言葉

「濡れ衣(ぬれぎぬ)」 の由来

皆さんは濡れ衣を着せられたことありますか? 濡れ衣とは、無実の罪。根も葉もない噂。 私はよく着せられます。 というかわざと着せられるようにしているというのが正しいかもしれません。 それは、わざと悪者になるのが得意ということです。 簡単なようで難しいものですよ。 最終的にそれが濡れ衣だったことを知らせるところまでプロデュースするわけですから。悪趣味ですね。 そんな私だから、本当の濡れ衣は絶対に許せません。 意図しない本当の濡れ衣は絶対許せません。 私が最近理不尽に思えたのが冤罪という名の濡れ衣。 東電OL殺人事件(とうでんオーエルさつじんじけん)です。 これは1997年3月に東京電力の従業員だった女性が 東京都渋谷区円山町にあるアパートで殺害された事件で、有罪とされたのはネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさん。 今になって再審無罪判決が確定しました。 この事件何がおかしいのかというと、... »

「すっぱ抜く」 の由来

スクープや特ダネを「すっぱ抜く」。 私は「すっぱ抜く」記事は好きですが、「すっぱ抜かれる」ことはあまり好みません。 だれでもそうか・・・ 「すっぱ抜く」とは、隠し事や秘密を暴いて明るみに出すこと。 知られたくないから隠すのだし、誰にでも秘密の一つや二つはあるものです。 知られると自分の現状を悪くするばかりでなく、事によっては友人関係や家族関係も壊れる可能性があります。 芸能人だから仕方が無いとはいっても、そこにも限度やモラルというものが存在するのを忘れてはいけないことでしょう。 しかし、最近の芸能人はそれを超越しているようで、不倫・三角関係・未払い・薬物・軽犯罪・強制猥褻といった社会秩序に反するネタでもそれをダシにしてメディアに取り上げられることを望むような事案が多くどっちもどっちだな・・・と半ばため息交じりのゴシップ誌みたいな。 本気だったらビートたけしのように襲撃するはずですがそれがそ... »

「留守(るす)」 の由来

おかしな言葉もあるものです。 「留守」と書き「るす」と読みます。 「留まり守る」と書くのに意味は、家に居ない、不在なこと。これは本来の意味は、あるじが不在の家を守ることであったのだそうです。 中国語に由来していてるそうで、「皇帝が都を不在にしている間、都に留まって代わりに政治を行う」という意味であったものが「不在の主」の方に重点が移ることで単に「不在」の意味に使われるようになってしまったとのこと。 日本に入ってきた時代は定かでは有りませんが、鎌倉時代には現在と同じくような「不在」の意味で「留守」が使われていたそうです。 ちなみに中国では現在でも「留まって守る」の意味で「留守」が使われているとか。 大きな違いですが、当たり前のように我々が用いているのは大変不思議ですね。 1986流行語部門の銅賞に「亭主元気で留守がいい」というものが有ります。 私は今日までこれは慣用句か何かだと思っていたので... »

「奈落の底(ならくのそこ)」 の由来

確か人気長寿番組「遠くへ行きたい」だったと思うのですが俳優さんが四国を旅していました。 そこで歌舞伎の小劇場を訪れ、中を見て歩きます。 小さいながらしっかりとした作りのその劇場の地下へ移ると頭をぶつけそうなほどの低い天上(舞台)があり、せり上がって演者が登場する舞台裏が見られました。 その説明の中で、この場所は「奈落」というのだと字幕が入ったのです。 そこでピンときたのが「奈落の底」という言葉。 これは抜け出すことの出来ない状態や立場のこと。 きっと「奈落の底」の由来は、この劇場の地下のような空間が関係しているはずだと私は確信めいた仮説を立てたのです。 ■「奈落の底」の由来 奈落の底とは地獄の底のこと。 つまり這い上がることの不可能な場所と考えられます。 由来については、サンスクリット語の「naraka(地獄の意味)」からきているとのことで、「奈落」は当て字なのだそう。 あれれ・・・ 最初... »

「割り勘(わりかん)」 の由来

割り勘とは、各自が平等に勘定を払うこと。 皆さんは割り勘の状況でどの道を選びますか? 例えばいくら以下は切り捨てますか? そうですね。私は10円以下は切り捨てですかね。人数が多いと計算も面倒ですし。 女性は引きますか? これも難しい問題です。少しは引いても半額までは必要ない気がします。 6~7割は出して貰ってもいいのではないでしょうか。 もちろんこれは友人関係のケース。 では恋人にどこまで出させますか? これも難しい問題です。付き合いが浅ければ割り勘で様子見ですかね。 もちろん切り捨てる感じで少し多く出して~円でいいよくらいがサッパリします。 対等な付き合いだと考えるなら最初はその位がいいといった考え方です。 お酒を飲む人と飲まない人に不公平感はないですか? 私は飲まないことが多く、飲んでもビール一杯程度なので不公平を感じます。 割り勘なら飲まなきゃ損。割り勘でないのなら飲まなくてもいいか... »

「呪い」 の由来

皆さんは目に見えない力を信じますか? 私は今のところ信じています。 今のところというのは、将来の体験でそれが揺らぐかもしれないという疑念が少しあるからです。 ただそれが宗教であるとするならば、数千年に渡ってたくさんの先人たちが信じ、そして伝えてきたという現実だけでも十分信じる価値があるとも思います。 信じるか信じないかというのは「こころ」の問題でもあり、信心を持たないということは、私には寂しいことにも見えます。 現代人はそういった意味では心の貧しい時代に突入しているのかもしれません。 それは進みすぎた科学ですべてが解決できるといった考えを持つ創造性の乏しい人が増えたせいかもしれません。 そのような人々にありがちなのが、いざ科学で解決できない事象にであったときに取りみだすといった状況。 完全に方向を見失いパニックに陥るのです。 昔の人はそんなときに心の平穏を呼びもどすために祈りを捧げてきたわ... »

「目くじらを立てる」 の由来

目をつりあげて人のあらさがしをする。 他人の欠点を取り立てて非難する。 あまり褒められた行動ではありませんね。 こういったことを「目くじらを立てる」と言います。 私はあまり使わない言葉ですが、検索中にたまたま見かけて「鯨」に関係あるならきっと面白い話が見つかるかも!という安易な考えから今日は取り上げさせていただきます。 そこで詳しくその意味を調べてみると、自分の行動に思い当たる節が・・・ あらさがしに欠点の取り立て、これはある意味いじめの第一歩。 私は昔からこれらをやりすぎてしまう癖があります。 それらをただ指摘するだけでなくそれを笑いに変えてしまうのです。 たぶんそういったやり方は関西人の体質に似ているのかもしれません。 このタイミングで言わずにはいられない!と何も考えずにかいつまんでしまうのですが言われたほうはきっといい気持ちはしないことでしょう。 「目くじらを立てる」を理解することで... »

「ガラケー」 の由来

ガラケーとは・・・ガラパゴス携帯もしくは「ガラパゴスケータイ」のこと。 いわゆる「ガラパゴス化」した日本の携帯電話端末の通称として用いられています。 ガラパゴスとはご存知、エクアドルから西に900キロ太平洋上に浮かぶあのイグアナで有名な諸島のこと。 他の島から離れているので独自の進化を遂げた動植物が多数存在します。 日本国内メーカーによって製造されてきた携帯電話は 傑出した機能や性能を持っているが、(ワンセグ 着メロ 着歌 電子マネーなど)独創性が高く世界標準からはずれていました。 そのため海外市場には進出できず、日本だけで独特の進化を遂げてきたというわけ。 こうした状況から半ば揶揄を込めてガラパゴス由来の「ガラケー」の呼び名がつけられたというわけです。 ガラケーの語が浸透してきたのには、急速に普及しつつあるスマートフォンの存在があげられることでしょう。 「旧来の携帯電話の端末」だけで人々... »

「成金(成り金・なりきん)」 の由来

私は正直、お金にそれほど執着していません。 全く執着していないかといえば嘘になるかもしれませんが、人より欲は少ないほうだと自負しています。 もし一億円を手にしたら何をしますか?よく酒飲み話などで出てきますよね。 私はどう答えるかというと、本当に欲しいものはそんな金額では買えないと答えます。 その本当に欲しいものというのが何かは内緒ですが、人並みに家が欲しいとか、車をたくさん買いたいとか土地が欲しいとかそういった気持ちもなく現状にそれなりに満足しています。 どうしても使わなくてはならないなら、一生分の公共料金を前払いするのは面白いかもしれません。 すべて自然エネルギーに投資するというのも面白そう。 もちろんその事業で採算があわなくても全く気にしません。 そんな私が嫌いなのがいわゆる「成金」 そのイメージもあまりよくないことから絶対に呼ばれたくない呼び名とも言えます。 でもよく調べてみると、「... »

「ごぼう抜き」 の由来

久しぶりに運動会ってのに参加しました。 それは甥っ子の小学校のもので、秋空~でなく五月の春空であることに若干困惑しながら言ってきました。 昔は恒例かと思われていた九月、十月の開催も最近は残暑の厳しさから春の開催校が増えているのだそうで、時代と気候の変化を感じずにはいられません。 甥っ子は一年生だったので、入学して一月ほどでの運動会。 踊りも競技も準備が十分とは言えず、整列するのに精一杯といった感じでした。 お昼ごはんを追え、六年生の組体操が終わると最後に町内対抗のリレーというものがありました。 徒競走などは背の順でだいたい同じくらいの子供同士で走りますが、こちらは学年が同じということ以外は無差別に近い為、ありえない組み合わせでのレース展開が見所。 二人の選手の候補しかいない地区の代表と十人の候補からの代表とでは、その力の差は歴然です。 一番大きな地区が四年生でバトンを落とし、そのまま最下位... »

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