言葉

「たらふく」 の由来

私は腹八分目を心がけている。 そもそも満腹感てのが嫌いで、それによって欲求が満たされるってのがほとんどない。 つまりは食が細いだけだ。 朝ごはんなどはパン一切れで十分だし(ただし飲み物は必須)お昼もカレーなら週の半分を過ごせる。 さすがに晩御飯くらいはしっかりとり、ビール一本くらいはいれるが、夜食などほとんどとらない。 ところが性格上問題が生じることがある。 それは食べ放題である。 私は貧乏性なのだ。 ホテルの朝食や、デパートのイタリアンのブュッフェやしゃぶしゃぶの食べ放題。 他にも最近は女性向けの有機野菜専門の食べ放題とか、小さいところではラーメン屋のご飯、カフェのデザートの食べ放題なんてのも最近は低価格で楽しむことができる。より身近なところでは、ドリンクバーであろう。 冷静に値段や採算なんてものを考えて、材料をみわたすと本当に大丈夫?なんて考えてしまうのも自分にそれほど興味が無いからで... »

もてるの由来

「モテる」 の由来

なんであいつはモテるんだろう。 誰でも一度くらいは誰かに嫉妬したことありませんか? モテるの解釈は簡単なことで、異性から人気があること。 もてるは多くの場合、多数の異性から好かれることを指すのですが、「あんな美人にもてるなんてうらやましい」といったように特定の人から好かれる際に使われることもあります。 もてるの歴史は古く、江戸時代には既に使われていたとか。 また、昭和中期辺りから「モテる」というカタカナを併用した表記も使われ始めました。 今回私も悩みました。 それは「もてる」より、「モテる」のほうがなんとなくモテそうだからです。 また最近は「モテキ」という言葉も常用化されつつありますよね。 「モテキ」は、久保ミツロウさんによる日本の漫画作品で、それを原作としたテレビドラマと、2011年の映画により一気に脚光を浴びてそれと共にこの言葉も世の中に浸透していきました。いわゆる「モテ期」のことです... »

「親の七光り 」 の由来

テレビを見ていて見苦しいものの一つに、二世タレントがあります。 大変申し訳ないけど、そのほとんどが実力も人気も才能も足りていないように見えます。 もちろん、名前は挙げられません。 某ミュージシャン気取り、某偽局アナ、某芸人・・・ 誰しも子供が可愛いもので、子供の夢が有名人であったなら後押ししてあげようと思うのは当たり前であります。 しかし、その後押しが露骨であったり、過度であるとその子ども自身が哀れに見えるものです。 それでもテレビに出れたからいいや?そんな気持ちで取り組んでいるのがそもそもの間違いかもしれませんね。 仕事とする以上はプロであり、それでお金を貰いそれでご飯を食べるわけです。 甘えなど許されません。が、最近は緩いのかもしれませんね。 スキャンダルすら話題集めに使われます。 たとえ親の七光りであっても、それでも平気に涼しい顔していられるのだからそれが素質なのかもしれませんね。 ... »

「にっちもさっちもいかない」 の由来

どうにもできないさま。 どう勘定しても。どう工夫しても。 行き詰ってどうにも出来ない時に「にっちもさっちもいかない」が使われます。 「にっちもさっちもいかない」を何かの拍子に取り上げようと考えて、メモしておいたのですが、どうにもこうにもそのシチュエーションが思い出せないのです。 何だったっけ・・・何時だっけ・・思い出せません。 それなら「にっちもさっちもいかない」状況を何か思いつかないか。 十分、二十分、三十分、ぽ~ん時間切れ。 なんとなく見ていた日本代表サッカー前半終了。 それだけ時間をかけて思いついたのが・・・ 「にっちもさっちもどうにもブルドッグ」というフレーズだけだった。 確か、何かのCMで聞いたのが耳に残っていた気がするんだけど・・・ これ以上何も思いつきそうも無い。最後の望みをかけて・・ 調べてみると、実際にこの歌詞の歌があるのだそうだ。 それはそれで驚きですね。 CMのオリジ... »

「ドラ息子(どらむすこ)」 の由来

怠け者で遊び呆けているような息子を「ドラ息子」といいいます。 いや、言いました。 最近はあまり聞かないかもしれませんね。 私も使ったこと・・・あまり無いです。 「息子」はそのまんまなので、この場合「ドラ」に由来があると考えられます。 調べてみると諸説があるようで、有力なものは道楽、野良、銅鑼(ドラ)の3つ。 道楽はもちろん文字通りに遊びほうけていることから。 野良は野良犬、野良猫に使われる野良と同じと考えられるが「ノラ」と「ドラ」では少し遠い気がする。 ただ、野良猫のことを「ドラ猫」と呼ぶことを考慮すると、それっぽい気もしてきますね。 フラフラとうろついている野良息子ということで「ドラ息子」となるわけです。 最後に、銅鑼(ドラ)については鐘を想像していただきましょう。 「ジャンジャン」金を使うという言葉に引っ掛けてドラ息子、金を尽く→鐘を撞くに引っ掛けてドラ息子、遊郭で客入りを知らせる銅鑼... »

「ふがいない(腑甲斐無い/不甲斐無い)」 の由来

なんて自分勝手なのでしょうか。 オリンピックの話です。 我々は参加する選手達の日ごろの努力など知りません。 参加するための費用もマイナー競技ほどかき集めるのは困難で、寄付を募ったり、スポンサー探しに練習時間を奪われたり、たとえメダルを獲得したとしても、他国ほど高額の報奨金も貰える事はなく、それでも世界一とかメダルを目指してアスリートたちは果敢に挑むのです。 我々といえば、普段から注目されているアスリートならいざ知らず、彼ら、彼女らのことは、競技の間の選手達の紹介VTRやメダルを獲得してからの、美談などでしか目にすることはなく、それも、記憶にとどめるのはオリンピックの開催期間中だけであります。 なのになのになのに、メダルに勝手に一喜一憂して「勇気を貰った」とか「感動した」などと口にするのです。 なんて自分勝手なのでしょうか。 そう前置きしておいて今日の本題に入らせていただきます。 「ふがいな... »

「杮落し(こけらおとし)」 の由来

「柿落とし」(こけらおとし)とは、新築あるいは改築した劇場での一番最初の出し物のこと。 昔から気になっていました。 新築ですよ、改築ですよ、セレモニーですよ。 「こけらおとし」って何だか垢抜けないと思いませんか? 是非由来を知りたいと、漢字を見てみたら「柿」じゃありませんか! 柿を落としてこけらおとし?その辺べちょべちょになってしまいますよ。 ■「柿落とし(こけらおとし)」の由来 芝居小屋の工事では、「最後に屋根に残った削り屑(コケラ)」を払い落としてきれいにするため、工事の無事終了と新築での初公演を意味する言葉となったのだそうです。 このように「こけら」というのは、かんなくずやおがくず、木くずなど、建物を建てる際の作業中に出る木片のことです。 ではなぜ、「こけら」という文字に柿という字が使われているのか? 実は、「こけら」の漢字「杮」は「柿」と似ているが別字なのだそうです。 「柿・かき」... »

「アンケート」 の由来

日本でもおなじみの言葉でおそらく外国からそのまんま入ってきた言葉のはずだけど、おなじみの「英語」と考えるには若干しっくりこないって単語がけっこうある。 その一つが今日取り上げる、「アンケート」 アンケートの由来は、質問や調査を意味するフランス語「enquete」からなのだそう。 確かに「アン」だから数を数える程度のフランス語認識能力の自分でも納得。 更にこの「enquete」は、ラテン語の「探し求める(inquarere)」からきているらしい。 ちなみに英語で「アンケート」は「Questionnaire」というらしい。 ■「アンケート」とは・・ 多くの人に一定の質問形式で意見を問うこと。 一つ、社会のいろいろな事柄や人々の意見などを調べるために、関係者や有名人に一定の質問形式で意見を問うこと。 一つ、街頭などで行う一定の質問形式による意見調査。 元々は対面による会話なども含めていたが、現在... »

「親切 (しんせつ)」 の由来

木の上に立って見る親心・・・「親」の字の成り立ちです。 わが子の安否を気づかう、切ないまでの親心が表現されています。 金八先生も熱入れて黒板に書いて生徒にうったえた・・・かどうかは分かりません。 それを踏まえて考えてみると首を捻ってしまいます。 それは「親切」です。 親を・・・切る?? 最近ありがちな事件の一幕です。 ちなみに金八先生の中でもありました。 生徒が誤って母親を刺してしまいます。 でもこの話は全く関係ないので広げる必要もありません。 (さっき金八先生ファイナルみていたせい?) 生後数ヶ月の赤ちゃんを餓死させたり、車に置き去りにしたり連れ子の女児に乱暴したり、マンションから突き落としたり・・・ 見守らなければならないはずの親がすることでしょうか? 信じられないニュースばかりです。 親切はやはり親を切ることに関係するのでしょうか? ■「親切」の由来 「親」の漢字には、立ち木に立って... »

「雁字搦め(がんじがらめ)」 の由来

自由に生きることのできる我々現代人にとって、これ以上に窮屈なことはそうそうないことでしょう。 「がんじがらめ」 「が」が二つも入って、更に濁音が三つ。 なんとも重々しく、プロレスの技のようなこの言葉の由来を皆さんはご存知でしょうか? 私は想像もつきませんでしたが、漢字で書くと「雁字搦め」となるそうで、全体のイメージは更に重たくなりますが、その意味はなんとなく開けてきそうです。 有力な説は「雁字形にからめるから」。 雁は群れて飛ぶときに、横一直線かカギ型になる習性があります。 この状態のことを言っているようです。 しかし、それは整列であって整ったさま、ここでいう絡み合うには程遠い気がしますね。 詳しく調べてみるとこの整列と思われる雁の編隊は種々に変形するのだそうで、縄やひもを左右上下から幾重にもまきつけるように変化します。 そのことを指して、「がんじがらめ」となったようです。 また、漢字から... »

Page 18 of 26«1617181920»