの「伊達」について気になったので調べてみたくなりました。 「伊達政宗」については唯一無二の存在であり語源も由来もありません。 しかし、「だて」でいくつか思いつく言葉があったのです。 それは、「だてまき」「だてめがね」「だておとこ」。もしかしたら、政宗公に関係があるものが・・ 「だて巻き」の由来 「伊達巻き」とは、卵黄に白身魚のすり身を混ぜて厚焼きにして巻き簾で巻いたもののことだそうです。写真参照 ... »

「切羽詰る」 の由来

どうにもならないほど緊迫した状況がこの言葉で容易に想像できます。それはテレビドラマでよく見かける断崖絶壁に追い詰められた犯人のように、はたまた、借金苦で逃げまどい暗い部屋で一人首を吊る覚悟の事業主なのか。なんだか物騒な状況ばかり想像してしまいますが、漢字だけ見れば勢いあまって鳥の手羽先を食べ過ぎて、咽喉に詰まらせた状況なのかもしれません。今日は「切羽詰る」について。 切羽詰るとは?物事がさしせまって、どうにもならなくなることや身動きがとれなくなることだそうです。 語源・由来「切羽」について日本刀の鍔(つばと読む、鍔迫り合いなどのつば)の両面に添えてある薄い楕円形の金物のことだそうです。これが詰まると・・そう!刀が抜けなくなるわけです。刀を抜く=緊急時そんな時に抜けなくてあたふた、この状況から「切羽詰まる」となったようです。更に「切羽」の語源は、「狭鍔(せつば)」または「副鍔(そえつば)」か... »

「お洒落」 の由来

「オシャレさん」とか言われたら誰でも悪い気はしないですよね。人より先に新しい注目のアイテムを身に着けていたり、誰も着こなせないような服を見事に自分のモノにしていたり、とにかくいい意味で注目を浴びている気がします。ところが!この漢字は何でしょうね。「お酒に落ちる」なんだか飲みすぎて道端に倒れこんでいたり、水路に足を落としたり「泥酔」のニオイを感じてしまいます。これほど不釣合いな漢字もないでしょう。「オシャレ」という言葉の語源も(中国語や英語、フランス語ではなさそう)漢字の言われも想像できません。と書きながら一つだけ思いつきました。「シャレ」です。私の大好きな駄洒落のシャレ。駄目なしゃれでダジャレ?? 語源・由来洒落の語源は?「晒れ(され)・戯れ(され)」が転じたとされる。おしゃれは?漢字で「御洒落」と書くように、「洒落(しゃれ)」と同様に、「晒れ(され)」「戯れ(され)」が転じた言葉なのだそ... »

「ビビる」 の由来

びびる テレビを見ていたらなんか面白い芸名の方がでていました。 ビビる大木? びびるの意味を調べてみると「おじけづく」とありました。古くは平安時代から使われていたそうです。この芸人さんがカタカナを利用している点からも西洋の匂いがしたので最近かと思いました。しかし、芸風がおじけついている訳でもなし・・調べてみれば元々はお笑いコンビとしての名前だったそうです。大木さんは大内さんという人と1966年コンビを結成。デビュー当時はジャージを着用して活動。「はじめまして、こんばんみ!!」「わっしょい!」といったギャグでブレイクしたそうです。しかし、2002年ラジオにて相方の大内さんが引退表明し、それから大木さんはコンビ名を残した現在の芸名に改名し、ピン芸人となったとか。そういう経緯があったのですか。あまりテレビみないので・・この「びびる」は芸人の間でよく使われてきたようです。江戸時代には舞台前に緊張や... »

Page 10 of 10«8910