言葉

「やせ我慢」 の由来

森山中の大島さんの顔写真が週刊誌の見出しに掲載されていました。 タイトルはずばり、「コブタちゃん」になりませんか?-深夜番組の本音トークに支持急増- 中身は確認していないのですが、おそらくダイエットとかスタイルとか気にしてストレスをためるより、いっそのことカミングアウト状態で食べるだけ食べて可愛らしい子豚ちゃんを皆で目指しませんか?といったお誘いの中身と推測されます。 確かに、バラエティ番組での森山中は輝いてます。 浴衣姿で世界中を旅し、ゲテモノ食いからバンジーなどのアクティビティまでこなします。 その軽やかでハツラツとした姿は、我々に人生がいかに素晴らしいかを教えてくれているかのようです。 身近に、食べずに悩んで欝や過食に悩んでいる人がいたら、「こんな容姿でも人生を前向きに捉えて、逆にその個性を存分に発揮して謳歌している人たちもいるんだよ。」と教えてあげたいほどです。(いくらなんでも少し... »

「いんちき」 の由来

ふと思った。 いんちきとは漢字でどう書くのだろう。 不正やごまかし、いかさまのことを「いんちき」といいますよね。 自分の心の辞書を開いてみると、私はかなりの頻度でこの言葉を使っている・・・ どうやらお気に入りの一品らしい。 「いん」だとちょうどよさそうなのは・・・やましそうなイメージからして「隠」とか「陰」 「因」なんかも可能性を感じるし、少しやらしく「淫」もどうだろう。 「ちき」はやはり、「痴気」ですかね。もちろん「乱痴気」からきているので、そこから導き出そうと「いん」も「因」あたりが有力な気がしてきます。 ■「いんちき」の由来 「いんちき」は賭博仲間の隠語からきているのだそう。 不正行為で詐欺的な賭博をすることを意味し明治時代から使われてきたらしい。 それまでは、「いかさま」が多用されていた一般人の間で用いられるようになったのは昭和になってから。 その由来については、有力なものは二つほ... »

「マネキン」 の由来

最近はその存在が当たり前のようになってきました。 それはもちろん製作技術の向上や、販売商品そのものの質の向上があげられるでしょう。 一昔前は商品より「マネキン」の方に目がいってしまってました。 ただ、それはその仕事が「モデル兼販売員」であるといった事実を、我々が以外に知らなかったからかもしれませんね。 ■「マネキン」の由来 「マネキン」は、フランス語で「モデル」を指すmannequin(マヌカン)の英語読みからきていいますが、(そのマヌカンについてはオランダ語で「小人」を指すmanikinからきているとのこと)日本では「招かん(まぬかん)」に通じるから縁起が悪いとか、逆に「招き猫」や「招金」にかけて造語がされたといった話があるようです。 日本における「マネキン」の歴史は1925年までさかのぼります。 大正14年3月に初のマネキン人形専業メーカー「島津マネキン」が京都府京都市で創業されました... »

「黄昏(たそがれ)」 の由来

黄昏時(たそがれどき)、それは日没直後の暗くなった頃の時間帯。 なんとも寂しくなるのは動物なら皆同じではないでしょうか。 たそがれ泣きというのをご存知でしょうか? 夕方になると赤ちゃんがわけもわからず泣きだすのです。 別名「コリック」といわれ、諸外国でもよく見られると言います。 原因ははっきりわかっていないそうですが、日中の疲れなども関係しているようです。 ただ、これは一日で終わることはなく数日、さらには数週間続くこともあります。 親戚の葬式でそれが起きたものだからさぁ大変。 通夜の席は悲しみも忘れるほどのパニック状態。 当事者である両親も恥ずかしさを忘れるほど汗だくになって、いさめようとしますが全く止む気配はなく、一時間まるまる泣き続け記憶に残る葬式となりました。 全ての参列者が焼香を済ませ席に着いた途端ピタッとおさまったものだからその時は誰しも何らかの力の存在を確信したものです。 ■「... »

「番長(ばんちょう)」 の由来

番長といえば、やはりプロ野球選手の清原和博さんではないでしょうか。 やはり不良少年の「リーダー格」というイメージが彼をそうさせているのでしょう。 確かに長めの学ランに下駄にマントといった応援団の団長のようないわゆるバンカラの姿を想像して清原さんに当てはめるとしっくりくるというか、ピッタリはまる気がします。 このことは、本人が公認の事実でありそれを意識してか(たぶん元からお好きなのでしょう)イカツイ格好にイカツイ髪型・風貌、いじられるとすぐにプロレス技を持ち出すなど芸風に近いものがあり、楽しんでいるかのようにも見えます。 ■「番長」とは 前出のように番長とは不良少年の「リーダー格」で間違いないと思っていましたが、実はそのような役割が昔のの役職にあったというのです。 番長(ばんちょう)は、律令制における役職の一つであり衛府の下級官人のことでした。 かの延喜式には左右の近衛府・衛門府・兵衛府に数... »

「脛齧り(すねかじり)」 の由来

無業者、いわゆるニートという言葉をしらべてみました。 ニートとは若年無業者のことで、言葉の発祥はイギリスから。 「NEET」と書くそうで、これは「not in education, employment or training」 略す為に頭文字をとって生まれた言葉なのだそうです。 イギリスでは義務教育修了後の16~18歳(もしくは19歳)までの者が教育、労働、職業訓練のいずれにも参加していない状態を指した造語だそうで、日本における我々のニートのの解釈とは若干異なるようですね。 ただ、世界的に抱える問題としては同じようでOECD諸国においてNEETの割合はオーストリア・チェコ・ポルトガル・スウェーデン・トルコを除く全ての国で年々増加していると言います。 ニートとは 日本には更に、引きこもりという言葉があります。 厚生労働省の定義においては、引きこもりも若年無業者(ニート)に含まれるそうで、そ... »

「断末魔(だんまつま)」 の由来

よく聞くけど本当には(現実には、目の前では)聞いたことはない「断末魔の叫び」。 この言葉を調べてみると、どうやら私は勘違いをしていたことに気づきました。 「断末魔」とは状態を表す言葉で、その意味は人間が死ぬ直前の状態のことなのです。 息を引き取る瞬間そのものが「断末魔」であり、「断末魔の叫び」となると、その時に上げる声のことを表すのです。 その声は、痛みや苦しみなどからあげるものだけでなく、生に執着することからも生まれます。 これから死ぬという恐怖や、生が終わってしまうという後悔など様々な感情が含まれるのでしょう。 おそらく、その瞬間はなんの羞恥心もなく何にも束縛されることはないから、相当な痛みの、無念の、後悔の声なのであろうと予想されます。 自分はできることなら声をあげずに静かに断末魔は迎えたいものです。 しかし、その時その状況になってみないとそれは誰にも分からないものです。 私たちが安... »

「UFOキャッチャー」 の由来

ゲームセンターに立ち寄ると必ずチェックしてしまうものがあります。 それは「UFOキャッチャー」。 私は学生の頃、家庭用のゲーム機以外でゲームをするような経済的余裕がありませんでした。 それでも友人達の付き合いで寄った際に、何か自分でも満足でき、且つ何か役立つものはないかと模索していました。 結果行き着いたのが「UFOキャッチャー」。 勝負は100円。 そう決めて一発勝負に挑みます。 何度か失敗するうちにある法則に気づきました。 これは言葉で説明するのは難しい感覚の問題。 クレーンを下ろす位置や力調整、落とし方まで多岐にわたります。 私はこの手の「感覚」に優れていたので「とれる」と確信したものは逃しませんでした。 こうなると面白いもので、毎度毎度端からチェックしては狙いを定めゲットしていきました。 ただし、一つ難点がありまして、取り易い物を取る為、元から欲しくて取っているわけでもない上ニーズ... »

「天邪鬼(あまのじゃく)」 の由来

自分の性格を一言でたとえることのできる素敵なことばを見つけました。 それは天邪鬼(あまのじゃく)。つまりひねくれ者。 この「あまのじゃく」の由来については、漢字で見ても分かるように天邪鬼という生き物(存在? 神様? 鬼?)からきているということなので調べてみましょう。 天邪鬼(あまのじゃく、あまんじゃく)とは、悪鬼神もしくは小鬼のこと。 妖怪の一種とされ、「河伯」「海若」とも書くのだそうです。 ただ、その鬼も日本と中国ではそのルーツが異なります。 どちらの国にも存在した悪鬼が習合することで生まれたのが天邪鬼のようです。 仏教では人間の煩悩を表す象徴として捉えられてきました。 例えば四天王や仁王に踏みつけられている小さな鬼たち。 日本古来の「天邪鬼」は、日本書紀・古事記にある天稚彦(あめのわかひこ)、天探女(あまのさぐめ)といった神様に関係するといわれています。 「あまの~」という名前からも... »

「フライングスタート」 の由来

久々に訪れた運動会には驚かされた。 先生も加わった徒競走があったのですが、熱くなりすぎたのはその先生のほう。 なんと三回もフライングしたうえ、最後には三番目の走者がグランドのラインをふみ失格処分。 ルールを教えるべき立場の教師がルール違反で失格するとは・・・ 教え子に自分たちの能力を見せ付けたかったのかただただ目立ちたがり屋の先生が集まってしまったのか、それともそういった時代なのか。 なんとも、とほほな結果でありました。 ところで合図の号砲が鳴る前にスタートすることをフライングといいますがフライのつまり飛ぶの現在進行形がなぜこのような意味になるのか皆さんはご存知ですか? ■「フライングスタート」の由来 フライングとは、「flying start」の略なのだそうです。 意味は一つ目に、迅速で幸先がよい始まりのこと。 もう一つは今回のような、スタートラインを通過するときにすでに競技者が完全な動... »

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