道具

「オルゴール」

音楽が奏でられると、疲れているとき気が病んでいる時、気分転換したいとき、何かに没頭したいとき心を落ち着かせ、優しい気持ちを生み出してくれたりします。 もちろん自分でピアノが弾ければ、もちろん自分でバイオリンが奏でられれば、それはそれはより心地よいことでしょう。 なんだか西田敏行さんの歌みたいですが・・笑 私も考えることばかりしていて、反復練習とか無心なんて領域には程遠いので、音楽はもちろん苦手分野であります。 それでも唯一「奏でている気になれる」ものがあります。 それは「オルゴール」です。 誰が考えたのか、ゼンマイ等のノー電力で「ただ廻すだけで」好きなリズムがいつでも聴けるのです。 なんて素晴らしいしくみなのでしょう! ~博物館なんて、だいたい素通りする私でもここだけは逃せません。 見つけるたびによっては、一つ二つ購入してしまいます。 今日はそんな「オルゴール」について調べてみましょう。 ... »

「包丁」 の由来

「パオ」の中国語表記。 物を包むために使うもの。 小麦粉の皮に餡を包み、蒸し上げることで作られる中華料理。 麻雀用語で責任払い。 モンゴル高原などで見られる移動式住居。 これらはすべて「包」という漢字の意味するところです。 「安定する」という意味。 十干の4番目。 中国語の化合物命名法では、ブタン、ブチル基など、炭素を4つ含む化合物や官能基に付けられる。 丁字路と書くと「ていじろ」と読む。 これらはすべて「丁」という漢字の意味するところです。 どちらも漢字である以上「中国」というキーワード以外には特に共通項も今日のリサーチワードとの繋がりも見当たりません。 今日はこの二つの文字を合わせた「包丁」について調べてみます。 包丁の由来 包丁は漢字なのでやはり、中国からだそうです。 もとは、「庖丁」と書き、同音の漢字「包丁」に書き換えられたそうです。 包丁の由来の説は大きく分けて二つ。 「庖」の文... »

「カメラ」 の由来

私は「カメラ」が大好きです。 スタートはバカチョンカメラでしたが、今ではデジタル一眼レフです。 時代は大きく変わりました。 ピントは機械が合わせてくれます。 一枚一枚無駄にしないよう注意深くシャッターを押す時代も終わりました。 連写すれば人の表情や動物くらいなら簡単にお気に入りの一枚をおさめることができます。 よい写真が撮れると更に楽しくなります。 ところでカメラの歴史って?? カメラの歴史 カメラとは?写真を撮影するための道具であります。 被写体の像を感光材料(フイルム)の上に投影し、適正な露光を与えることで撮影します。 これではなんとなく理解できませんね。 窓のない暗黒の部屋の壁面に小さな穴を空けてみます。 すると反対側の壁面に外の景色が映し出されます。これは想像できますよね。 これを応用して、日食の観察を行ったり、絵画の下絵を描く目的に使われた道具が「カメラ・オブスキュラ」というそう... »

「ダンボール」 の由来

私はダンボールが大好きです。 入れてよし、切ってよし、燃やしてよし、食べてよし(芸人の下積みなんかで)。 まさに収納業界の「アンコウ」捨てるところなしの優れものだからです。 上記を最初から説明すると、もちろん最初は本業である収納技術。 見た目やその素材(紙)からは考えられないほど頑丈で、引越しでは主役を務めます。 重いもの例えばお米などでも梱包が可能で、そのお値段も150円程度。頑丈な割りに安い! 切ってよし、カッターやハサミで手軽に切ることができます。 ノッポさんに代表される、子供達の工作においても重宝され、その世界を極めるとアーティストにもなれます。日比野克彦さんとか。写真参考 燃やす。 よく燃えます。ただし、一定の炎が燃え上がるまで若干時間がかかります。 商品が痛まないように敷いてあった中紙を着火に一枚用いるとものすごいスピードで燃え上がります。 余談ですが、湿気た着火材にイラついた... »

「そろばん」 の由来

最近見かけなくなりましたね。 まだ使っている方、もしくは会社はあるのでしょうか。 「実はこれはかなり便利なもの。物事の考え方にも利用できる。」 なんていってもこの言葉は他人の受け売り。 だって私はこれ、、触ったことがないんです。 今日は「そろばん」について。 私の世代は、習い事としての「そろばん」としては最後の世代ではないでしょうか。 クラスの何人かの児童がおそろいの手提げ(オレンジ色)を持っていて、それがなんだかブルジョアの匂いをかもし出しているんです。 それが幼心になんだか羨ましかったものです。 放課後、ドッジボールや缶けり、ソフトボールを楽しむ我々悪がきを尻目に「その方々」は、同じ方向を向き歩き出して、同じ一軒家に吸い込まれて行くのです。 我々はそれぞれの心に、そろばんがやりたいというよりあの高級な匂いを一度でも吸って見たいという感情が少なからずありました。 今でも習い事として成り立... »

「名刺」 の由来

なんて物騒な名前なのでしょうか。「名刺」名前を刺すと書きます。材質を考えれば「名紙」でいいと思うのですけど。これにもきっと理由があるはず。調べてみましょう。 名刺の由来名刺の歴史は、中国の唐や漢の時代まで遡るそうです。漢字だからやはり中国からのようですね。一説には漢の国の高祖劉邦が、妻を娶る際その父親に面会を申し込んだそうです。その時、名刺に「政治献金をしますから」と言うメッセージを入れて取り次ぎを頼んだのがはじまりとされているとか。軽い賄賂??メッセージについては「うんと実家を栄えさせますので、ぜひお嫁に下さい。」であった説もあるようです。当時は材質が現在と異なりました。「竹木」だったそうです。言われてみると中国らしいですね。「竹」それを削って姓名を刻んだものを「刺」といったそうです。それから名札のようなもの「名刺」と呼ぶようになったとか。なぜ刺すなのか。やはり皆さん気になっているようで... »

「新聞」 の由来

毎日毎日、追い立てられるように私は読んでおります。習慣がつけば楽しみの一つとなり、一つとばすとそこに重大な何かを逃した感覚が生まれるので外出後数日前のものも掘り起こすようにチェックします。今日は「新聞」最近はその座をネットに脅かされているようで、一月に一度は自ら「新聞に求めるもの」といった記事を見かけます。人気俳優などにインタビュー形式でその存在をアピール。(必要ない気がするけど)新聞の存在意味は?と聞かれたならばまず最初に公平性、そしてそれぞれの色やオリジナリティ、最後に地域密着でしょうかね。デメリットは・・・時間が区切られることですかね。NEWでなければならない情報が深夜であれば早朝には間に合わない。そこは何で勝負するか?それは話の掘り下げ方や記事の厚みでしょう。「他所では見れない読めない記事」我々はそれを求めている気がします。生意気なことを言わせていただけば、いかに優れた記者を囲める... »

「ネジ」 の由来

「ねじまき鳥クロニクル」は私の中で知っているけど気になるけど全く手に触れたことのない言葉のNO・1に間違いありません。これは最近話題のIQ84の村上春樹さんの作品です。私の書く文章でお分かりのように(そんなのではわからないか)村上といえば!私は村上 龍なわけで・・つまり春樹さんの作品は読んだことがない。でもこの「ねじまき鳥クロニクル」はすごく気になります。「ネジ」の持つネジレ感と「クロニクル」が持つ更なるクルクル感。それに実体を持たせるねじるわけのない鳥。タイトルだけで何を語っているのか。いい機会なのでこの作品の内容について触れて見ましょう。 ねじまき鳥クロニクルあらすじ会社を辞めて家事を営む主夫となった「僕」と、雑誌編集者として働く妻「クミコ」の生活。それなりに平穏に過ぎていったが、ある日の猫の失跡をきっかけに、あやういバランスが少しずつ狂い始める。やっぱり「ネジレ」なのでしょうか。確認... »

「バケツ」 の由来

昔の学校では悪いことをするとこれをもって廊下に立たされたそうですよ。今日はバケツ。ブリキにステンレスにプラスチック。原材料は用途によって様々。今でこそペットボトルなんてものが開発されましたが、一昔前は液体を運ぶのには欠かせない便利グッズだったはずです。 語源ほか漢字は当て字ながら「馬穴」というものがあるそうです。なるほどあくまでイメージですが、家畜の飼育などで餌やりなどに使われそうですよね。参考用途が興味深いので・・液体の運搬、ゴミの保管、水生生物の採取、生花の保存、食品の保存、運搬、調理、植木鉢やプランターの代用。そして「昔の小学校では、罰としてバケツに水を満たして持たせ廊下に立たせた」おお、代表的な使用例の最後にノミネートされておりました。感激ですね。ちなみに年配のかたのお話から。贔屓の野球チームが負けた翌日の担任教師が、階段の上から水ごとバケツを生徒に投げつけて鬱憤ばらしをしていたと... »

「こたつ(炬燵)」 の由来

今日は季節はずれ?な「コタツ」について。我が家では今の時期もリビングには健在しております。というのも最近は家具調なんて便利物も現れ、もはや通年の定番家具ともいえるのではないでしょうか。 こたつを取り上げるのに際して絶対書きたかった話があります。一世を風靡したフジテレビドラマ「のだめカンタービレ」その最初の11話のうちの一話に「こたつ」についての回があるのです。これでは、だめだだめだと自問自答しながらも「こたつ」の温もりに中毒症状を起こす出演者たち。マンションからコタツごと「のだめたち」を放り出す千秋先輩。しかし最後には自らが侵され・・・・そんな日本人なら、特に正月休みによくありがちな光景がおもしろおかしく描かれております。まだご覧になったことの無い方は必見です。 さて話を戻しまして「こたつ」の語源・由来。書きながらの想像としては「コが立つ」この字型の箱が立つで「こたつ」もしくは関連言から「... »

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