Archives 2011年12月19日 – 由来メモ

絆の由来

「絆(きずな)」 の由来

私は正直言うとこの言葉が嫌い、というか苦手です。 なんとなく偽善ぽくて自分には馴染みません。 でも3.11震災以降、日本では事あるたびに「絆 きずな」と文字が躍ります。 絆とは、断つことの出来ないヒトとヒトとの結びつき。ほだしとのこと。 この断つことの出来ないって部分が何だか重い。 無理に繋がりを持とうとしているように見えなくも無い。 そんな「不自然な、シガラミ的な繋がり」が私に馴染まないのかもしれません。 そこでスルーするところだった「ほだし」を調べてみると、 人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの。 馬の足をつなぎとめるための縄。 手かせや足かせ。   といった更なる締め付けの色が濃いのでした。 ■「絆」の由来 由来もそういった締め付けから来ていました。 絆は昔、犬や馬など動物を繋ぎとめておく綱のことをいいました。 古くは平安中期の辞書「和名抄」に、そういった意味... »