道具

「はがき」 の由来

通信網がインターネットや携帯電話が主流となった現代で「はがき」の存在を思い出させるのは年賀状をだすときくらいになりつつあります。 私はこうみえて文章を書くというのが苦手なので(特に社交辞令の短文とか)昔からこの儀式が億劫だったのですが、パソコンを使うようになってから少し楽しみになりました。 字は斜体を選んで参考文を持ちいれればいいし、好きな写真を使いながらデザインも楽しむことが出来るからです。 宛名も一度打ち込めはボタン一つで数十枚が容易に出来上がってきます。 あの100.0mm×148.0mmという狭い空間をフルに利用するのが一つの芸術の探求のようであり、時間のゆるす限りたくさんのデザインを作成するのです。 出した相手からのリアクションというのはほとんど無いので完全な自己満足。 でも年賀状ってそんなものかもしれませんよね。 ■「はがき」の由来 はがきとは、手紙の形態の一つ。郵便葉書の略と... »

「タブレット」 の由来

自分はすごくダサいのかななんて真剣に考えこんでしまいました。 先日、目上のあるインテリ風の方とお話をしていたら、私が「インターネットとか、パソコンで」といった言い方をしていたのをその方は「タブレット」と言い放ったのです。 その場は話を合わせましたが、それほど知識も無いのでタブレットってどこまでがそうなのかということが単純に気になりました。 IT用語辞典で調べてみると、液晶ディスプレイを持ち運び可能にしたような薄型のペン入力式携帯コンピュータとあります。DSはどうなのだろう・・・ タブレットPCの基本形は2種類あるそうで、液晶パネルの内部に通常のノートパソコンと同程度の処理能力を内蔵し、周辺機器への拡張性を備えた「ピュアタブレット型」と、ノートパソコンにペン入力や縦横に回転可能なディスプレイなどタブレットPCの仕様を盛り込んだ「コンパチブル型」があるのだそう。 んん・・・ややこしいなぁ。 一... »

「風呂敷」 の由来

夏祭りの手伝いに行ったときの話しだ。 着物を扱うのに付き物なのが「風呂敷」。 最近はこんなときにしか見かけなくなった。 親からお遣いを頼まれて、預かった品を風呂敷で包み、とある店まで運んだ。 「あら、やけにおおきな風呂敷ね。大風呂敷・・ぷっ」 いくら親から預かり届けただけの私でも腹ただしい。 「大風呂敷」あまり感じのいい言葉ではない。 自分の言葉で笑う緩さも三流芸人みたいであまり好感はもてない。 そんな私の表情を感じてか、姿勢を正して神妙な面持ちで先方が聞きなおした。 「こんな大きな風呂敷、そうそうは見かけませんがどちらでお求め?」 もう遅い。 私の機嫌はそっぽを向いている。 「相撲部屋ででも求めたのでしょう。」 適当にいなして相手の顔も見ずにその場を離れた。後で親に聞いてみると、購入先は分からなかったが確かに珍しい大きさなのだそう。 測って見れば一坪ほどの大きさもある。 相手にそれほどの... »

「Suica(スイカ)」 の由来

まだ使ったことがないんですよ。 笑われちゃいますね。 都内での生活をやめて地方へ移住して10年。 刻々と状況は変わっていきます。 営団線・・・もうないんでしたっけ? ほんと都内を離れたら車生活どっぷりで、そうそう電車って乗らないです。 だからまだ使ったこと・・・ないんです。 「Suica」 ・・・私のような時代遅れの人間のために・・・以下説明文。 「Suica」は、JR東日本が開発し、当初は自社線専用として導入した非接触型のICカードシステムによる乗車カードのことです。 技術的には、ソニーが開発した非接触型ICカード技術である「FeliCa」を採用しているとのこと。 非接触型のため、パスケースや鞄などから取り出す必要はなく、パスケースごとのタッチでOK。 読み取り可能範囲が半径10cm程度あるので空中を通してもOKらしい。 ただ、そこは機械。 読み取れずに逆に混雑してしまったりといったこと... »

「じょうろ(如雨露)」 の由来

最近家庭菜園にはまっています。 種から蒔けば本物なのでしょうけど、そこまでの余裕も時間も技術も無いので、苗を買ってきて植えます。 ここ数年は自分でも育てられる野菜を探すことが目的になってました。 なすにピーマン、パセリにきゅうり、シシトウなどは簡単なのでおすすめです。 しかもこれらは量もなるのでお得感があります。 逆に失敗したのが、トマト、とうもろこしですかね。 トマトは高い確率で失敗しました。 雨に当てないほうが言いといわれたのでビニールハウスで育てましたが、どういうわけかなる前に枯れてしまいます。 枯れてもいくつかの小さな実が赤くなるのでそれを食べてみると、確かに美味しいのですが一メートルにも成長した木に食べられたのはほんの二粒ほどではどうにも割りに合いません。 とうもろこしに関しては、知らなかったのですが美味しく食べるには苗一本でならせるのは一個か多くても数本までとか。 何も知らずに... »

「おしめ・おむつ」 の由来

親戚に変わった人がいて、自分の子供に「布おむつ」ってのを使っていた。 使い捨てってもったいない気がするけど、そこは便のお話。 衛生面も考慮するといくら私が「もったいない」思考であったとしても完全に受け入れるのは容易ではない。 確かに、通気性がいいから肌の弱い赤ちゃんや高齢者には実際使ってみたら重宝するかもしれないけど、大便を考えると・・・ちょっと考えてします。 自分で行くことがままならないことが前提でおむつを着用するわけだから、小便だけに対応というわけにもいかないわけだし。 それに「紙おしめ」なんて聞いたことがない。 てゆーか最近「おしめ」なんて言わないか。 とゆーか「おむつ」と「おしめ」の違いって何だろう。 おむつとは、大小便の汚れを受けるために乳幼児や病人、お年寄りなどの股に当てる布や紙・・・ 一方おしめを調べてみると大小便の汚れを受けるため、股に当てる布や紙・・・。 おんなじなのか?... »

「ギプス」 の由来

野球よりもサッカーの好きな私はよく海外サッカーを見ます。 イギリスのプレミアリーグを観戦するのですが、このリーグは世界最高峰で各国の代表クラスがしのぎを削ります。 アフリカから南米、アジアに至るまで肌の色も言語も違う選手達。 文化の違いをテレビを通して感じるわけですが、特に面白いのは名前。 例えばブラジルのカカ選手。 以前はイタリアでプレーしていたのですが、そのイタリアではカカは「糞(うんち)」を意味します。 最近気になるのはマンチェスターユナイテッドのギグス選手。 30代後半ながらいまだ現役で、以前は同僚だったべッカム選手と人気を二分していました。 そんな彼の名前は、「ギッグス」とも読めるようですがこれがどうも日本人である私には発音しにくい。 これも文化の違いなのでしょうか。 更にややこしいことに、ライバルチームには「ギプス」という選手がいます。 これがまたいいづらい。 あの骨折したとき... »

「メス」 の由来

TVドラマで手術シーンを見ていると本当にこんな感じなの?と疑問に思う人多いはず。 私もその一人。 緊急手術だからといっても、医者が駆け込んですぐには息が切れてて手が震えて手術できないだろうとか、ロックやパンクなど場に合わない音楽をかけたり、(これは本当にあるらしいですね)人数が足りてないのに手術を始めてしまったり。 現実にあったら怖い話ばかりなんだけど、 すべてに共通していることもある。 着替えて消毒してマスクして、手を胸の前で上向けながら「メス」 単純に言いやすいし認知度も高いからついついその辺に子供などを見つけて寝転んでふざけていると、捕まえて手術(ごっこ)をしてしまう。 ところでこのメスは医学用語(専門用語)なのだろうか? 確かに「カッター」じゃ格好付かないけど・・・・ ■メスとは メスとは、外科手術や解剖に用いられる極めて鋭利な刃物のこと。 刃は手をわずかに触れただけでも皮膚が切れ... »

KURE 5-56 (クレ5-56)

ギギギギギギィ ドアを開けた時に軋む音がするんです。 我が家は築20年以上。床も軋めばサッシも歪み風が吹くと立て付けの悪いドアは古い自転車のブレーキのように爪でひっかいた黒板の音同様の不快な音をたててまるで幽霊が通ったかのように不気味に開くのです。 「あの音なんとかして。」 私に委ねられたはずのこのミッションは、広大な敷地面積のホームセンターで適材を買ってくるという探し物の苦手な私にとって腰の重たくなるミッションであったのは間違いない。 それにしてもあれからどのくらい時間が経ったであろう。 寒くて暖房を焚いていた部屋がいつの間にかムシムシして梅雨を迎え熱帯夜と呼ばれる日が何日か経過した。 暑いときにあの音を聞くとなおさら暑くなり、それを超えるとだんだんイライラしてくる。 音だけでこんなにも心を乱されることに気付き始めて手動のカキ氷機を買いに行くという目的ができたことがそれを後押ししてようや... »

「案山子(かかし)」 の由来

「案山子(かかし)」 の由来

田舎の原風景に欠かせないアイテムを御存知ですか? 自然以外に人間が作り上げたもので風景の邪魔にならない不思議なもの。 それはかかし(案山子)です。 蓑笠(みのかさ)をつけて田や畑などの中に設置して鳥などの害獣を追い払うための人形や、同じことを目的とするなんらかの仕掛けのことです。 「人間がいる」 ように見せかけることでその役割を果たします。 人間が農作業などをおこなっているときには、鳥獣は近づかないからです。 地域によっては吊り人形にしたり、弓矢を持たせるものもありカカシのほか、トボシ・オドシ・ソメ・ヤマビトなどと地方によって呼び方が異なるそうです。 これは知りませんでした。 最近は巨大な目玉を模した風船なども用いられるようですが、これは「大きな目を恐れる」という動物の本能を利用したもののようです。 しかし、手を抜けばそれだけ効果も減るわけで、特にカラス等とは知恵比べです。 田畑を狙う側も... »

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